時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

年末の恒例

2006-12-29 23:42:51 | 4コママンガ

 

 年末はいろいろストレスもたまりがちですね。

 


 

 

 

 

 今は障子の張替えをする家も少ないでしょうね。今では実家も張替えはしませんが、子供の頃は毎年張替えを手伝う(邪魔する?)のが大好きでした。普段は破ると叱られるのに、大掃除のときは思い切り破れますからね。

 忘年会でビンゴをやられた方もいらっしゃるかと思いますが、何か当たりましたでしょうか。ビンゴの時はたいていざわついていて番号が聞き取りにくいので、最後まで聞き漏らしのないように必死で集中力を切らさずやり続けるのは結構大変ですね。その揚句にハズレ、ではかえってストレス溜まりますよね。私はビンゴでは何か当たった試しがありません。ウチの会社は毎年東京地区全体が集まる新年会でビンゴをやっていたのですが(一等旅行券等結構商品も豪華)、数年前からビンゴはなくなってしまい、料理や酒もしだいにグレードダウンしつつあります。そのうち新年会自体消滅か?とさびしく思っています。

 会社のビンゴはなくなってしまいましたが、住んでいるマンションでは自治会が毎年夏祭りをやっていて、メーンイベントにビンゴがあります。家族の人数分だけビンゴカードが配られるのですが、今年は子供も嫁さんもめんどくさがって中庭の会場まで行かず、私が5人分のカードを持って一人でやる羽目になりました。一枚でもめんどくさいのに、片手に5枚いっぺんに持って穴を開けながら、最後まで付き合うのはかなりの集中力と忍耐力を要しました。しかし5枚もありながら結局何も当たらず、時間を浪費したむなしさと心地よくない疲労感のみを土産に部屋に戻りました。ハズレならハズレで一発で分かるくじのほうがスッキリしていいのに、とも思いますが、なかなか結果が分からない間のワクワク感がビンゴの醍醐味でしょうからしょうがないですね。

 ビンゴは当たったことが無いですが、子供達が小さかった頃、やたらにくじ運が良くて、お年玉年賀はがきの一等が当たったことがあります。一番下の息子の幼稚園の先生から来たものでした。後から聞いたのですが、先生からは連番で出されていたため、同じ組のお母さん達の間で、「ウチ一等に**番違いだったのお~!」「「えー、ウチもー!」「誰か当たったに違いないわ。誰かしら!!」と騒ぎになっていたそうです。商品はいくつか選べましたが、結局シャープのデジタルビデオカメラにしました(今ではもう壊れてしまいましたが)。嫁さんが郵便局に受け取りに行っところ、局員さん方が全員で拍手してくれたそうです。あれで一生分のくじ運を使い果たしてしまったのか、それ以来くじの当たりからは遠ざかっています。

 いずれにしろ来年は運の神様が微笑んでくれるよう、日頃の行いに気をつけたいと思っています。今年は今回が投稿納めです。つまらないマンガとくだらない駄文にお付き合いいただいた皆さんに心より感謝いたします。それでは良いお年を---


勇気を出して!

2006-12-22 23:29:53 | 4コママンガ

 


 勇気があれば人間何でも---。


 

 

 

 

 人間何事も思い切りが大事ですね。これができればオバハン道も達人の域と言えるでしょう。あるコンサート会場のトイレで実際に遭遇したことがあります。掃除のおばちゃんと思えば気にならんだろ、と言われればそうかも知れないですが、でもやっぱりちょっと---。掃除のおばちゃんの場合はあの作業服が黒子の衣装と同じ、という暗黙の了解がありますからね。

 しばらく前、朝家を出るときから何となく腹の具合がいまいちだったのですが、通勤途中でだんだん脂汗が出てきました。何とか乗り換え駅まで耐え抜き、電車を降りて階段を駆け上って改札手前の通路の一番奥のトイレに一目散に駆け込みました。中には誰もいなかったので一番手前の個室にとびこみあわてて扉を閉め、しばらくして「はあー、間に合った、とほっとしてふと前を見ると、なぜかパンストの空袋が---。

 私の脳のあちこちからクエスチョンマークが湧き出てきましたが、一瞬の後、容易ならざる事態を悟りました。「いや、まさかそんなことはない。確かに入り口を良く確認しなかったけど、パンストマニアの男がいて、男性トイレの個室でこっそりはいたのだ」、とのほとんどありえない可能性を信じたい気持ちを胸に、恐る恐る扉の透間から外を覗いてみると、案の定並んでいるはずの小用便器が見当たらないではありませんか。先ほどまでの脂汗は冷や汗に変わり、もしかするとすでに、「女性トイレに飛び込む男を見ました!」と駅員に通報されて警察官がここに向かっているかも、との思いが頭をよぎり、駅員室に連行されて事情聴取を受けている自分の姿、自宅で連絡を受けてうろたえる妻の姿、あきれた顔の上司の姿、等々が次々に頭に浮かんできました。

 しかし、たまたま誰もいないこのチャンスを逃したらもう出るタイミングを失ってしまうかもしれない、との冷静な計算も働き、呼吸を整え、勇気を出して、気合とともに一気に扉を開けて外に飛び出しました。「入り口付近に人がいたら俺の人生ウンの尽き」と思ったものの、奇跡的に入り口付近には誰もおらず、事なきを得ました。改札からかなり奥まったところにあったのが幸いしたのかも知れません。

 朝のラッシュ時にあのような危険な事態に陥りながら良く無事だったものだと、今でも思い出すだけで冷や汗が出てきます。不道徳な行為に厳しいご時勢ですので、恥ずかしい失敗で一生を棒に振らないよう、くれぐれも注意したいものです。


早く年賀状作らなきゃ

2006-12-16 01:58:06 | 4コママンガ

 


 今年も年賀状の受付が始まりましたねー。


 

 

 

 

 今年はまだ全然手をつけていませんが、以前に比べるとずいぶん手間はなくなりましたね。毎年プリントゴッコで一枚づつペッタンペッタン、部屋中に広げて乾かしながらやっていた頃が懐かしいです。今でも生き残っているんでしょうかね。ウチにはまだ捨てられずにとってありますが。

 パソコンは楽と言えば楽なのですが、毎年「えっとー、どうやるんだっけなー」となるのが難点です。プリントゴッコの時は何も悩まずに済みましたが。パソコンに付属の筆ぐるめで作っているのですが、喪中のあて先を印刷対象から除外したつもりがされてなかった等、毎年必ず何枚か失敗を出してしまいます。その度に、「あーっ、去年も同じ間違いしたじゃん!!」と自己嫌悪に陥ってしまいます。いまさら記憶力の向上は望みませんが、何とか低下を防ぐ方法は無いものでしょうかね。最近身近な人の名前もぱっと出てこないこともありますし。

 しばらく前に、会社でメールを開封せずにあとで見ようと思って別フォルダに保存して忘れてしまい、1年以上経ってから一括整理してそのまま捨てたことがありました。その後、すでに他部署に移動になっていたそのメールの差出人の女性同僚Aさんに廊下で会った際に言われました「○○さん、**頃に私が送ったメール開封しないで捨てたでしょ」。後で知ったのですが、その方は必ず受信通知つきで送信していて、開封せずに捨てた人をチェックしているとのことでした。うーん、恐ろしい---。それからはその方からのメールを受け取ると、頭に楳津かずお先生のへび女の顔が浮かんでしまうので、「面倒なので後で見よう」と思っても、忘れる前に必ずいったん開封するようにしてます。

 記憶力が悪くて損することは多いのですが、覚えていなければならないことが頭に残らない反面、覚えていなくても良いこともさっさと頭から消えてくれるのでまあ悪い面ばかりではないかな、とも思います。忘却力とも言えるでしょうか。出張中に忙しくて仕事以外の事を何も考えられなかったようなときなど、家に帰って嫁さんに話しかけようとして、ふと「何か出張前にケンカしてたんじゃなかったっけなー?」とのためらいを感じて、「うーんん---」と30秒くらい脳の記憶の扉をあれでもない、これでもない、と開け閉めして結局原因を思い出せず、「まいっか」となってなかったことにしてしまうことがあります。忘却力の効用のひとつでしょうね。

 余計なことが頭から出て行ってくれなかったら、脳の中の楽しい思い出が後悔、恨み、つらみ、ねたみ、---etc.に侵略されてしまい、歳をとってから人生を振り返った時に憂鬱になってしまうんじゃないですかね。歳とともに記憶力が衰えていくのは、もしかしたらhappyに人生を終えるよう仕組まれた自然の巧妙な摂理かも知れないなーなんて思ってます。


欲しいっ!!

2006-12-09 14:30:17 | 4コママンガ

 


誰でも欲しいものはありますよねー。

 

 

 

 

 いくらあっても欲しいものは欲しいんですよねー。心動かされるものは人それぞれですが、人には同じに見えても本人にとってはひとつひとつ皆違いますからね。

 私の子供の頃はプラモデルが大変人気があって、小学生の頃は車、軍事もの(戦闘機、戦艦、戦車等)、城、マンガのキャラクター等のスタンダードものから、カタカタ笑いながら動く夜光のシャレコウベ、これも夜光で闇の中を光りながら指を曲げて進む手首---、等のホラー調のものまでいろんなのをよく作ってました。

 当時のプラモは枠と一体成型されているパーツをひとつひとつ折り取り、やすりでバリを削り、細い接着面に接着剤をはみ出さないように慎重に塗り、最後に専用塗料を細い筆で塗って仕上げる、という手間のかかるものでした。今の子供達にはとても最後までやり抜けないでしょうね。不要な枠をローソクであぶって引き伸ばし、ゼロ戦のアンテナを作るなどという裏ワザも駆使して、友達と出来栄えを競ったものです。

 プラモは小遣いでも買えましたが、もっと高価なものではリモコンのレーシングカーが男の子達のあこがれの的でした。ウチでは買ってもらえず、コースと車が揃っている友達の家で興奮してやらせてもらっていたのを覚えています。最近はやったミニ四駆などと比べればちゃちなものでスピードも遅いのですが、車もそれぞれ個性があって、何より自分でリモコンで操作する、というのがとても新鮮でした。

 女性がブランドもののバッグや洋服に心動かされる気持ちも良くわかります。近所は女の子ばかりだったので、小学校に上がる前はよくいっしょに着せ替え人形でままごとをしてましたので。私はブランド信仰は特にありませんが、本物はやはり心を引き付けるものを備えていますしね。男物でもネクタイ、靴、カバン等、ブランドの本物は気持ちを引き締め、仕事の質も高めてくれるように思います。満員電車でぐちゃぐちゃになるので普段用にはとても買えませんが。

 ボーナスは出ましたが、嫁さんはまだ何も「買ってー」とは言って来ません。現実を良くわきまえた良い女房と感謝しています。一度家族全員に「欲しいものは何でも買っていいぞー!」と言ってみたいものです。


つわもの列伝

2006-12-03 00:14:04 | 4コママンガ

 

 

温泉って日頃のしがらみから開放されてほんとにリラックスしますねー。

 

 

 

 

 

 たまには顔も開放してあげると喜ぶんじゃないかなーと思う方も時々いますね。会社でもデパートの化粧品売り場のお姉さん並みに毎日気合の入った方から、素材そのまま無添加無加工、と思われる方までいろいろです。手をかけている方々は朝のお手入れ大変でしょうねー。もっとも通勤時間の有効利用ということか、毎朝電車内で入念にお手入れされている方もいらっしゃいますが。

 車内の化粧をはじめて見たときは、なんか見てはいけないものを見てしまったような、こっちが恥ずかしい気持ちになってしまいました。何度見てもあれは違和感ありますね。なるほど、ああいうプロセスでするのかー、とこれまで知らなかった知識は得られましたが---。まつげをあの道具(名前が分かりません。なんというんでしょうかね。)ではさんでウニィっと上に持ち上げるところなどは、揺れたりして下手すると全部抜けてしまうんじゃないかなーとか他人事ながら心配してしまいます。

 私は毎日始発電車で座っていくのですが、いつも真っ先に座席を確保して、念入りにフルコース(かどうか良く分かりませんがたぶん)で手入れをしているお姉さんがいます。ある日私がいつものように座って発車を待っていると、そのお姉さんがたまたまいつもよりちょっと遅れて乗り込んできました。そのときにはすでに満席でしたので、お姉さんはしばらく恨めしそうに座席を眺め回した後、仕方なくバッグの取っ手を腕に通し、私の前に吊革を持って立ちました。今日は残念でしたねー、と同情しながらも、せっかく確保した席なので、譲ってどうぞ心ゆくまでお手入れください、と言うほどの義理もなし---。と思っていると、お姉さん、しばらくしてバッグの中をゴソゴソ---。

 ん、まさかこの体勢で---、と思う私の常識を軽く超え、お姉さん、左手のひらと親指でコンパクトを持ち、他の四本の指で吊革につかまり、バッグを腕に通した右手で、動き始めた電車の揺れにも動じず、step1からきちんと手を抜くことなく、いつも通りこなしていました。安易な妥協を許さない初志貫徹の心構え、大したものです。仕事の方もこの調子でやれば成功間違いなし、とその根性に感動にも似た感情を覚えました。私の頭の上でパタパタやられると粉が落ちてきそうで気が気ではありませんでしたが。

 中央線から乗り換える丸の内線にもつわものがいて、ぎゅう詰めの車内で、一番先頭の運転席の壁の手すりと自分の体の間ににバッグをはさみ、押されようが揺れようが器用にマスカラを塗っています。うーん--、すごい、としかいいようがありません。全国にはまだまだつわものがいることでしょうね。揺れる車内化粧チャンピオン大会があったらあのお姉さん達いいとこまでいくだろうなー。