有給休暇および福利厚生ポイント消化を兼ねて、先週の水・木曜で嫁さんと箱根に行ってきました。
朝はゆっくり11時頃八王子を出発し、小田原厚木道路で小田原に出て、ちょっと戻って国道1号沿いの浜ずしで昼飯を食べ、3時半頃に宿に着きました。宿は2年前の同じ時期に行った仙石原の富士急箱根ハイランドホテルでした。前回楽天の「食事のおいしい宿ランキング」で上位だったので選んだところで、広大な敷地のとてもゆったりした気持ちの良いホテルです。
庭側から見た本館
前回は工事中だった新館が完成してました。予約したのは一番安い旧館のスタンダードツインでしたが。
新館
奥には大涌谷の煙が見えています。
新館側から望む大涌谷
旧館のレセプションでチェックインしようとしたところ、係のお兄さんが、「実は急に新館のお部屋に空きが出まして、通常の差額の半分で変更できますがいかがいたしましょうか?」とのことでした。差額は半分でも6,000円/人とのことだったので、「何が違うんでしょうか?」と聞いたところ、お兄さんの言うには、広さが少し広くなり、部屋に個別の露天風呂がついているとのことでした。
露天風呂なら大浴場にもあるし、「じゃあいいです」と言おうとしたところ、嫁さんがそっちにすると乗り気になってしまいました。「え~、予約通りでいいじゃん」と説得を試みたものの、嫁さんの気持ちは変わらず、「じゃそっちで」と勝手に決めてしまいました。私は6,000円出すならワインに回す方がずっといいのに、と思ったものの、こんなところで夫婦げんかしてもみっともないとぐっと抑えました。お兄さんはちょっと申し訳なさそうに「余計なことを言ってしまいましたかね」と言ってましたが。
新館の部屋
テラス側
テラスの露天風呂
でも部屋はとても快適で、夜中に星と月を、また早朝の光を浴びた庭を眺めながらのんびり入る露天風呂はとっても気持ち良かったです。3種類のコーヒーを選べるネスプレッソマシーンや、嫁さんの持っていたウォークマンが聞けるBOSEのBluetooth スピーカーも置いてあり、並の部屋では味わえない上質の時間をゆったり楽しめました。まあ通常の差額12,000円/人だけのことはありました。
また何と言ってもここのウリは食事のおいしさで、ディナーも朝食も前回同様とっても満足できました。肉も魚も野菜も全て絶品ですが、焼きたてのパン(特にいちじくとくるみの入ったパン)も最高です。
庭の散策路の水芭蕉
星の王子様ミュージアムに隣接した庭はホテルの庭とは思えないような良く整備された広めの公園並みで、散策路も良く整備されています。この時期は近くの箱根湿生花園にあるような水芭蕉も咲いています。
近くには坂田公時の金時神社が あり、金時山の登山口になっています。ディナーまでちょっと時間があったので、歩いて(徒歩30分くらい)往復してきました。
金時神社(看板は公時ですが)
正面
こんなのもありました
たっぷりリフレッシュして翌朝ホテルを後にし、前回同様芦ノ湖経由で帰路につきました。
芦ノ湖(湖尻)
土産物屋の営業副部長
(一昨年より少し老けて貫禄がついたような...)
前回は小田原城の桜がちょうど満開の盛りだったのですが、今回は全く咲いておらず、ちょっと残念でした。二日とも快晴だったものの、ちょっと寒かったので開花は予想より遅れているようです。
しばらく海を見てなかったので、途中の平塚の湘南海岸公園の無料駐車場に車を停めて、夕暮れの海岸を散歩してから、八王子に向かいました。一泊二日とは言え上質な時間を過ごせて、嫁さんともども満足満足。
平塚の海岸