近頃はなんでも3Dですねー。
映画もテレビもゲームもみんな3Dばやりですが、まあテレビの白黒からカラー、またはブラウン管から薄型液晶への進化に比べたらインパクトは小さいような気がします。うちもようやく1月の終わりに40型液晶テレビを買いましたが、まあ3Dは必要ないなー、ということで2Dで録画機能も何もないもっともシンプルなのにしました。
去年からずっと調子が悪かったリビングのソニーのブラウン管テレビが、とうとう末期状態(スイッチを入れてから画面が出るまで1分以上)となり、しぶしぶの決断でした。まあ値段も数年前から比べたらはるかに安くなっていますし。いろいろ迷った末に音声が決め手でシャープのAquosにしましたが(他メーカーのは音がこもって聞きにくい)、映像はどこのメーカーのもブラウン管に慣れた目には驚異的にきれいですね。技術の進歩に感心しました。
先日の地震の際は買ったばかりのテレビが心配でしたが、幸い100円ショップの荷物ベルトでしっかりテレビ台にくくりつけていたおかげで、びくともしなかったとのことです(家にいた次男の話)。まあ被災された方々に比べたらテレビくらい何ということはないでしょうが。地震・津波の復興も原発処理も難航しているようですが、1日も早く落ち着いて欲しいものです。
地震の時は会社のオフィスのある階から上の階に階段で移動中でしたが、手すりにつかまっていないと立っていられないほどの揺れでした。子供のころから地震には慣れっこになっていて、少々の揺れでは全く気にならないのですが、大きな揺れ幅と継続時間の長さにびっくりしました。。幸い会社も自宅も特に人的・物的被害とももなく、ホッとしました(家は本棚の本やがらくたが崩れて片付けが大変でしたが)。当日は自宅が小金井あたりまでの同僚は霞が関から歩いて帰りましたが、八王子はさすがに歩いて帰るわけにもいかず、会社で朝まで過ごす覚悟を決めました。
しかし夜中になって丸ノ内線と京王線が動いているというので、行ける所まで行って、万一途中で止まったら朝まで歩く覚悟で会社を出ました。予想に反して地下鉄も京王線もそれほど混まずに順調で、無事2時半過ぎには八王子に着けました。最寄駅までは行けなかったので40分ほどは歩きましたが。
それにしても自分が勤めている間にこんな事態が発生するとは思ってもいませんでした。災害は忘れた頃にやってくる、とは言いますが、ホントに油断大敵ですね。今は災害対策品はどれも品薄ですが、落ち着いたらきちんと用意したいと思っています。
停電も混乱がありますが、まあこれも避難所の方々に比べたら全く何てことはないかと思います。おととい帰ってきたときには八王子の町は駅を除いて全面停電でしたが、星がとってもきれいでした。停電が終わらないうちにと急いで家に帰って、外階段を最上階の14階まで駈け登り(エレベーターは使えないので)、しばらく真っ暗な八王子の街の夜空を眺めてみとれていました。残念ながら十分堪能する前に停電が終わり、明りがついてしまいましたが。計画停電が開始されてから夜の停電は初めてでしたが、たまにはみんな節電して昔のようなこんな夜もいいんじゃないかなー、と思える晩でした。