先日、雛人形を出した。
昭和30年代の御殿飾り。
数年前、嫁さんの実家を解体することになって
それ以来、嫁さんの雛人形を飾るようにしている。
小物もあるがこの2~3年は飾るのに労力がいるから飾っていない。
最近は歴史資料館などで昭和の雛人形を展示している催事が多くなってきた。
やはりあの時代のお雛さんは立派で、見ていても心が和む。
雛人形を飾ってそれを見ていると、いつもこの歌が浮かぶ。
高木麻早さんの『すりガラス』
♪使い古したギター 音色もさびて
覚えかけていた歌も 今は泣いている
何か大切なこと 忘れそうな気がして
窓を開けてみるのに 昨日がみえる
しまい忘れてた写真 ながめることもなく
書きはじめた手紙 今は泣いている
すべてやりなおそうと 心に刻んでみても
何も変わっていない 明日がみえる
つづり終えていた詩集 インクもうすれ
編みかけていたセーター 今は泣いている
やがて振り返っても 笑っていられる時と
泣いて鏡にむかう 自分がみえる
高木麻早さんの歌を聴くとやっぱり
あの頃ラジオでよく聴いた「コッキ―ポップ」を思い出す。
すりガラス 高木麻早
この曲、初めて聴きました。
同じ方だったように思いますが、
今、一人部屋の片隅で♪って
曲を覚えています。
声が似ているんですよね。
高木麻早さんの「ひとりぼっちの部屋」です。
同じ方です。
高木麻早さんは名古屋出身ということで、
東海地方のラジオにはよく出演されていました。
今回紹介した「すりガラス」
セールス的には大ヒットはしませんでしたが、
私はこの歌が一番好きです。