時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

会議の進化

2007-05-26 01:43:25 | 4コママンガ

 

 


最近は会議のやり方も進化しましたねー。

 

 

 

 

 

 海外とのテレビ会議(あちらはビデオ会議と言ってますが)がようやく一般的になり始めた当時は、勝手が良く分からず、姿が映るからにはきちんとした格好をしなければならん、との部長命令のもと、きちんと上着を着て会議に臨んでました。回を重ねるごとにだんだんラフな格好になっていきましたが。

 出張費削減のため国内の他事業所ともできるだけテレビ会議で済ますように、とのお達しが出て以来社内の事業所どうしのテレビ会議も多くなり、また国内2拠点と海外12拠点を繋いだ3元、4元会議というのもあります。こうなるとさすがに相当混乱しますね。面と向かっての会議なら、相手方に聞かれては困る内輪の内緒話をひそひそ声ですることもできるのですが、テレビ会議だとそうは行きません。

 以前東京、国内の他事業所と海外取引先2箇所の4元会議をした際、事前の打ち合わせが不十分で、事情をよく理解できていない他事業所の参加メンバーのA君が、相手側には秘密にしている事をぽろぽろと漏らし始めてしまいました。

 普通の会議なら足を蹴飛ばすなり後ろから小声で注意するなりできるのですが、それはしようにもできません。東京サイドの私の上司は私に、「彼は何を言ってるんだ!あれ秘密だろ」、と私にイライラをぶつけるのですが、私もジェスチャーで伝えるわけにも行かず、どうにもなりませんでした。

 ついに私の上司はキレて、「向こうは日本語分からんよな!」と言ってA君!***は言っちゃダメ!」と大声で叫んでしまいました。相手方はきょとんとしてましたが、中には日本通で日本語もある程度わかる、という人がいないとも限らないので、かなり危険な行為です。

 私の上司はこの件に懲りて、それ以来A君の部署を含めたテレビ会議を海外とやる場合は、私がその事業所までお目付け役として行かされることになってしまいました。まあテレビ会議ができて以来その事業所(山口県の海の近く)に行くこともなくなっていたので、時々行く位は気晴らしになっていいんですがね。

 画像は最近はだいぶ良くなったとは言え、やはり普通のTV番組のようにはいかず、人数が増えると誰がしゃべっているのか良くわからなくなってしまいます。はじめはものめずらしくて皆喜んで参加していたテレビ会議も、そのうち「お互い顔が見えてもうれしくも何ともないな」、ということになり、今では予約等の面倒がなく、機械を持っていけば電話端子さえあればどこでもできる電話会議の方が主流になってしまいました。

 ただ電話会議も、たただでさえ英語がよく分からんところに声だけなので、誰がしゃべっているのか余計にわけがわからなくなってしまいます。さらにはあちらの方は自宅の電話から参加するメンバーも結構いるので、後ろで子供が騒いでいたりして、どうもいまいち気が抜けることも多いですね。

 電子メールにしてもテレビ会議にしても、入社当時は想像もできませんでした。数年もしないうちにまたもっと技術革新があって洗練された会議ができるようになるんでしょうね。進化についていくのが大変です。


言葉遣い

2007-05-19 14:12:30 | 4コママンガ

 

 


今の子供や若い人たちの言葉遣いに関しては相当違和感がありますねー。

 

 

 

 

 

 もっとも私の子供の頃も大人から見れば同じことだったかと思いますが。

 でも最近の会社の若い人たちの間では語尾上げ疑問調や“~とかぁ”、“~みたいなぁ”、などの言い方は多少減ってきたように感じます。バブルの頃と違って、就職氷河期を経て皆それなりに自覚を持って社会に出るようになってきたからでしょうかね。でも“ワタシ的にはぁ”はまだまだ健在ですね。何が起源なのか知りませんが、初めて聞いたときはとっても気持ち悪かったですね。今でもやはり慣れません。

 まあ世代ごとに育つ社会環境が皆異なるので、普段の言葉遣いが違うのは当然と言えば当然でしょうが。話し言葉だけでなく、書き言葉の環境もワープロが出て以来全く変わってしまったので、これは世代にかかわらず文体や思考経路自体にも少なからず影響しているんじゃないかと思います。私自身も大きな影響を受けています。

 原稿用紙やレポート用紙に書くのと違って、ワープロだと書いている途中の変更や組み換えが自由なため、以前と比べて考えのまとまる前にどんどん書き進めていくようになってしまいました。昔は書いた後でちょっとここを変えたい、と思っても誤字脱字程度でない限りまたページの最初から書かなければならないので、全体の構成を良く考えて、個々の文も慎重に書いていましたが。

 でも今は適当に書きながら考え、あっちこっち切り貼りして全体の構成や言い回し等を大雑把に整えていき、最終的に全体を推敲して完成、というプロセスをとっています。仕事の文書作成はこれできわめて楽になりましたが、書き出す前にじっくり考えることがおろそかになってしまったように思います。

 私はどちらかと言うと仕事上しゃべるより文章を読んだり書いたりする方の比率が高いので、書くときの思考プロセスがこのようになってから、しゃべる時の思考回路も影響されているような気がします。頭の中でよく整理してからアウトプットする、という訓練がおろそかになっているためか、話し始めた後で、しゃべっている私自身がなんだか混乱してきてしまう、とういうことが多くなったように思います。ワープロのネガティブ面ですかね(単なる老化か?)。

 ワープロのネガティブ面と言えば、月並みネタですみませんが会社で実際にあった変換ミス3例:

①他の会社の男性から同僚の女性に来たメール

「...ぜひ情報股間をお願いしたく...」

→情報交換です。同業他社どうしで開発品の状況の情報交換をするため時々相互に訪問しあうのですが、その打診のメールでした。セクハラになりかねませんね。

②同僚に来た挨拶状の封筒の宛名

「**株式会社**部**乱闘課長***様」

→担当課長です。TRはキーがとなりなので手が滑ったのでしょうかね。受け取った同僚は乱闘課長とは正反対のタイプでした。

③会議の通知

部門懲戒のお知らせ」

→部門長会です。誰か大きなヘマをしたのか、と思った人もいたかもしれません。

気をつけたいものです。


決断力

2007-05-12 02:24:58 | 4コママンガ

 

 


優柔不断は自覚してます。

 

 

 

 

 

 私は決断の早い方ではありません。以前も書きましたが、買い物でもさんざん迷って買い逃すこともしばしばです。人生の節目の決断もやはりどちらかというと慎重派ですね。

 今日(もう昨日ですが)の会社帰りに、GWに見損なった「ロッキー・ザ・ファイナル」を遅ればせながら見てきました。新宿の映画館で8時からの回でしたが、この回だけ料金も1,300円に割引でちょっと得した気分でした。

 映画の中でロッキーは息子に反対されながらも再びリングに立つ決断をします。ロッキーももういい年のしょぼくれたおっさんなのですが、胸に秘めた熱い思いは冷めきってはおらず、悩んだ末に世間の目よりも自分の本当にしたいことを優先すべきとの結論に至ります。いくつになっても自分を信じて何かを追い求めていく姿はやはりかっこいいですね。

 お話は何の驚きも仕掛けもなく想像通りの展開とラストなんですが、やはりぐっと来るものがありました。自分のもうひとつ燃えきれていない不完全燃焼感や、思うようには育ってくれずに言うことを聞かない息子達への思いとも重なり、のめりこんでしまいました。

 実は公開前に嫁さんが近くの映画館の試写会に応募して当たった2名さまご招待のはがきがあって、いっしょに行こうと言われていたのですが、嫁さんとは行かずじまいになってしまいました。試写会は結局高校生の次男が一人で行ったのですが、感想は「まあまあ」。「ロッキーに比べてうちの親父は・・・」と思ったであろうことは想像に難くありません。まあ高校生の人生経験じゃまだわからんよなあ。

 嫁さんと行くのを躊躇したのは招待日時が平日の夜だったこともありますが、最大の理由は私が涙もろくてロッキーは涙なしで見られないことでした。そういう心配のない映画(スターウォーズ、パイレーツオブカリビアンetc.)は嫁さんと子供連れで良く行くんですが。私にとってはロッキーはやはり特別な映画のひとつで、上映前の明るい館内でテーマ曲のメドレーが流れ始めた時から、ロッキー1のクライマックスのシーンが思い出されてもうすでに涙ぼろぼろでした。もちろん上映中の試合のシーンでも。

 館内の観客は私と同年代かちょっと若いくらいのサラリーマン単独と若者数名のグループ(男女)20数人ほどでしたが、終了とともにあちこちから拍手が鳴り響き、涙を拭きながら拍手してた人も少なからずいました。映画館であんなに拍手があったのは初めての経験でした。今回のロッキーは評判が良いようですが、やはりロッキーの姿勢に共感を覚える人が多いのでしょうね。

 今日は本当は昼飯の話を書こうと思ったのですが、マンガとほとんど関係なくなってしました。ついつい映画の余韻が強かったもんで。


いかに過ごすかGW

2007-05-04 12:02:25 | 4コママンガ

 

 


今年のGWは天気には恵まれてますねー。

 

 

 

 

 

 でももう子供らは一緒に遊んでくれるような歳ではありませんし、家族全員で出かけることもなくなりましたね。昔は「好きなお菓子買ってあげるから」、でいくらでも山についてきてたんですけどねえ。

 長男はおとといから天文部の合宿で山梨で星の観察で、次男は今日から友達のところに泊まりがけで遊びに行ってます。かといって下の息子もいるので夫婦だけで旅行、という訳にも行かず、このGWは家で過ごしてます。

 先月書いたようにあるe-ラーニング(大前研一さんの問題解決講座)の受講中のため、その勉強に追われてマンガ描きの時間があまり取れないのがちょっとつらいところです。他にも読みたい本や英語を始めいろいろ勉強したいこともあるので時間はたっぷりあるようであっという間に過ぎてしまいます。

 でも家にこもってばかりでは精神衛生上よろしくないので、せめて一日だけはと、月曜日にいつもの小仏城山に行ってきました。天気は最高で暑くもなく寒くもなく、頂上ではまだだいぶ残っていた桜の花吹雪の下で弁当を食べ、十分満足した一日でした。この裏高尾が私のホームグラウンドですが、他にも五日市、奥多摩、道志、丹沢、など季節や気分に合わせた近くの山歩きの場所には事欠かきません。

 また山まで出かけなくても、このマンション周辺の丘陵でもイノシシや蛍(住宅公団が放虫したものらしいですが)もいて自然観察会のできるようなコースがいろいろあります。ニュータウンとして開発される前はもっと自然豊かな山林だったようです。GW中も毎日夕方に欠かさずこれらのコースをウォーキングしてます。

 ほとんど別荘地のリゾートマンションみたいなものなので、特に大変な思いをして遠くに出かけなくても、いつでもたっぷり自然に触れられてとても便利ですね。世の中の人は大きく分ければ都会派と郊外(田舎を含め)派に分けられるかと思いますが、私は断然郊外派ですね。ホントの山奥で田舎暮らしをしたいとまでは思いませんが。

 私の価値観からすると都心のマンションよりこちらの方が高くてもおかしくないように思うんですがねえ。