四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

中島みゆき 『ホームにて』

2014-12-27 09:08:59 | 音楽
職場の御用納めも済み、今日から年末年始の休暇に入った方も多いでしょう。
そして故郷に帰省される方もみえるでしょう。
地元で生まれ、地元で育った僕にとって帰省というのは経験がない。

若いころ、大垣発、東京行き夜行普通列車が走っていた。
ボックスシートでイスは固かった。
年末になると、名古屋から乗っても満員。関西訛りの声が聞こえる。大垣からすでに満席なのだろうか。
老若男女、みな大きなカバンを持っている。故郷に帰るのだろうか。遊びに行くのだろうか。

今はこの列車も廃止になってしまた。年末の風景だったのに・・・。

中島みゆきさんの「ホームにて」を聴くとこの風景が目に浮かぶのです。
この歌は3rdアルバム “あ・り・が・と・う”に収録されています。
また「わかれうた」のB』面にもなっています。

初期の作品、「私の声が聞こえますか」、「みんな云ってしまった」、「愛していると云ってくれ」、「生きていてもいいですか」など、
インパクトのあるタイトルのアルバムが多いですね。
もちろんいい歌がいっぱいあります。今でもよく聴いています。


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『おやじ丼』 群ようこ:著

2014-12-26 08:58:04 | 
映画 「かもめ食堂」の原作者、群ようこさんの爆笑小説です。

本の帯に「大迷惑で、むかつくやつら。でも笑える。・・・ちょっと可愛い。
見渡せば、困ったおやじが増殖中。」と記されています。

断れない人、恥ずかしい人、勝手な人、ケチな人、臭い人、スケベな人など
12人のおやじたちが登場します。

読んでいると自分自身あてはまる部分が多数あります。
周囲から見れば僕も困ったおやじの仲間の一人でしょうか。
でもそれが、普通のおやじのような気もします。

女性からの視点から読めば、「あぁ、あんなおやじ、いるいる」と納得する本です。
ブックオフでみつけた一冊です。

映画「かもめ食堂」を観るとシナモンロールを食べたくなる変なおやじでした。


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『遠望楽観』 笠木透さんの詩(死)

2014-12-25 09:21:50 | 音楽
今朝、新聞を開いたら「笠木透さん死去」の見出しが目に入った。

フォークの歴史の中で欠かすことができない中津川フォークジャンボリー。
地元の青年たちと企画運営した方です。
また多くの歌も作っていました。

「フォークソングとは、人間らしく生きるために闘う無名の人々や弱い立場の人たちの、自分を表現する、自分で作る歌です。」
自らの理念を持って作った歌には聴くものにとってものすごいメッセージが伝わってきます。

憲法改定が話題になっていますが、笠木さんの作品に「あの日の授業~新しい憲法のはなし~」があります。
詩をじっくり読んでいると憲法改定に対して考えさせられます。

「私の子どもたちへ」という歌があります。
最初に聴いたころは独身だったのでとくに何も思わなかったのですが、結婚して子どもが生まれて改めて聴いてみるとこの歌の意味が実感しました。

♪ 生きている君たちが 生きて走りまわる土を
  あなたに残しておいて やれるだろうか 父さんは ♪

笠木さんの歌を聴いていると “自然の美しさ” が目に浮かびます。

『遠望楽観』 ~たとえ今は苦しくても悲観せず、遠くを眺めて悠々と歩いていこう~
笠木さんが作られた四文字熟語です。

苦しいことや悲しい時があったとき、これからも笠木さんの歌を聴いていこうと思っています。


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絵本 『サンタクロースっているんでしょうか?』

2014-12-24 10:34:40 | 
今日の中日新聞1面、中日春秋にも書かれている。
ニューヨークの新聞社が、サンタクロースが本当にいるのかという8歳の少女の投書に、社説で答えたものを訳した実話です。

バブル全盛の頃は派手なクリスマスだった。バブルとは関係ないモテない僕は寂しいクリスマスだった。

目に見えない夢とか希望などはいつまでも持っていたい。
百年以上もたった今も読み続けられ、クリスマスになると話題になる。

世知辛い世の中だからこそ読んでほしい一冊かもしれない。
目に見えないものを「信じることの大切さ」を教えてくれる絵本です。


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イルカ 『ボヘミアの森から』

2014-12-23 10:33:55 | 音楽
いよいよ明日はクリスマスイブですね。

クリスマスの歌やアルバムなど数多くでていますね。
クリスマス・アルバムから僕の好きなアルバムを紹介します。

イルカさんの5枚目のアルバム『ボヘミアの森から』
ジャケットのイラストも可愛いですし、1曲、1曲聴くたびにまるで絵本のページをめくっている感じです。
「ママがサンタにキッスした」や「ホワイト・クリスマス」などの定番の曲も収録されていますが、イルカさんのクリスマスに対するやさしさが伝わってきます。

表題曲「ボヘミアの森から」の歌詞から。
“ステキな贈物を もしも下さるなら
 みんなが 幸せに暮らせるように・・・”

ブログを読んでくださる方々、
ステキなクリスマスをお過ごしください。


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