時に4コマブログ 『この世はパラダイス』

世の中いろいろありますが、ココロはいつも夢幻郷。

志高く

2007-03-31 10:53:20 | 4コママンガ

 

 


思い込んだら試練の道を・・・

 

 

 

 

 都知事選は二癖も三癖もある老獪なオジサマ達の戦いになってますが、来月告示の市議選は若い新人候補も多いでしょうね。市民のためにリスクと苦労を厭わず立候補する心意気は見上げたもんです。がんばってもらいたいですね。

 選挙情報を調べようと思ったら、YAHOOの選挙サイトに落ちこぼれの若者が市議選に挑戦する選挙マンガがあったのでついつい全部読んでしまいました。マンガですから大きく誇張されていますが、政治に限らずどんな仕事でも高い志と熱い思いは失わないでいたいものです。

 短い選挙運動期間中の限られた情報から人間の本質を見抜くのは難しいですが、このご時勢、高い道徳観を持った人に当選して欲しいですね。

 道徳と言えば、小中高で道徳を正式科目とすることが政府の教育再生会議で決まったと、昨日のニュースでやってましたね。正式科目になると算数や体育と同様に成績もつくそうです。道徳ってどう評価するんだ?とちょっと調べてみましたが、難しくてう~ん、でした。

 私の小学校(中学もだったか?)の時は、一応時間割には週1コマだけ道徳の時間はあったような気がします。ただ道徳の授業を受けた覚えはなく、学級会だか何だか他のことをやっていたんだったか、記憶は定かではありません。教科書だけは毎年もらっていましたが、多くの人はほとんど読んでなかったんじゃないかと思います。

 しかし私はなぜか道徳の教科書が一番好きで、教科書の束をもらうと真っ先に読んでいたように記憶しています。短編小説集のような感じで面白かったですね。お話はほとんどすべて忘れてしまいましたが、ひとつだけすごく印象に残っている話があります。

 小学校の教科書だったか中学のだったか忘れましたが、ある人が自作の俳句(詩だったか?)を大家の先生に見てもらうべく訪問したところ、先生はその作品は見ずに外に散歩に行き、黙って後をついてきていた男が河原(道端だったか?)にいたスズメ(他の鳥だったか?)に小石を投げるのを見て、黙って家に帰ってそのまま作品は見ずに男を帰した、というものでした。

 私は詩や作文、美術、音楽等、学校での芸術全般は全くダメでしたが、どんなものにしろ芸術作品には作者の本質がそのまま表れてしまうということだけは理解できました。マンガも芸術の範疇かどうかは別として、例外ではないですね。

 このブログを始めた時も、自分のすべてをさらけ出しているようで、落ち着きませんでした。まあどう取り繕ってもこれ以上でも以下でもないので、開き直って続けたいと思ってますが。誰に見られても(何十年か後の自分も含め)恥ずかしくないよう、もっと人間に磨きをかけていかなきゃいけないなーなんて思ってます。


登場人物紹介

2007-03-27 00:15:03 | 登場人物紹介

 

 この辺でとりあえず4コママンガの主な登場人物(まだ名前はありません)の紹介をしておこうかと思います。

 家族構成も近所の住人も会社の上司同僚の構成も、すべて実際とは直接の関係はありません。私は実際には息子が3人いますし、皆もうこんなかわいい歳ではありません。

 自分のこれまでの生活の中で、この頃で時間が止まっててくれれば良かったのになー、という近過去をベースにした、ちょいノスタルジックフィクションです。だもんで気分と都合により、今後設定も変わっていくかも知れません。いーかげんですね。登場人物が増えたら適当に付け加えていきたいと思います。

 

 

 <登場人物>

 


悩みは尽きず・・・

2007-03-24 09:42:50 | 4コママンガ

 

 

 

また終業式の季節が来てしまいましたねー。


 

 

 

 

 いつもながら子供の通知表には悩まされますね。全く悩まされない親も中にはいるんでしょうが---。

 私はどちらかと言うと、「まあ成績が良かろうが悪かろうが、人生何とかなるもんだ」の口ですが、嫁さんはやはり大変気にしており、きちんと言葉でフォローするようにいつも言われます。でもいつも何と言ったら良いものか困って、「まあしっかりやれや」程度がオチですが

 中学でオール1でも後々勉強に目覚めて高校の数学の先生になった宮本さんのような方もいるんで、あまり一喜一憂してもしょうがないと思うんですけどね。自分もダメなものは全くダメでしたし。

 ただ「しょーがない」で済ませてしまうと何事も進歩がないんで、やはりダメでも腐らず前向きに取り組み続けることは必要でしょうね。後々何かのきっかけで急に伸びるようなこともあるようですし(私はあんまりそういうことはなかったですが)。

 とは言え、厳しい評価を受けたら落ち込むのは人の常。学校を卒業して社会人になってからも同じで、会社でも厳しい査定を受けた時はなかなか明るい気分にはなれません。来週も人事評価面接がありますが、今年度はあんまりたいした成果もないのでちょっとユーウツです。

 サラリーマンは最後まで成績に悩まされるのが宿命ですね。しかも成績の上下は収入に直結。まだ年俸制にまではなっていませんが、成果主義で年度初めにコミットした目標の到達度をしっかり査定されます。厳しいさだめですが、フェアと言えばフェアな世界です。

 でも学校にしろ会社にしろ、成績の良し悪しはともかく、皆どこかしらいいところはあるはずで、それをきちんと認めてほめてあげることは大切ですね。素直に褒められるくらいなら苦労はないんですが。どうしてもぎこちなくなって、とってつけたようになってしまいます。しかるのはもっと難しいですが。

 まあ人をほめて損することはありませんし、人間関係円滑化のためにも、勉強や仕事に限らず何事もほめ殺しにならない程度にほめていけるよう心がけたいと思ってます。ただ仕事以外のことで女性をほめる時は、気をつけないとセクハラになることもあるそうなので注意が必要です。

 うっかり容姿をほめたりすると、他の女性を相対的に貶めたことになるんだそうです。---難しいですね。


引越しの季節

2007-03-17 15:27:38 | 4コママンガ

 

 

 

引越しの季節ですねー。

 

 

 

 

 

 社宅から今のマンションに引っ越してきてもう丸7年になりました。当時はまだ周囲はほとんど空き地と造成中の原野でしたが、その後続々と宅地化とマンション建設が進み、駅前も開けてすっかり様変わりしました。

 近所の建売住宅やマンションのチラシも新築、中古を問わず山のように入ってきますが、マンションの名前はほんとにユニークです。英語のはまあ意味は分かりますが、何語だか良くわからないのも多いですね。

 今日のチラシに出てるのをちょっと調べてみたらスペイン語(贈り物)、イタリア語(命の水)、ポルトガル語(城)の他、造語とおぼしき意味の良く分からないものまでいろいろです。「***住宅」、「***ハイツ」などもありますが、建築年月をみると昭和40年代。当時はこんなもんですよね。

 今住んでいるマンションの名前も、調べてみるとどうもギリシャ語と英語のハイブリッドのようです(たぶん)。数棟並んでいるのですが、ご丁寧にそれぞれにまた凝った名前がついていて、長ったらしい*******・***館が正式名称。自分の住所を書くときには照れくさくてとても書けないので、どうしても必要なとき以外は番地だけにしてます。

 結婚当初住んでいた借り上げ社宅は線路脇の小さな8世帯の普通のアパートでしたが、名前は「フランス語+大家さんの名字」でした。意味を調べたら「希望」。どうみても名前には不釣合いな場所と建物でしたが。

 都心のマンションでも、高級感のある地名や有名公園、施設等を冠した名前のところは多くありますが、実際は結構離れているところも多いようです。でもそれを言ったら東京ディズニーランドや東京国際空港だってインチキですよね。まあ正直に「千葉」をつける訳にもいかないでしょうが。

 人間も、親からもらった名前に肩書きなどいろいろつけて飾りたくなりがちですが、飾りはなくても中身で勝負!と言えるようになりたいものです。まずこのブログのタイトルの飾りをなくしてシンプルにしろ!と言われそうですが。


時代を後取りする男

2007-03-13 00:16:07 | つなぎ

 

 


 携帯を持っていないことで私は会社でも天然記念物扱いです。接待の席でもお客さんを前に上司から、「彼はいまだに携帯持ってないんですよ!」といい話のネタにされてます。

 まあ何事も世の中から数テンポ遅れて生きており、それを是としている(単にのろまでついていけないだけですが)私としては、特に引け目は感じませんが。新しい電気製品が出てもたいてい第二世代品が出るまで手は出しませんし。

 そういう上司も携帯は持ってはいても、着信がうっとおしいと言って外出先でも普段はスイッチを切っているので肝心な時には連絡がつかないこともしばしば。大事な関係先から電話が来そうな時など、あらかじめ連絡が必要なことがわかっている時だけ、秘書さんに「スイッチ入れておくからね」と言って外出してます。

 私は外を出歩くことの多い仕事ではないので、連絡がつかなくて困るということもあまりありませんし、特に不自由は感じていません。サラリーマンはただでさえ束縛されているのに、その上こんな機械に支配されるのはどうも抵抗があるんですよねー。持ってる間中監視されているような気がして落ち着きません。

 

 

 必要な時には会社の共用携帯を持たされますが、単に電話をかける以外の使い方は良くわかっていません。

 出張の時もずっと「使わないから」と持って行かなかったんですが、昨年の2月に外人客を四国、中部、北陸の関係先回りに連れて行かなければならないことがあり、仕方なく初めて会社の携帯を持って出張に行きました。関係先やホテル等いろいろ連絡を取らなければならなかったので。

 出張の途中の新幹線の中で、お客さん達をグリーン車に乗せた後、私は普通車で暇をもてあまし、秘書さんにメールしてみようと試みました。適当にやれば何とかなるだろ、と思ったのですが、文字の変換の仕方やカナ、アルファベット切り替え等の仕方がどうしても分からず、30分位あーでもない、こーでもない、とやった挙句に結局あきらめて電話しました。

 昔初めて会社のパソコンでワープロ(一太郎)を使った時も、同じような苦労したのを思い出しました。日曜出勤だったので誰も聞く人がいなかったので。携帯なんかは説明書などなくても直感で操作できるように設計すべきだと思うんですがねえ。まあそういうヤツはじーさんばーさん用の簡単携帯を使え!と言われるでしょうが---。


オヤジの威厳

2007-03-10 14:16:31 | 4コママンガ

 

 


今どき携帯もまともに使えないビジネスマンなんていませんよね---。

 

 

 

 

私を除いては。

 私はどうもあの束縛感がいやでいまだに携帯になじめず、持ってません。同僚はもちろん皆持っていますし、家族の中でも携帯を持ってないのは私だけ。使い方も良くわからず、携帯に関してはちょっとオヤジの威厳は低下気味です。

 家に携帯は5台あるんですが、息子3人と嫁さん用で、なぜか2台は嫁さん用。2台持ってる理由はよく分かりません。私などにはうかがい知ることのできない何か深遠な訳があるのだろうと思い、深くは追求していません。

 私が出かける時などは嫁さんのピンクの携帯を貸与されて、「何があるかわからないからスイッチ入れといてよ!」と念を押されます。用事と言っても大抵はメールで「帰りに鍋の材料買ってきて。白菜、しいたけ、---」のたぐいなんですけどね。このために2台持っているのかも。

 昨年10年ぶりに自転車で旅に行った時もこのピンクの携帯を持っていきました。私は昔から一切の束縛から解放されて放浪する一人旅が好きなので、着信音ひとつで現実に引き戻されてしまう携帯を持っていくのはちょっと抵抗はあったのですが。で、緊急連絡以外はメールにすべく、事前にメール操作方の集中講義を受け、何とかメールを使えるようにしてから行きました。

 一泊目(駒ヶ根)の宿の場所がわからず山道をうろうろ迷っていた時、突然携帯が鳴り出しました。緊急連絡以外は鳴らないはずだったので、「ん、何かあったか?」と思って慌てて出てみると、なぜかその日泊まる予定の国民宿舎から。携帯の番号は教えてなかったのですが、私の家にかけて聞いたとのことでした。

 何だろうと思いましたが、宿のお姉さん、「大変申し訳ありません。こちらのミスで本日のご夕食の用意ができなくなってしまいました。」と言うではありませんか---

 こちらは半日走り続けて死ぬほど腹が減っていて、頭の中は夕飯が渦巻いていたので、一瞬目の前が真っ暗になりました。お姉さん、さらに続けて、「こちらでお支払いいたしますので、どこか街の店で食べてきていただけませんでしょうか。お車でお越しですよね!」と言いました。

 せっかく街から延々と山道を登って来たのに何ということを、と少々むっとして「自転車なんですけど---」と言ったところ、お姉さん「えっ、じ・てん・しゃ、---と絶句してしまいました。

 とにかく残り物でも何でもいいから食わせてくれ、と交渉し、とりあえず場所を聞いて宿に行きました(すぐ先に見えている建物でした)。フロントに出てきたお姉さん、平謝りで、「名物のソースかつ丼をご用意させていただきますので」と言いました。

 まあ食えれば何でもいいや、と思ったものの、温泉に入った後で電話して部屋に持ってきてもらったところ、どこかの売店の売れ残りとおぼしき弁当でした(もちろんただでしたが)。量も控えめで全く足りず、数日分の予備食として持っていたカロリーメイトやビスケットを皆食べてしまいました。

 こんな緊急連絡はしてもらっても困るんですけどねえ。


梅の香や・・・

2007-03-03 11:48:32 | 4コママンガ

 

 

 

先週暖かくなったと書いたら、その日から例年並みの冬らしい寒さになってしまいましたねー。


 

 

 

 

 先週の日曜にお気に入りの裏高尾の梅林の咲き具合のチェックがてらいつもの小仏城山に登ってきましたが、この冬一番の寒さで立派なつららや霜柱が久しぶりに見られました。寒かったせいか、頂上の人もいつもよりずっと少なく、富士山と相模湖の眺めも邪魔されることなくゆったりと楽しめました。

 今年は早く咲いてさっさと散ってしまうかと心配された梅はこの寒さでまだ見ごろにはなっていませんでした。多分今週くらいが見ごろかと思うのでまた明日見に行こうかと思っています。

 山での昼飯は行きがけのスーパーで買うおにぎりかパンですが、山の上では何でもおいしく食べられますね。私は食い物への執着はもともとそれほど強くはない方ですので。カニも嫌いではないですが格別好んで食べる方ではありません。ほじくりだすのが面倒なこともありますが。

 接待(したりされたり)が続いたりするといわゆるご馳走はちょっとうんざりしてきます。そんな時はさんまの開きと納豆が最高ですね。接待が続くと言っても、私は多い時でもせいぜい月に数回ですが。営業の部署ではほとんど毎日という人も多いようです。中にはで接待を二つかけもちして、フランス料理フルコースを一晩で二回平らげるなどという猛者もいるそうです。ちょっと私には想像のつかない世界ですね。

 私の嫁さんは私と違って食い物への執着はかなり強い方。しょっちゅうどこかに食べにつれて行け、と要求されます。私があまり外食が好きな方ではなく(最大の理由は完全禁煙の店がほとんどないことなのですが)、生返事ばかりなので、業を煮やして最近は子供等の親同士や学生時代の友人達との食べ歩きにいそしんでいます。

 たまにはどこか感激するようなところに連れて行って男を上げたいところではありますが、子供達を置いて二人で行くのもはばかられ、子連れでは場所も限られるし、結局焼肉屋か回転寿司に落ち着いてしまいます。

 今のところに引っ越してくる前は家族で時々駅前の居酒屋チェーン店にも行ってました。私は普段は居酒屋は好きではありませんが(タバコ、酔っ払いの下品な笑い声、etc.がいやなので)、開店直後に子連れで行って客の来ないうちに飲み食いするには意外と便利ですね。飲むのはビール一杯程度ですが、安くていろんなものを好きなだけ注文できますし。子供らも嫁さんも、懐も喜び、結構満足できました。完全禁煙の居酒屋があったらいいんですけどねえ。