時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

夏本番

2008-07-27 22:33:50 | つなぎ

 夕べは八王子の花火大会でした。隅田川に比べたらぐっと内容は落ちますが、何と言っても空いていて、芝生のグラウンドにシートを敷いて飲んだり食べたりしながらゆったり見られるのが魅力です。

 一応写真も撮ろうと思ったんですが、花火の前にいろいろ用事があってカメラを忘れて撮れませんでした。八王子の大会は花火の大きさも数も少ないですが、打ち上げ場所の間近で見られるため(ほとんど真上)、地味ながらも結構迫力はあります。

 今日も天気は不安定でしたが、昨日も夕立が来そうな来なそうな、不安な天気だったのでなおさら空いていたのかも知れません。打ち上げが始まってもスペースはまだまだ空いていました。

 花火の前には一番下の息子の夏休みの宿題の美術館鑑賞(感想文+模写)につき合わされ、八王子夢美術館のタツノコプロの世界展に行ってきました。

 昨年も同じ宿題で同じく八王子夢美術館でますむらひろし展を見たのですが、こういう良質のマンガやアニメの原画やスケッチ、絵コンテ等はとてもきれいで魅力的ですね。やはりオリジナルの絵からは、作者のエネルギーが直接感じられる気がしますね。

 タツノコプロのアニメは私も良く見ていましたので、「宇宙エース」、「マッハGoGoGo」、「おらあグズラだど」等々懐かしいアニメの原画がいっぱいあって、ついつい私のほうが夢中で見て回ってしまいました。

 私はみなしごハッチやガッチャマン、タイムボカン世代ではありませんが、同プロダクションのアニメはどれも皆優れたものばかりですね。これからもどんどん良いものを生み出して欲しいものです。

 昨日はそんなわけで全然運動できなかったので、今日はまたまた懲りずに高尾山に自転車で行ってきました。われながら良く飽きないものだと思います。定年後は高尾山千日回峰行でもやってもみましょうかね。

 今日は1号路往復でしたが、今はヤマユリと桔梗が真っ盛りで、薬王院周辺は特に、あちこちでヤマユリの香りが漂っています。森林浴+花の香り浴でとっても気持ちいいです。

 いつもより少しゆっくり歩いたので帰りが2時前と少し遅くなりましたが、シャワーを浴びてサントリーの金麦を飲みながら天ぷらそばを食べました。テレビではちょうど高校野球の北神奈川大会決勝(東海大相模-慶応)が佳境に入っていました。

 いつもどおり昼寝しようと思っていましたが、リードされていた慶応が終盤に追いついて延長戦になったため席を立てなくなり、結局最後まで見てしまいました。最後は慶応の粘り勝ちでしたが、気力のぶつかり合いの接戦でいい試合でした。

 以前長男の学校が夏の地区予選で準々決勝まで進み、家内と一番下の息子と横浜スタジアムまで見に行った事が思い出されました。

 その時の相手は東海大相模で、息子の学校は大差で負けてしまいましたが、何事によらず全力で取り組む姿は感動を与えますねー。

 東海大相模は強いのになぜか夏の大会は運に見放されていますね。選手達は悔しいでしょうが、あれだけ全力を出し切れば悔いはないでしょう。一生きらめく思い出となることと思います。運動オンチの私としてはうらやましいです。


夏の楽しみ

2008-07-21 18:53:10 | つなぎ

 この時期早朝から自転車で高尾山に行って一汗かいて、昼前にはうちに帰ってビール(本物でなく第三のビールですが)を飲みながら昼飯を食べて昼寝する、というのが私の楽しみの一つです。

 昨日はちょっと出遅れて7時半頃家を出て(早朝ではないですね)、ひと登りしてきました。高尾山口の駅までは家から30分程度。自転車の場合は駐車場の心配がないので、たいてい表の高尾山口の駅前ガード下駐輪場に止めて登ります。

 表のコースはメインの1号路から6号路までいろいろありますが、私の一番好きなのは沢沿いを行く6号路。夏の朝は特にひんやりしてとっても気持ちのいいコースです。昨日は連休中日ということで、駅に着いた頃にはすでに駅前からリフト・ケーブルカー駅まで銀座状態でした。

 5月の連休に来た時には6号路の途中が大渋滞して(途中やっとすれ違える程度のボトルネックがあるので、5分以上位前にも後にも動けない状態)エライ目に合ったので、ちょっと心配したものの、昨日は5月の連休ほどではなく、幸い渋滞はありませんでした。


6号路途中の道

 ミシュランの三ツ星をもらってからというもの、ホントに人が増えてちょっと参ってます。特に外国人(欧米人のみならずアジア人)がとても増えた気がします。

 6号路は途中に沢の中の飛び石を渡って登る部分があり(写真下:ちょっとわかりにくいですが、道のように見えるところは沢で水が流れています)、この辺が6号路の一番気持ちいいところです。

 山頂からは秋から冬にかけては富士山が良く見えますが、春や夏はまず眺めはダメですね(写真下:最近整備されてきれいになった展望台)。

 下りは1号路を下りましたが、これはほとんど車道同様で、実際薬王院のお坊さん達や茶店の車が上り下りに使っています。

 数年前に早朝に頂上まで登って、茶店の前で「さー、頂上だぞー」、と思ったところに茶店の軽自動車が「プルルルー」、と山頂まで登ってきたのを見たときは、何か興ざめしてしまいました。

 まあリフトやケーブルカーがあるとは言っても、山頂まではまだそれなりに距離がありますし、茶店の方々も毎日登って来る訳には行きませんよねー。

 途中薬王院の参道にはアジサイがまだかろうじて咲いていました(写真下)。

 ケーブルカー山頂駅付近にはTBSの車が止まっていました(写真下)。最近テレビでもやたらに高尾山特集をやってますが、また似たような番組の撮影でもしていたんでしょうかね。

 家までの帰りの途中、スーパーでお土産にスイカを買って帰りました(1/6切×2。自転車ではちょっと重かったですが。)。コストはお茶とミネラルウォーターのみでとっても安上がりな道楽ですが、つくづく幸せを感じますねー。


感謝の気持ちで...?

2008-07-20 22:42:04 | 4コママンガ

 

 


梅雨も明けて夏本番ですねー。

 

 

 

 

 

 今年の梅雨はあんまり梅雨らしくなく、湿度による不快度はそれほどではなかったように感じましたが、暑さはしばらく前から本格的になっていましたねー。

 先週は木曜日に大阪に日帰り出張でしたが、新大阪で新幹線を降りたとたん、「おわっ、何じゃこりゃ!」というような熱風が渦巻いていました。地下鉄で淀屋橋まで行って、そこから15分ほど歩いて午後からの業界のセミナーの会場まで行ったのですが、フライパンの上を歩いているようでした。

 大阪から単身赴任していて毎週大阪に帰っている同僚から、「大阪は暑い」とは聞いていましたが、やはり東京とはだいぶ気候が違うようですねー。

 大阪市役所前の歩道ではディズニーランドのようなミスト散布装置が霧を噴き出していましたが、その下を通っても全く効果はなく、通りがかりの人達は皆、「全然涼しくないやん!(だったかどうか、大阪弁は良く分かりませんが)」と不満を言いながら歩いていました。

 セミナーは13:30からで時間は十分余裕があったので、昼飯は淀屋橋まで行ってからそば屋でゆっくり好物のもりそばを食べようと楽しみにしていました。しかし駅を出てから周りを見渡してもそば屋は見当たりませんでした。

 東京にいると、駅周辺や繁華街、オフィス街には必ずそば屋があるもんだ、との常識が頭にあるので、「大阪の人達はそばが嫌いなんだろうか?」と、不思議に感じました。

 焼けるような日差しの中、「これだけの街でそばが食えるところがないはずはない」と思いながら会場まで歩きましたが、結局そば屋は見当たりませんでした。会場の中は良くクーラーが効いていて、地下には食堂もありましたが、そこにもそばはありませんでした。東京なら必ずメニューにあるものですが。

 いったん食べたいと思ったものが見つからないとなると、益々食べたくなるのが人情。「こんなはずはない。まだもう少し先まで行けば必ずそば屋があるはずだ」、との期待を胸に、またうだるような外に出て、周囲を歩いてそば屋を探しました。

 しかし結局そば屋は見つからず、暑さでさすがにまいったので、とうとうそばはあきらめました。他に特にこれと言って食べたいものはありませんでしたが、途中うなぎ屋の看板の「サービスうな丼800円」、が目に付いたので、「まあいいか」とうなぎにしました。

 しかしこのサービスうな丼、大はずれでした。出てきたどんぶりのふたを開けてみると、ご飯の上には尻尾の先の10数センチくらいを半分にしたふた切れがちょこんと乗っているだけでした。


サービスうな丼800円
(漬物がたくあんでなく奈良漬なのが関西風です)

 東京の1000円以下の並うな丼の相場から考えて、「いくら800円のサービスうな丼でもこれはないだろ」と思いつつ、「もしかしたらうなぎ自体は上等で味はいいのかも知れない」とのかすかな期待を持って一口口に運びました。

 しかし、味の方も「??」で、しかも隣の席のオジサンがタバコを吸い始めるし、急いでかっ込んで早々に店を出ました。

 食文化の違いはあるのかもしれませんが、ちょっと(大いに)不満の残る出張でした。今度大阪に行く時はたとえ昼飯と言えどもよく調べてから行きたいと思います。関西はやはりうどんの方が主流なんでしょうかね。

 マンガと全然関係ない不満の話になってしまいました。高尚な「感謝の気持ち」のテーマで書こうと思ったのですが...。たとえ小さなうなぎのしっぽでも、感謝の気持ちを持って食べれば、...でもやっぱりくやしいですね。大阪にもうまくて良心的なうなぎ屋はきっとあるはずですが。まだまだ人間修行が足りません。


車は大事に

2008-07-13 16:14:35 | 8コママンガ

 

 


 昨日に引き続き依頼により描いたものです。

 こちらの題材は「廃車・事故車買取」でした↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちらの方も昨日のものと同様に同じサイトでご利用いただいています

 私も車はこれまで何度もぶつけてます。社会人になって初めて中古でカローラクーペを買って以来、嫁さんの持参車を含めて今のワンボックスで4台目ですが、全てどこかしらぶつけました。その他以前仕事で数ヶ月間九州でホテル住まいをしていた際に乗っていたレンタカーも、ぶつけました。

 全て自損で壁や柱などにちょっとぶつけた程度で、人にも自分にも怪我につながるような重大事故はありませんが。中古の安い車ならまだいいですが、新車で買ってまだきれいなうちの車をぶつけた時のあの気持ちはなんとも言えないですねー。

 自分でぶつけないまでも、マンションの駐車場に止めていると結構いたずらや不注意で被害があります。今の車も新車のうちはやはり心配でしょうがなかったですね。

 いつしかドアの両側に細かい傷やへこみがいくつかできていて、また自分でもドアの下部をぶつけてからは、あきらめてあまり気にならなくなりましたが。高い金を出して心配の種を買っているようなもので考えてみればばかばかしいですね。

 昔始めてアメリカに出張に行った際に最初に驚いたのは、おんぼろ車が多いことでした。日本だったらとうに廃車だろうなーというような車がぞろぞろ走っていて、やはり車に対する感覚が違うんだなーと感じました。日本では車はいつもきれいにしておかなくては世間体が悪い、というような感覚があるんじゃないでしょうかね。

 マンガを描くにあたって廃車・中古車買取サイトをいろいろ見てみましたが、日本では廃車にするしかないような車でも、海外に輸出して工賃の安い現地で修理して、現役で乗り続けていたりするようです。

 最近はエコばやりですし、日本でも最近はそんなに頻繁に買い換える人は少なくなっているようですね。皆手入れをしながら、多少見てくれが悪くなってもデザインが古くなっても、大事に乗っていけば資源の無駄遣いも減らせるんじゃないでしょうかねー。車のメーカーは困るでしょうが。


オークションの醍醐味は

2008-07-12 15:35:39 | 8コママンガ

 

 


 先日あるところからマンガ作成の依頼を受けたため、そちらの製作でこちらの更新に手が回らず、またしばらくサボってしまいました。

 自分のブログに載せるだけなら、ヘタだろうがつまらなかろうが誰からも文句は言われませんので気楽ですが、人様のために描くとなるとやはり気分的に全く違いますねー。

 依頼は「カーバイキング」という関西のクルマ関連のポータルサイトの運営会社からでした。

 「オークション代行」という題材でということで、悩みながら描いたのが↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どこかで聞いたような安易な駄洒落ネタでお恥ずかしいですが、「あるテーマでメッセージとオチも盛り込んで、となるとなかなか簡単ではないですね。4コマでは難しいので8コマにしました。

 一応ボツにはならず同サイトでご利用いただいていますが、改めて見ると「あーすれば良かった、こーすれば良かった...」、とあらばかり目につきます。しかし何にしろ、自分のつたないマンガでも多少なりとも人様のお役に立てれば、大変ありがたいことです。

 最近はオークションばやりですが、私は利用したことはありません。会社の同僚達は良く何だかんだ売ったり買ったりしているようですが(うちの息子達も)。

 “オークション”というと、昔は美術商や大金持ちがやるもの、という印象がありましたが、ずいぶん身近になりましたね。私も機会があれば出品して醍醐味を味わってみたいですが、部屋を見渡してもこれと言って出せるようなお宝はないですねー。車もオークションに出せるようなしろものではないですし。

 製作依頼はもう一本あったので、それはまた明日にでも。