おや、あんた。

退社して歩いていたら、前方からやたらペットボトルを口に当て、リヤカーみたいなのを引く小柄な男性が歩道をやって来た。

最初、よく見る空き缶集めのホームレスおじさんかと思ったのだ。


でも、傍に、何だか微笑む女性が付き添っていた。

(もしや!?)

と、思い、すれ違ってから振り向いたら、やはり。

小さめのリヤカーには赤い箱が作ってあり、ペンキ字で『大阪から来ました』とか、『東京にいきます！』とか何とかたくさん書いてあった。

小柄な男性はよく陽に妬けており、よく見れば高校生だったのかもしれない。

傍にいて微笑む女性は、母親か親戚か支援者か‥。


昨日の名古屋は台風のおかげで、いつもより５℃以上気温が低かったのだ。

私の弟が千葉の大学から夏休みに自転車で国１を帰って来た事があった。

自転車でも愛知に入って、豊橋で力尽き、私が車で迎えに行ったっけ。


これから東京へ－なんて長い道のりだろう。

傍で気づけばエールも送れたのにな。


明日から暑いけど、頑張れよっ (^-^)o