30代の頃、久しぶりに懐かしい人に声をかけられる。
「今、何をしている?」
「どこでどんな仕事をしている?」
「結婚は・・・?」
そういうことを根ほり葉ほり聞かれるのが嫌だった。
あの頃、大企業や有名企業に就職した人もいる。
エリートコースを歩んでいた人もいる。
早く結婚して家庭を持った人もいる。
僕みたいに地元の中小企業で働いて結婚は縁遠かった。
それぞれの生きていく中での格差があったかもしれない。
質問をしてきながら、自分の自慢話をする人もいた。
街の中での立ち話。
早く終わってくれと心の中で思っていた。
かぐや姫の『田中君じゃないか』
この歌を聴くとそんなあの頃を思い出してしまう。
こういったことも一つの人生の通り道だったのかもしれないと
還暦を過ぎた今、そんなふうに思っている。
田中君じゃないか (LIVE)
大抵声をかけてくる方は自分が人より優位なのをわかった上で
かけてくるわけで
全部が全部そうとは限らないまでも、人はげんきんなものですよね(^^)
色々言われるのが嫌で自分の部屋に逃げたりはしていたなぁ。
で、今日たまたまハラスメントに関する研修があって、
上司は部下に「いつ結婚するの?」とか、「子供はいつ?」とかは
プライバシーに深く関わる事だから、むやみに聞くべきではないと。
異性の部下や上司だと、やれセクハラだパワハラだとなってくるわけで、
世知辛い世の中になったなぁとは思いますね。
これも一種のハラスメントかも・・・。
でも聞いてくる人はそういう気持ちでないから、難しいですね。
自分はこういうことを聞かれるのが嫌だから、
他人に対してはあまりしつこく聞かないし、上から目線にならないようにはしています。
仰る通り、人はげんきんなものですね。
♪笑顔で別れたけど 後に残るわびしさ
このフレーズが心に響きます。
コメントありがとうございました。