先日、1年生最後の授業参観がありました。
教科の授業ではなく、1年間頑張って学校へ通った子ども達から保護者への感謝のメッセージを読むという、心の授業でした。
そういう授業ですよっていうのは前もって文書でいただいてたので、分かってはいたんですが。教室に入ると、子供達の題目が黒板に書かれており、それを見ただけで涙がじわ~~~っと。
息子の名前と一緒に書かれていたのは
「おべんとうをありがとう」
もう、始まる前からハンカチが手放せない状態でした。
親子で一組ずつ壇上に立ち、子どもが感謝状を読み上げていきます。
感極まって、思わず涙声になる子どももいたり、その成長に涙を流すパパさんもいたり。
そして、いよいよ息子にまわってきました。
私に深々と頭を下げ、大きく息を吸い込むとにっこり笑って
「おかあさん!」と呼びかけます。
「 ぼくは、アレルギーだからランチをたべられません。
ほんとうは、みんなとおなじごはんがたべたかったです。
おかあさんは、いつも、ともだちのごはんと見たかんじがおなじようにつくって下さいます。
おかあさんのごはんは、いつも、ぼくがともだちのほうがおいしいとおもわないぐらい、にていておいしいです。
おかあさんはいつも、ねないでおべんとうをつくって下さいます。
おかげで、ぼくはべんきょうももりもりできて、びょうきにもなりません。
ありがとうございます。」
大きな声で私の目を真っ直ぐにみつめながら、読んでくれました。
子どもの心って、ピュアなんですね。
私は、震える声で「お母さんこそ、ありがとうね」と言うのが精一杯でした。
渡された作文のしたの空いたスペースには、絵がかかれていて、それを見たらまた涙が・・・。
窓の外には星がまたたいて、私が台所で一人、ニコニコと笑いながらお弁当を作ってる姿です。
夜中に起きてお弁当を作ってたこと、わかってたんですね。
この一年間、私はいい親だったのかしら。
なんだか、宿題のことで怒ってばっかりだったような。
息子が遊んで欲しい時でも、「給食の下準備があるから」って、つい忙しさを口実に逃げてばっかりだったような。
息子に対して、こんなふうにきちんと感謝の気持ちを言葉にしたことがあったかしら。
心の授業、私は見習うべきところがたくさんありました。
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