オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WEケーブルの伝える音の良さとは「空気感」

2025年03月07日 13時39分37秒 | オーディオ

幻のケーブルと言われるWE単線ケーブル

オーディオで使って音が良いのは外側も、内側もシルクで巻かれたケーブルです

 

シルク三重巻きのブラックエナメルの音は素晴らしいです

 

その音の良さとは何かと聞かれれば、

伝えるのは、音の信号だけではなく「空気感」をも伝えます

その空気感は、細いワイヤーほど伝わる気がします

 

 

何だ空気感かよ、と思われる方もいらっしゃると思いますが

オーディオの音楽再生で最も重要なのが、感性に届く「空気感」だと思っています

 

出ている音の信号だけがちゃんと伝わればいい、

と仰る方はビニール被覆の太い線を使えばいいと思います

 

 

音を作らない、必要悪のオーディオ機器「ケーブル」

私はネットワーク同様に最も重要なパーツだと思っています

 

絹で丁寧に巻かれたWEケーブルが伝える、

まるで、演奏のその場に居るかのよなニアンスが伝わる「空気感」

この空気感が伝わることで、音楽がとても豊かに聞こえるようになると思っています

 

 

しかしそんなWEケーブルも万能だとは思いません、以前、能率の低いスピーカーを使っていた時は

肉付きが無く、骨を聴いているようであ、きらかに音が良いとは思えなかったです

スピーカーが空気感を再生出来る能力が無かったので魅力が奏でられなかったのかわかりませんが

 

 

 

また、アルニコ特有のちょとザラついた力強さは、固いワイヤーの方が合う場合も有ります

30年ほど前でしょうかWE755Aを手に入れた時


WE755Aには固めのワイヤーで結ばれていました
 
当時日本に入って来たばかりのモノとのお話でしたが、端子に絡みついてごってりハンダが載った物でした
 

いろいろ変えてみましたが、結局オリジナルで付いていた硬い18AWGワイヤー

これが一番音が良かったように思えます

 

 

WE絹巻単線ワイヤーの音の良さを再認識し、奏でるのは空気感だと確信したのは

励磁スピーカーを使い始めてからでした

 

 

励磁を使い出してからも、様々なワイヤーを使いましたが

 

撚線はフラットな音の良さよりも、音の滲みが分かり、気になるようになりました

単線がいちばん励磁の音には合うと思い、単線ばかりを使うようになりました

 

 

そんなWEで単線で励磁のスピーカーケーブルとして使えなかったのが


外側は絹巻のブラックエナメルですが、内側が紙で巻かれたもの、紙の種類も何種類か有りますが

上記の18AWGで内側が油紙のような紙で巻かれたものは特に音が暴れてしまいました

 

 

細い22AWGや24AWGの紙巻は、紙の素材が違うのか意外に良い音に聴こえました


紙巻と言っても、様々なモノが有るのだと推測します、
 
違いは、聴いてみるしか無いですね
 
 

やはり無難に音が良いのは、

絹巻二重のブラックエナメルでしょうか


外側の被覆は柔らかいので、ロウが塗られたものは良いのですが

塗られていないものは、ご覧のように解けてしまいます

 

両サイドに収縮チューブを入れて、ほどけないようにして使っています

どうにもならないほどほどけてしまったのは、仕方なくチューブを被せて使いました

比較的値段んも安かったので、WE120Aラインアンプは殆ど全てこのワイヤーで内部配線を行いました

 

絹二重巻きでも、そこそこ音は良いのですね

 

 

が、やはり三重巻は格別な気がします

三重巻きのブラックエナメルでWE91Bの内部配線は行いました



1種類ではなく電源部と信号で分けた気がします
 

このアンプは何度も内部配線をやり直しましたが、勿論撚線でもやってみました

撚線と単線では全く別のアンプと言えるほど音が変わります

91Bらしいビシッと引き締まった音圧を奏でるには単線が良いと思います

但し当然「癖」が有りますから、フラットな音を求めるなら撚線が良いと思います

 

単線の音の個性は「音の魅力」だと思っています



スピーカーのワイヤリングも、電源部もこのWE単線ワイヤーを使っていますが

長いロールで売っているもので音が良かったものには出会えなかったので

 

短い2メートル程度で売られていたものをつなぎ合わせて使っています

 


だいたいこんな状態で届きます
 
当時は18AWGが主流で細い物はあまり重要視されていなかったので
 
22AWGや24AWGは比較的安価に手に入った記憶が有ります
 


 
日本で出回っているWEケーブルと称す多くは単なる「電話線」です、
 
 
オーディオで使うのであれば
 
電話線ではなく「音響機器から取り外したケーブル」が一番いいと思っています
 
ロウがべっとり塗ってあって、解けないのも良いですね
 

 

 

ロールでお好きな長さに、と売られている18や16を買ったことも有りますが、

正直音はあまり良くありませんでした

 

目で見て被覆が硬そうなのは買わないほうが良いと思います



これも被覆が何のか分かりませんが
 
中も外も硬い被覆で、音の鮮度が足りないというか、音が悪くない程度でした
 


ブラックエナメルでも、被覆の違いが音に出る気がします
 
 
硬い布の物や、外側が紙のモノもあまりいい印象は有りませんでした
 


中にはなにやらボロボロになってしまうような
 
 
酷いモノもWEケーブルとして売られていました

こんなケーブルの音が良い分けありません
 
 
 
 
それから細いのも良いですが
 
テフロンやビニール被覆は、普通の線より良い程度です
 


なかな「空気感」を伝える良いケーブルに出会えず
 
 
 
気が付けば電線の墓場のような状態になってしまいました
 

励磁スピーカーと絹巻単線は魅力的な音楽を奏でますね


我が家の洗面所で顔はあまり洗わないです

2025年02月18日 09時46分53秒 | オーディオ


洗面所は普通はお顔を洗ったり、

髪をとかしたりする場所のようですが

 

よく考えると、私あまり顔を洗わない(笑)

 

 

かろうじて髭剃りと石鹼がおいてありますが

髭剃りは電動髭剃りだし、石鹸は何年前のモノか・・・

 

髪も寝ぐせ直す程度で、キッチンの水道で水を付けるだけ完了ですね~

ドライヤーで髪をセットなんて、ここ数年したことが無い気がします 

 

 

そういえばいつの間にか歯ブラシもキッチンでするようになってしまった

理由は洗面所が狭い!

 

それに歯ブラシしてレコードが汚れたら大変だし(笑)



レコードは手間暇かけて洗います

 

蒸留水で、まずはブラッシングで溝の汚れを落とします

 

手動でクルクル廻して汚れを落としますが、なかなか効きます

レコードの溝にこびりついた不純物は、

 

 

クリーナーではなかなか落ちないですから



ブラシでゴシゴシ水洗いしたほうが綺麗になりますね

 

 

水洗いの後は、超音波洗浄機で5分間洗浄します

 

6枚まで同時にできると書いてありますが、1枚ずつ行っています

 

以前レコードを超音波で洗浄すると、何やら失うものが有るようにも感じると書きましたが

たぶん私の思い過ごしでそんなことは無いのでしょう

 

 

それ以上に綺麗なレコードのほうが音もいいし、気持ちいい

以前は蒸留水にアルコールを混ぜて使っていました

 

そのほうが仕上がりが綺麗になるのですが、今は蒸留水だけです



温度も少し暖かい程度まで上げてから洗浄したほうが、洗浄効果が有るのですが

 

ぬるま湯程度まで上げると、盤が曲がるのでそこまでは上げていません

曲がっても勿論元に戻りますが、やっぱり少し気になります

 

 

薄い国産盤だと25度ぐらいでゆがみだしますので

 

設定するときは低めの23°以下の温度で洗浄しています

 

 

 

 

そのあと乾燥機が有ればいいのでしょうが、自然乾燥です



 通常一日乾燥させてから聞いていますが

 

その日のうちに聴きたいレコードは、専用のバスタオルで拭いてから

少し自然乾燥させてから、聴いていますいます

 

 

レコードは宝物で歴史的財産と思っていますから

これ以上出来るだけ余分な傷をつけずに

 

 

次の世代の方々にも聴いて楽しんで頂きたいと思っています

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、たまに顔を洗うときは水道水でジャバジャバゴシゴシで終了です(笑)


滲まず、打ち消しあわない音楽に、聴覚が目覚めました

2025年02月13日 09時35分51秒 | オーディオ

物理的なタイムアライメントを合わせてみて

改めてその重要性を痛感しました

 

デジタル・チャンディバを使って、距離を時間の遅らせで揃えた

「騙しのエフェクト音楽」に感動は無いと断言します

 

 

今迄何度か機械的に、ピタリ合わせたと云われるサウンドを聴かせて頂き

また自分でもチェレンジしてみて、その音楽に違和感を感じていました

 

その違和感をハッキリ言うと「騙しの」疑似音楽に感じていました

 

 

合っているようにも感じるが

 

感性が何も感じない「音楽の感動が一度もなかった」

物理的な音源距離の違いが奏でる「音楽」を

機械的に合わせるのは、不可能なのだと私は思います

 

各ユニットの特定の音域を、遅らせて発しても

音楽の「音の波が」合うことは無いのだと思います

 

 

今迄も書いてきましたが「音は天邪鬼」な特性を持ちます

反射、回廊、屈折、打ち消し合い、等々の様々な特性を持ち

 

 

発せられた音楽はその特性を経て聴覚に届きます

 



特定の「帯域の音を」制御しても「音楽」は制御できないのだと思います

 

 

エフェクトで調整すればするほど、感性を騙し

違和感たっぷりの音楽を奏でる事になるのだと思う

 

改めて断言します天邪鬼な音の発信点の

「音源の位置がずれれば、音楽は乱れ、打ち消され、滲んだ再生音楽を奏でます」

 

 

シャープな音を奏でるユニットであればあるほど、その魅力を活かすには

 

「音源を物理的に揃える」事が大切だと思います



音源を合わせて、改めて感じたのは

各ユニットの、音の伸びが良くなりました

 

 

たぶん「打ち消し合い」が少なくなった、

そんなようにも感じます

ステレオ装置でも同様の、タイムアライメント調整を行ってますが

 

 

ステレオは左右の音の乱れが多いのが良くわかります

打ち消し合って「消える音」

ぶつかり合って「乱れた音」

かなさなり合って「膨らんだ音」

二本のスピーカーが奏でるデメリットを感じます

 

 

モノラルはこのような現象が少ないので、

とても音がスッキリと奇麗でリアルです

 

歌い手がそこに居て、楽器がそこで演奏している

 

 

 

ステレオでも同様に感じていましたが、そのリアルさの違いが

 

ステレオで描くのが「虚像」だと感じてきます

 

 

まだまだ、音の発信点の位置を揃えるのか、聴き手への距離を揃えるのが良いのか

答えは出ていませんが、楽しみながらやっていこうと思います

 

 

 

 

 

PS、今朝のNHKの朝ドラで、

楽しく書き続けて、人気となったブログ、書籍化を勧められたが結局ブログの連載を辞める事となった、違ったコメントも増えた子もあった様だが

主人公の子供たちが育って、子育てブログの役目を終えたのかもしれない

我がblogがいつまで続くか分からないが、あの姉妹のように立派に成長し、我がブログの役目が終わらないように

駄々っ子のオーディオをシステムを書き続けたいと思います

 

ご愛読ありがとうございました

そんな言葉はまだまだ先にしたいです(笑)

 

 

 


ボイスコイルでタイムアライメントを揃えました

2025年02月11日 23時05分06秒 | オーディオ

低域ALTEC 515励磁のボイスコイルの位置に合わせて
 
すべてのヴォイスコイルの位置を合わせました
 
 
 
低域515の後ろ側、中域WE555は前に、中高域ALTEC 288は後ろ側、高域WE597Aは前に
 
ユニットによってヴォイスコイルの位置が違いますが、このヴォイスコイル位置を
 
 
物理的に一直線になるように合わせ、振動板の動く極性も合わせました
 
 
 

世の中にはタイムアライメントは合わせる必要が無い

とのご意見を語る方もおりますが

 

 

音の発信点を合わせるとやっぱり全く違ったサウンドを奏でます

滲みなく音のピントが合うのですが、それ以上に音の伸びが全然違います

 

低域も高域も良く綺麗に伸びてます

ホーンスピーカーは本来点音源のシャープなサウンドを奏でますが

 

長いロードを掛けるのでなかなか各ユニットの音源を揃えるのは難しく

多くの方が、いわゆる「ツライチ」の設置を行うのが一般的ですが

 

私はこの設置で、音が良いと感じたことがありませんでした

 

 

音ヅレがおきて、それがエコー現象になり「聴きやすい」と言われる方もありますが

ボーカルだけならそれも有りかもしれませんが、楽器が入ると滅茶苦茶ですね

 

 

デジタルチャンディバで時間を遅らせて合わせる方もいますが、いくら遅らせても

位置の違う場所から発せられた音波の波が、ピタリ合うことは無いと思っています

 

 

 

また、アライメントを合わせても、位相は合わないので合わせる意味は無いと

書き込んできた、PAスピーカーメーカーもありますが

 

アライメントを合わせずフェイズだけを合わせて、いったいどんなPA音を奏でているのでしょうかね

現代スピーカーは合わせないタイムアライメントなのかもしれませんが

 

 

往年の機器では意味が有ると思っています


288は地震で転がり落ちないように針金で縛ってあります(笑)
 
驚いたのは各帯域の音が伸びたように感じるんです
 
 
量感も増えたように感じます

 

 

特にクラシックの物レコードが

今迄は何だったの?

 

と思えるような鳴り方で鳴り出しました

もっているMONOレコードすべてもう一度聴きなおさないと(笑)

 

 


ホーンはタイムアライメントを揃えてピンポイント再生

2025年02月07日 15時23分23秒 | オーディオ

まだ多少のズレは有りますが、ほぼタイムアライメントを揃えました

 

モノラルのシングルホーンが奏でるサウンドは、

 

ピンポイント音像を描きます

 

まだまだ調整中ですが、これから追い込んでいこうと思います

 

最近はすっかりSTEREOの電源を入れる事が無くなりました

 

 

 

ついでに我がシステムの紹介の動画も見てみて下さい

 

 

手抜きblogでした

 

 


WEサウンドに拘った自分が情けない

2025年02月03日 13時44分36秒 | オーディオ

 

アダプターをストレートにして
 
WE22A寸法、完全ストレートホーンにしました
 
 
ストレートホーンでタイムアライメントを揃えたサウンドは
 
 
 
往年のWEサウンドとは無縁の
 
シャープでピントの合った、音の鮮度が気持ちいい魅力的なサウンドを奏ではじめました

 
 
 

WE 555Wの魅力を最大限に引き出し

最高のモノラルサウンドを奏でようと始まった今回のプロジェクト

 

手ごろなWE22Aホーンからロールを取り除き、木製のストレートで製作

 

オリジナル22Aの二回のロールは、深みや厚みのある声を奏でますが

ホーンのカーブで失う、鮮度やエネルギーのロスも多くあります

 

そのロスを極力無くし、しかも魅力的なサウンドを奏でる計画

 

 

完全にストレートにするか、U字のオリジナルスロートは使うべきなのか

オリジナルのU誌字型とストレートの二本のスロートを用意して

より「魅力的なサウンドを奏でる」スロートを使う事に決めていました

 

 

WEの魅力的なサウンドはスロートが造っている

 
 
そんな想いもあって、どちらを選ぶか何度もテストして
 
 
 
最終的にU字型を選んだのですが
 
結果として、
 
これは大きな間違いであったようです
 
 
 
 
 
その魅力的な基準が、「WEらしく魅力的」そんな基準だった気がします
 
 
確かに、よりWEらしく「圧のある声」を奏でたのはU字スロートでした
 
 
 
 
音の魅力は「音圧」と普段から説いてますが、この圧があったほうが
 
より「WEらしい」サウンドを奏でるので、ストレートよりU字型を選んだのですが
 
 
 
 
 
 
よくよく我がサウンド聴いてみて、無駄な事をやっている事に気が付きました
 
 
 
私の目指すのは「WEらしいサウンド」でも
 
勿論「WEサウンドでもない」
 
 
WE555Wを使って、最高のモノサウンドを奏でる事だった
 
 
 
偽物ユニットしか使ってこなかった私が、なまじ本物のWE555Wを使ったものだから
 
より「WEらしいサウンド」はU字型のスロートの厚く深みのある後だよなー
 
なんて、よからぬ想いで音を描いていましたね
 
 
 
 
 
自分らしく
 
WEマニアであらば絶対にやらない、WE555Wに華やかさをプラス
 
そんな発想から、自分のサウンドに目覚めました
 
 
 
中高域にAltec288-16G励磁を入れて、ショートホーンで華やかさを演出してみたところ
 
 
 
ドンピシャの音色を奏でてくれました
 
 
 
真面目で几帳面で美しくサウンドを奏でるWE555Wですが
 
私にはちょっと物足りないものが有りました
 
 
ちょっとケバイ華やかさと伸びのある音を付け加え
 
たほうが好みのサウンドを奏でます
 
 
 
 
取り合えず天井から吊り下げて設置していましたが
 
 
金属製の専用ラックを製作し
 
 
 
全てのユニットのタイムアライメントを揃ることが出来ました
 
 
 
スロートもU字型から、ストレートに変えました
 
 
全てのピントが合ったサウンドは、気持ちがいいほどにクリアーで
 
音の鮮度が良い、鮮やかなリアルサウンドを奏でました
 
 
タイムアライメントを合わせたサウンドは素晴らしいい
 
 
 
WEらしく深く厚みが掛かったエコーサウンドは、ある意味誤魔化しサウンドです
 
そんなサウンドとは無縁の、素晴らしいモノラルサウンドが鳴り出しました
 
 
 
 
声も楽器も滲みなく奇麗で鮮度が良い、滲みない音を聴いてて気持ちいいい
 
もう、ステレオに戻れない、そんな気がしてきました
 

WE 555Wにもの申す!

2025年01月31日 09時13分49秒 | オーディオ


おまえは文句も付けようもない優等生で、

奏でるサウンドは素直で素晴らしい

 

が、真面目過ぎてつまらん!

 

もうじき100年、WEの最高傑作と言われるWE 555W

 

ほんとに音が良いです

 

このWE55Wの最高の音を奏でるべく、出来るだけ大型のストレートホーンを作って

 


最高のモノラルサウンドを楽しもうと始めた、木製22Aモノラルプロジェクト

 

12A、13A、15A、16A、は大きすぎるので、中型のWE22Aホーンで

WE555Wは、300Hzぐらいから中高域を鳴らそうと思いましたが

 

 

マルチアンプでアンプを替えたり、様々なセッティングを行って来ましたが

 



音は良いのですが、私の好きな、音の楽しさ、躍動感、音圧の強さがいまいち表現できずに

 

まあ音が良いからこれで良いかと聴いてきましたが

WE555Wの音の良さに酔うのもそろそろ我慢の限界となってきました

 

 

 

555wに少しケバイ色付けを加えようと、ALTEC 288-16Gを励磁改良したユニットに

JBLのホーンを付けて加えてみました

 



 

マルチアンプと言っても、低域はコイルとコンデンサーを使ったネットワーク方式

このほうが、音質はチョット落ちますが歯切れよく音に力が有ります

 

288-16Gはマルチでやったり、単独でコンデンサーカットでと一通りやってみました

音色は狙い通りに明るくなり、かなり好みのサウンドを奏でますが

 

 

 

 

やはり子のセッティングでは音のピントが合わないですね

 

アライメントを物理的に合わせるしかないように思えます

 

デジタル・チャンネルディバイダーで合わせると良いという方も居ますが

ディバイダ―で帯域の音を遅らせ合わせて、なんとなく音の滲みが無くなっても

 

音圧を奏でることは出来ません

 

音が流れであるなら、流れを遅らせれば確かにピントは合いますが

 

音は流れではなく、空気中を伝う波です

 

この波を合わせないと、オーディオ再生で大切な音の力

音圧は奏でないと思います

 

 

魅力的な再生は、量ではなく、音の力

これが合うと小音量でも、鮮やかに、音が活きいきなります

 

音の力、音圧を奏でるには

単に位相を合わせれば、それでいいわけでは無い、と思っています

 

 

音彩はある程度方向性が出てきたので

次はアライメントを合わせる事に挑戦したいと思います

 

 

 


オーディオ再生で最も大切なのが、弾む低音

2025年01月28日 08時01分00秒 | オーディオ
 

オーディオで聴く楽しさ、それを左右するのが

弾む低音の再生だと思っています

 

低音がタンッ、タッン!と、弾けるように力強く奏でる音は

音全体に活力が有り、躍動感を奏で、そんなシステムで聴く音楽は楽しいです

 

 

そんな低音を奏でるのに大切なのは、ウーハーだけではなく

実は中域のコンプレッションドライバーがとても重要なキーワードなんです

 



ウーハーを補佐するドライバーの組み合わせで

音色や表現力が決まってしまい、それがどんな音を奏でるかで

 

中高域や全体域に及び、音の楽しさが決まってしまうと思います

 

音楽の全体域を支える低音をどう奏でるかは、オーディオで最も大切なことだと思っています

 

 

弾まずに、量が出ている低音や、澱んでどろんとした低音は聴いてて楽しくないです

以前オーディオの先輩は「暗い低音は好きじゃない」と書かれていましたが

 

私もそう思います、明るく弾む低音を求めています

 

 

マルチユニット・スピーカーシステムでそおんな低音を鳴らすには

低域ユニットと、どんな音色の中域ユニットを組み合わせがとても大切なのです

振動板が紙製のコーン型ウーハーと、金属振動板のコンプレッションドライバーの

材質の違いによる違和感の解消も随分行って来ました

 

 

我が低域は15インチのLamsing415型ウーハにコンプレッションボードを付けて音圧を奏で

TA7396バッフルを使い、ディフェーザーで雑味解消を行い

 

紙と金属の違和感を解消していますが

 

 

このLamsing415と合わせる、ドライバーの種類でも低音の音色は大きく変わります

 

Lamsing415はLamsingマニュファクチャリング社時代のモノで、後にALTECに吸収合併され

ALTECでアルニコに改良され、515ユニットになったものです

 

組み合わされていたドライバーはLamsing287ドライバーでした

287の開発は、284から始まりフェイズプラグ等の改良で285や286Eと変更され

 

励磁では287が最終モデルです

415同様、ALTEC社でアルニコの288に改良されましたが

 

288も515も開発は、ランシング・マニュファクチャリング社で開発された

Lamsing287、Lamsing415が基になっています

 

288や515のファンの方には申し訳ございませんが

コストダウンの目的だけで、パーマネントに改造された

 

なれの果ての288や515・・・・、そんな音に思えてしまいます

 

 

287の後に288を聴くと砂嵐が起きているようです

415の後に515B以降を聴くと、弾まず濁って澱んだ低音だとわかります

 

515Aだけはある意味良さが有りわかりますが、量が足りません

 

 

Lamsing415と287の組み合わせはとても表現力豊かで

まさに聴き手が楽しくなる、そんな音を奏でるユニットなんです

 

このLamsing287・415の前身のX15を使った、シャラ―ホーンシステムで

当時映画芸術科学アカデミー賞を受賞しています、これってとても大切な事なんです

当時の映画館の殆ど全てのシェアを持っていたのはWEですが、

WEではこの賞を取っていないのです

 

 

なぜWEが賞を受賞しなかったのか、私にはわかりませんがWEの音はホントに良いです

その音の良さを奏でるにはとてもレベルが高い知識と技術が必要と思います

 

F1並みと言われますがほんとにその通りで、技術者が劇場毎に完璧な音を作っていたのだと思います

そう、WEの音は完璧な良い音なんです!

 

その音の良さも分かりますが、

もしかしたらWEの良い音では賞を受賞はしないのかもしれませんね

 

 

 

 

・・・・・・・、

そんな想いも持ちながら、日々我がサウンドを鍛えてて楽しんでいますが

 

 

組み合わせは、WEラボ製のレプリカLamsing415と、288を改良して287に戻したもの

様々な組み合わせの結果、この組み合わせが最高と思っていたのですが

 

旅先で聴く、知人たちの奏でる15インチウーハーと、

JBL375やWE594の4インチドライバーの補佐する強烈な低音に感化され

 

 

再度、我がシステムでも594の補佐する重低音チャレンジを行ってみました

低域Lamsing415ウーハー&、WE22Aホーン+594の組み合わせ

 

以前もこの組み合わせを行った事があるのですが、重く強い低音に手を焼き

楽しさの演出が出来なかったのです

 


低域のLansing415ウーハーを補佐する中域ユニットで、低音がそんなに変わるのか

と思われる方も居ると思いますが

 

低音の音色や鳴り方が大きく変わるんです

 

やはり594の補佐する低音は圧倒的な重低音で、重いです

これはこれで魅力的

 

ドラムのレコードをかければ、強烈なボディーブローを放たれたかのような衝撃

 

暫く聞いてみるが、この重低音は私には重く響いて、なにか表現力に欠けるようにも思える

文句の付けられない音の良さではあるが、

 

その音の良さが、かえってなにか物足りないような、

音を演じきれていない・・・・・、

 

単にひずみが無いだけかもしれないが(笑)

 

 

文句の付けられない音の良さが魅力のWE、そんな気がする

 

 

暫く聞いていたがやはり私には耐えられない音の良さ

 

単価に言えば楽しさが足りない 

 

 

Lamsing415とLamsing287の組み合わせに戻してみると

 

とても楽しくなるような音の表現で弾ける低域、

やっぱりこれだ~!

 

ドラムを掛けると音が一つ一つ飛び出してくる、

 

水墨画が油絵になったようにも感じる

 

この違いはエッジの違いかもしれない、タンジェンシャルのほうが

動きが良いのかもしれない

 

音は軽くなるが、奏でる全体の音が明るくなる

私はWEよりもLansingのほうが音が好きなだけ、かもしれないですね

 

 

 


理想のピックアップは、♾️の情報量でスクラッチ音無しです

2025年01月19日 11時27分00秒 | オーディオ



アナログのレコード再生で最も大切なのが


当たり前ですが、レコードの溝から音信号を


正確にピックアップする事だと思っています



そんなの当たり前、皆最新の注意を払ってセッティングしてるから

今アナログをやっている猛者なら皆さん出来ている
と思われるかもしれませんが


正直これが正確に出来るアナログプレーヤーは

殆ど存在しませんでした

殆どが妥協の産物なのです




アームの理想はわかっていましたが

理想通りのアームは殆ど無かったので


とにかく「ロングアームの方が誤魔化しが効く」そんな思いもあって


ロングアームを多用して来ました

ショートに比べて音も優雅なんですよ^_^



ですが、所詮ごまかしのロングアームだという事がよく分かりました



だいたいの基準、標準値のオーバーハングで


慣性モーメントが働くのでインサイドフォースキャンセラーで均等に針圧

更にアンチスケーティングを合わせたり・・・、



昔はやりましたが、そんなのがめんどくさくなり、

RF297やRMG309でダイナミックに3、5g

どうだ〜!文句があるか〜





とばかりに

レコードは俺が楽しめれば、他との事は知らない

とばかりに重量級カートリッジの引っ掻いた

重厚なサウンドを楽しんできましたが






再度訪れたアナログブームでは

どうだバッキャロ〜!、だいたいこんなもんで良いだろう〜




的なアームででは無く

理想通りの、針の接点が内周でも外周でも常に90°の角度を保つ




そんなアナログアームの存在があったのですね





この理想通りのトレースがピックアップするサウンドは


スクラッチノイズ、ゼロ


全くレコード溝を引っ掻く、あの音がしない



なんてスムーズなトレースなんだ


光カートリッジも初めて聴くがこの音なのか?

昔の中道でお馴染みのセンターサーチの効果なのか?

とにかくレコードとは思えない静けさ、ノイズゼロのアナログサウンドは



今まで聞こえなかった音が聞こえてくるようで

情報量がとにかく多いですね


今までのアームではレコードの膨大な情報量を拾い切れなかった


と言って良いと思います




アナログはレコードの溝に刻まれた無限の情報を何処まで取り出せるか

だと、思い知らされました




ありがとうございました


勿論、奏でるスピーカーは世界で唯一の素晴らしいサウンドでした



今回はアナログレコードの話なのでまたいずれ^_^











でも、負け惜しみじゃ無いけどね

スクラッチノイズが奏でるエネルギー

これって、大切だと思っっています

私はガラードとオルトフォンでスクラッチノイズを楽しみます(笑)



💋チュ〜電😘さんは、光カートリッジ作ってくれないかな〜

WEサウンドを奏でるのでは無く、理想のサウンドの為にWEを使うのです

2025年01月13日 12時56分00秒 | オーディオ



時々私もWEサウンドという言葉を使いますが


私の使うWEサウンドとは、100年前に奏でられていたサウンドでは無いと思っています



往年のWEサウンドを再現しようにも、当時の本物のWEを聴いたことないし



大きな声では言えませんが
それを知っていてWEオリジナルを再現されたされた方々の音を聴いても正直言って

素晴らしく良い音がすると思った事は殆どありません


ただ、横須賀のM氏の12Aと13Aの組み合わせが奏でた音だけはほんとに素晴らしかった、あのWEサウンドにはお手上げです。


ですが、それ以外のWEサウンドにはあまり興味を持ちませんでした


へ〜、良い音ですね〜ぐらいは言ったかな?



ですが


自分の最高のサウンドを求め

WEユニットに辿り着いた人のサウンドは



とても魅力的ですね


私もそうですが、ただひたすら良い音を求めて

ハイエンドで散々無駄金を使って



運良く、やっとたどり着くのが


WEユニットだと思います


勿論、往年のWEサウンドを復元される方々を否定するつもりはありません

ただその多くは劇場で使われていたものを自宅で復元したもので
懐かしの劇場サウンドでしかありません


それを愉しむのは、ノスタルジックな趣味として大正解です
中国でも韓国でも欧米でも日本でも
大金持ちのオーディオの趣味としては最高のサウンドだと思います





私の趣味ではありません(笑)



私は己の理想の音を求め

唯ひたすら良い音を求めて己の理想のサウンドを奏でる為に

WEを使う方々の奏でるサウンドが大好き何です


往年のWEサウンドの再現を奏でる方々から言わせると


エセWE
なんちゃってWE
WEと似たようなサウンド
チョット違うWEサウンド


とか腹が立つ言い方で言われていますが



己の理想のサウンドを求めWEを使う方々の

奏でるサウンドは個性的で魅力的です



大きな声では言えませんが、書いちゃいます

WEを復元した方々のご自慢の音は

満足感だけが溢れるサウンドですね




文句言いたい所満載ですが言っても仕方ないので

歪み無くエコーたっぷりの芳醇サウンド
聴きやすく魅力たっぷりですね〜

とかいちおう、言って来ますが




理想の追求でWEを使う人たちの音は鋭いです

重箱の隅を突つき、繊細な感性で己の個性を加えて

更なる追求に余念が無いサウンドを奏でます、少し余裕がない方もチラホラ(笑)
ひと通りオーディオやってきた猛者が多いですから

皆さんオーディオの知識は豊富で、しかも個性的な感性の持ち主です


宇都宮のA氏は18インチの豊かな低域を極小空間で奏でるのに、鋼鉄のメッシュドブ板で、約六割ものコンプレッションを掛けて、見事に4181の魅力を奏でていました

太宰府のM氏も独自の理論で見事に力強く透明感溢れるサウンドを奏でていました


今回お伺いさせて頂いたO氏も思いは同じく、理想の



歯切れ良く力強いサウンドを求めて


WEを使われている方でした

594ドライバーが補佐する低音はとても滲み無く重い低音です

この組み合わせが伺う巧く出来れば最高のサウンドを奏でると思っています



理想のサウンドに頂が有るのか分かりませんが



遥か彼方の頂きを求め、追求しそれを愉しむ

そんな方々のサウンドは魅力的で聴いて楽しいですね




私も、そんなサウンドを求め、楽しんで行きたいと思います




本日伺う予定の、伊東市の大御所はどんなサウンドを奏でるのか
チョット怖いですが楽しみです^_^