オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

オーディオに理論は大切・・・、私は行動のみだが

2018年01月31日 19時12分31秒 | オーディオ

行動が先、理論はあと


いつもこんな感じで、行動してるので後から後悔することはかなり多い

今回もどうなんだろう?





音のヅレの問題でいまだに悩んでいるのだが、


位相ではなく時間で考えろとのご教授を頂き





改めて時間でも考えてみた、が
(※超ド素人のオーディオマニアですので、いい加減な解釈はご理解くださいね)

そもそもの縮小の段階で大きなミスもあったようだ



WEミラフォニックサウンドに魅了され、それに使われたスピーカーを再現しようと、




TA-7396バッフルを18インチスピーカーから15インチに

ユニット口径を基に、3インチダウンで縮小し制作したのですが


大きな間違いがあったようです、

まず515は通常15インチウーハーと言われているが、

実際の振動板の口径は14インチ、最初15インチの穴をあけたので大きすぎてネジも閉まらない






口径を基に縮小するなら4インチダウンしなければならなかったようだ


それを間違って15インチで作ってしまったため

かなりの誤差があったのかもしれない





7396は正面から見るとスピーカーは全く見えない、

フロントホーンの中央のスピーカーの前には大きな

ディフェーザー(フェイズプラグと言っていいのか?)が正面を塞いでいる




これにより当然ながら直接音が出ていない、間接音のみが出ているのだが、

これを図にしてみましたところ



ウーハーからフロント部分まで直線では60㎝だが、



音の入射と反射を同角度で計算した場合


ウーハー中央部の黄色い線では118㎝、

外側の青い線で95㎝

問題の赤い線だが、実際はこ場所には振動板が無い・・・



明らかに計算ミスな気がするが・・・、

サブバッフルを長くするべきであったとが、作ってしまったものは仕方がない

サブバッフルを通る音があるとすればだが赤い線は74㎝


その赤い線は無視して、ウーハーの内側と外側の黄色と青の線は平均で46.5㎝

実際の46.5㎝後方にあるとみていいのであろうか?

※詳しい方にお答え願えれば幸いです










もう一つネットで音の反射で見ていたら



高校物理の波動で音について詳しく説明しているので、改めて読み返してみると実に勉強になります




音の三要素、音の高さ・音の強さ・音色について詳しく説明しており、



因業オヤジたちの理論と違って、こちらの理論は素直で、しかもわかりやすい!


コピーして貼り付けたいが、文句言われると困るので

是非見つけて読んでください






なかでも驚いたのは「音波は加速できない」

空気中を伝わる波をドミノ倒しを使って説明していますが、

勢いよくドミノを倒しておせいぜい5~6番目ぐらいまでで、



空気中を空気を揺らす以上、その後は一定の速度になってしまうとのこと、





へ~



どんなに初速の早い音、強力に音を発しても、音を強くしても、



音は早くはならないそうで、聞く音の速さは初速とは無関係で一定とのこと



ほ~



ではスピード感のある音なんて、実際は・・・・








音の速さが関係するのは空気中の温度だそうで

我々が一般的言っている秒速340は15℃の温度の場合で

0℃の時の音速は331.5m/sで、1℃上昇するごとに0.6m/sずつ加速するそうです、

勉強になります











そのほかに「音の干渉」の項があるが


二つのスピーカーに同一の位相の音を出すと

音波の干渉で、空気が良く振動して聞こえる地点と



空気がほとんど振動しない地点があるとのこと




ダブルウーハーの我がシステムは非常に興味がある図である

またステレオでモノラル信号を入れた場合も同様だと思う




実際は間接音が多くこの通りには行かないが、十分参考になる



ちょっとネットで見てみても・・・・、


やはり理論は重要なようである、勉強しようかな~

ホーンスピーカーの位相②、解消?努力は報われる!

2018年01月29日 18時55分24秒 | オーディオ

物理的位相を合わせるには、各ユニット振動板の位置を合わせるのが基本となるが


この振動板の位置もユニットによってさまざまな位置がある




515ウーハーだと10㎝以上の差がある、一色単に位置を合わせると言ってもエッジで合わせるのか


センターキャップ付近で合わせるのかでズレが生じる

世間で振動板の位置を合わせろ!、と豪語なさる方はどこを合わせているんだろう





以前も書いたが、ドライバーなどもコイルから見て振動板を押して音を出すタイプと

手前に引いて音を出すタイプがあり、音の発信位置はなかなか決められない



WEの配置図面も振動板を合わせるように書かれているが、かなりアバウト


ウーハーに関しては真ん中付近


ドライバーは斜めなので正確ではないが






555は前面の出口付近、594は後ろの、いずれも振動板付近である




やはり位置は合わせたほうがいいようだが


手持ちのWEの図面ではストレートホーンは位置の表記があるが、

カールホーンは表記が無い、誰かお持ちであろうか?








以前の817の位置合わせは、いろいろやってみたが、最終的に


私は、振動板ではなくボイスコイルの位置


正確にはボイスコイルと振動板の接している位置を基準として


各ユニットの位置を合わせた、正直これは音も、ピントの合った気持ちよいサウンドでした











一般的に位相を合わせるのに手っ取り早く正確?なのは、デジタルチャンデバであろうが


私は使わない(使えない)

デジタルチャンデバを使って鳴らしている音は〇〇〇〇〇・・・・






私はプロではなく、あくまでも素人の趣味として


純粋に「音楽」を楽しむためのオーディオ装置
(※そこの人、「ちょっと違うだろ」と、文句を言わないでね)


音が響く、音楽が楽しく鳴る、音楽を奏でる、これが絶対条件




だからデジタルチャンデバは絶対使わない









物理的に合わせられるのは515ウーハーと597ツイーターの位置は、何とか合わせることが出来る


縦位置で合わせるのはちょっと無理があるので


ムリに縦位置に拘らずに、視聴位置までの距離を、ボイスコイル位置で合わせることが出来た







残るはWE22Aホーン・・・



オリジナルはカールホーンだがこれは、ちょんまげ型

オリジナル555でのホーン長は1.7メートルですが、





555の口径19ミリから、我が288の口径は35ミリ

口径が大きい分スロートが短くできます

スロートが短いぶん、ホーン臭さは少ないように感じますし、スピード感もあります




クロスは頑張って200Hzですので、計算上はボイスコイルを合わせるか

170㎝前後にずらすかですが、見た目も考えると現実的には不可能







一周期170㎝ずらせば完全でしょうが、できない場合は妥協策しかない!

この分野に詳しい方々からは、また「バカな理論」と一笑されるでしょうが




半分の85センチで位相逆転も、似たような効果はあると思います
(※注、あくまでも似たような効果)






さらにこの半分の1/4ずれが一番音も悪く、気持ち悪くなる位相のずれです




完全に位相は合いませんが、今回はこの妥協での打開策を行ってみました





ウーハーのボイスコイルから85㎝後方(実際は上方)に288のボイスコイルが来るように設置し



あとは+‐の極性で調整してみました



515は+と‐の表示だが288Cは+−では無く、L1・L2の表示

私の記憶ではL1が-、L2が+、正しいかどうかわからないが、私はずっとこれでやってきた


597ツイーターも同様にL1・L2の表示、

+と‐が表示されているのフィールド電源のほう




この半周ずらして極性逆転方式、結構うまくいったと思う


何度も何度も、極性の入れ替えを繰り返し、結果は






ネットワークの入力・正相

ウーハ・逆相(この位置を基準に)

ドライバ-・正相(85㎝後方)

ツイーター・逆相(ウーハーと同位置)
(※位置はボイスコイルと振動板の接点)






もうこれ以上はできません!






でも、どうにもできないところまでやったせいなのか、かなりいい感じになってきた




要は、多少位相がずれても音に、



音楽に問題がなければ、それでいいのです


普段フルレンジスピーカーも聴いてる耳には、位相ずれは気になり、解消の努力をしました








努力はするもの


報われるときもあります
(※オーディオでは今まで殆ど努力が報われたことは有りませでしたが)







がまん処のところまで来ました!



位相が気にならなくなってきました、音楽がやっとなりだしました

ホーンスピーカーの最大の問題点は“位相”

2018年01月26日 14時10分59秒 | オーディオ


再生装置の音源は、一つのほうがいいのは言うまでもない



フルレンジスピーカーが最も優れているスピーカーである




と主張する方々のお気持ちは分かります


音像定位の優れた再生は聞いてて気持ちがいい、音楽により浸れる、音楽に没頭出来る・・・

ごもっともです






でも・・、


でもですよ




仮想現実空間再現であるオーディオ機器としては、



原音以上の音圧・音量

原音とは違った音色

原音とは違った響き



もちろん、原音より良くなることは無いですが、方向が変わるというか

上下ではなく左右?





音楽再生には、それもあっていいもんだと私は思っています。



無論、忠実再生を旨としていますが、完全に再現は無理なので、


少し好みの着色程度に、大型ホーンスピーカーを使います、

なぜなら大型ホーンスピーカーが一番多くの空気を、沸騰せず動かせるからです

遠くへ音を飛ばすためのホーンスピーカーではなく



至近距離でも部屋中の空気をより多く、沸騰せずに正確に動かすホーンスピーカーを使い




原音に忠実な再生でありながら、少しだけ方向を変えて、仮想現実としての最大の魅力でもある

大音量再生を楽しみたいための、今回の大型ホーンスピーカーなんです



お分かりいただけましたでしょうか?





多くの魅力ある大型ホーンを使いこなすために

どうしても乗り越えなくていけないのが位相問題

これに真剣に取り組み解決しなければならないのです。







一般的には、大型ホーンは位相なんか関係ない

ホーンは位相を合わせる必要がない

そもそも正確な位相なんか誰も聴き分けられない

・・・・・等々





様々な理論が交わされてきましたが


私は気になる、

我が家はリビングには大型フルレンジのマーチンローガンCLS




WEサウンドでも、755Aが位相の乱れなく鎮座している




これらのシステムで聴いた後に位相が乱れているスピーカーで音楽を聴くと


気持ちが悪くなる

トンネルの中で音楽を聴いてるようになる



慣れてしまえばそれまでかもしれませんがやはり、

聴いてて気持ち悪くなる気がする、位相のずれは気になります



位相ずれを解決する手段としては、

① 音源を合わせる
② クロスに合わせえて位置を出す
③ 専用のデジタルチャンネルデバイダーを使う
等があると思う

③は今回考えていないので①②の組合せで行こうと思う


音源の距離が合わせられるのはウーハーとツイーターを合わせるのは物理的に可能



以前のシステムはマルチユニットシステムでも

縦軸もボイスコイル位置もピタリ合わせれました

このピントの合った音は、ある意味、私の感性にもピタリでした


ほんとにあの時の、位相がピタリと合ったホーンサウンドは気持ちよかった



・・・、


なんでこんな悩むホーンに手を出してしまったんだろう

ストレートホーンは良かった




ホーンスピーカーを諦める人は皆さんこの悩みで挫折するんですよね〜〜

魅力の励磁型スピーカー・・・、

2018年01月22日 10時55分09秒 | オーディオ

いつものTオーディオへミラフォニック、バッフルスピーカーの完成報告に行ったのだが


また、いつもどおり何やら怪しげなものを作っているT氏






私:お陰様でTA-8396バッフル出来ましたよ・・・、




T氏:あっそ、お疲れ様でした

ねえねえ、これ見てこのJBL-LE85を改良してたドライバー

信じられないほどフラットで、ものすごいワイドレンジ

これ凄くない?、すごいよね~


これもエッジを改良して下まで出るように改良したんだけど、凄いよね~、
(※注、アルニコマグネットを取り出し励磁型にして、エッジをマイラーに張り替えたもの)



WE22Aだけで、フルレンジ再生も行けちゃいそう・・・・、


このスロートが長くて、すーっと無理に曲げてないのも、いいよねー

ほら、こんなに下まで出る
(※注、私のと同じ22Aチョンマゲスタイルだが、私のは武士のチョンマゲ、こちらはバ◯殿風チョンマゲ)



凄いよね~



でも壊れるといけないから、下にウーハー入れて

下も励磁が良いよねー、ジェンセンがあるからこれ使って、これがまたいい音するんだ~


あっ後面開放はダメだよねスカスカで、ちゃんとバスレフを使って


あと、電源はこんなものかな?

俺:これで良いの?(※注カップラーメンのように簡単に作った電源)


いいんだよこれで、シリコンダイオードブリッジ整流のエキサイターだよ



あとは、あっこれでいいや、このコイルで十分

(※注その辺にあったコイルで)



アンプは、なにがいいかなー


あっ、このBOSEでいいや、音よくないけど関係ないよ







ほら凄いと思わないこのサウンド



いいよねー


・・・・・・・




そう言いながら、あっというまに作り上げた励磁型スピーカーシステム



T氏が凄いのか?

励磁型スピーカーが凄いのか



とにかく出てきたサウンドは、透明感のある

リアルな励磁サウンドそのもの



すばらしいいです、・・・ね!












帰り際に

T氏:で、バッフルはどんな音?



私:・・・・まあまあですよ、





・・・・・






以上

木製ホーンにはぜんぜん興味がない、T氏への完成報告でした





ミラフォニックサウンドを奏でるTA-7396 Baffleシステム

2018年01月20日 15時48分54秒 | オーディオ

1936年にウエスタンエレクトリックから発表された、

“ミラフォニック・サウンドシステム”と名づけられた新型トーキー映画再生装置



WE社がそれまでに蓄積した、理論解析とテクノロジーとノウハウの集大成であり

結果として映画音響の分野における一大金字塔を築くに至ったシステム






このシステムはアンプやその他の機材も含めてすべての装置の総称であると思うが

今回制作したのは、そのシステムで使われたTA-7396バッフルシステムの一部

ASR-4520フロントフォーンにほんの気持ち程度ではありますが、左右にバッフルを取り付けました
※(本来の型番とは違いますが、ここではTA-7396と呼ばせて頂きます。)





80年前の劇場では千人から三千人規模の劇場や音楽ホールで使われた大型スピーカーシステム


本来はTA-4181A 18インチウーハーを二基使うシステムだが、





自前の、15インチ515Field coil ユニットをそのまま使っています

大きさもユニットに合わせて縮小して作りましたがバッフル込みで、幅1920にもなってしまいました





ホーン型なのでコーナー設置も可能だが、今回は平行法でスピーカーを設置





何とか部屋に入りきりました





今回このTA-7396を作ろうと思ったのは、まずは




ミラフォニックサウンド、鏡のように映しだすサウンドシステムに使われたものであること





それと、このバッフルを今までレプリカやオリジナルを、何度か聞かせて頂いてきたが

とにかく朗々と気持ちよく鳴り響き、


PAスピーカーにありがちな硬さや尖ったキツサが全くないことであった





今までのALTEC817システムはウーハーにコンプレッションをかけていたため、

明朗ではっきりした音ではありましたが良くも悪くも音は、きつかった





このTA7396バッフルは、使っているユニットは今までと全く同じだが

音の世界は別世界





狙いはドンピシャ






全く音のきつさがなく、響く


低域の量感は大げさい言えば倍に増えたような量感





コンプレッションの掛かっていない515は、今まで聴いたことがないまた別の魅力を出している




※515はA5用に開発されたと聞いたが、コンプレッション+フロントロードホーン用だと思っていたが、

考えてみればオリジナルの大きなA5ではコンプレッションは掛かっていない

小型の828BOXになってからコンプレッションが掛かるようになってきた

遠くへ音を飛ばすためと、BOXの小型化であのような形になったのかもし知れない、勝手な推測ですが・・・








コンプレッションの掛からない515はゆとりがある、持ち味の軽やかさは同じようだが、


F0が下がったかのように低くなり

それになんといっても、ゆったりとした豊かな響きが

今までにない魅力的な音楽を奏でている







シャープなピントは、甘くなったような気がするが、

リアルさは確実に増した



不思議なものだ、







ボリュームを上げても上げても、リアルな響きは変わらない



これはいい!



今まで使ってきたJBLモニターや、ALTEC PAとは全く異なる、

音がどうのこうのではない




表現力の次元が違う、音楽表現の世界がありました

夢のミラフォニック、サウンドシステム劇場、開演

2018年01月18日 15時24分22秒 | オーディオ


夜も寝ずに頑張って作り上げました



一個作ってしまえば、2個目は手慣れたもの



全部作り上げてからユニットを取り付けると



1人ではウーハーの取り付けネジが回せないこともわかって

2個目は天板を取り付ける前にユニットを取り付けた

重ーい励磁ユニットだが、これなら1人でも何とか取り付け可能だ


最後の難関


22ホーンも、最後の力を振り絞り、


やっと上に乗せることができた、


これで夢のシステムへの第一歩が完成した



早速鳴らしてみると


素晴らしい!







817を出して失ったものは、

すぐ沸騰してしまいそうになる凝縮されたエネルギー

小気味よいエッジの効いたパンチ力のサウンドを失い




得たものは、

圧倒的な音圧、音量、音質



同じユニットとは全く思えない、朗々とした鳴りっぷり



どんなにボリューム上げても、音が沸騰しない


濁りもしない、崩れない、クリアーなままどんどんボリュームが上がっていく

硬くならない、尖りもしない



817では想像もできないスケールの大きさ、

まさに壮大な音楽を奏でる





大満足!


200Hzまでしか出ていない低音域のボックスを変えただけなのに

ここまで全帯域の音が変わるとは思わなかった

288FCドライバーも全開に近い状態


音のバランスが全く変わってしまったようだ





今回製作したのは、

ミラフォニックサウンドシステムに使われた

TA-7396バッフルシステムの一部を、縮小して製作したもの



縮小した理由は、もちろんオリジナルを二台は部屋に入りきらない

オリジナルの18インチユニットから、手持ちの15インチユニットに合わせてスケールダウン


スケールダウンは止むを得ずしたが、その他はオリジナル通りに「真似」したもの





私のようなWEの理論を知らないものは、真似るのが手っ取り早い




WE91Bアンプを作った時もそうだが、とにかく真似る、

形を、位置を真似る、ワイヤリングを真似る、ハンダ付けを真似る、もちろん部品も真似る


下手なオリジナリティーなど微塵んも出さないで、真似られるところは全て



ま・ね・る



今回は残念ながら米松合板は手に入らず真似できなかったが、
それ以外出来る限りは忠実に真似をした作り


補強材の材質、太さ、配置間隔、様々な角度まで出して、


接着剤を使わず、ネジの配置まで真似て作ってみた




何箇所かは手抜きの所もありますが


・・・・・、




基本私はWEを前に、自前の理論などは皆無




やっと一本完成しました!

2018年01月17日 09時16分42秒 | オーディオ


夜な夜なコツコツ作っています

組み立てには接着剤は使わないで


全てボルトで締め上げています、


別に移動するわけではないので接着剤でくけちゃえばしっかりすると思うのですが



変な拘りでばらせるようにボルトでそれらしく仕上げています


ディフェーザーやサブバッフルは木ネジでしっかり固定




最初は寸法を測り、ネジの位置を決めて穴をあけましたが


あら?


結局職人技と、勘で、ディフェーザーとサブバッフルを取り付けました


軽い木だったので割と作るのは簡単ですが、

なんだかいまいち響きが悪いような・・・・・


やっぱり重い素材で作ればよかったかなー

サウンドステージと言う考え方

2018年01月16日 10時45分21秒 | オーディオ

オーディオの楽しみ方は、人それぞれ?


音色そのものを楽しむ、


管楽器や弦楽器などのアコースティックな楽器の音色、

駄楽器などの迫力ある音

声楽などのクリスタルのような透明感のある音から、渋い声まで



音の楽しみ方は様々あると思う



もう一つオーディオの楽しみは
サウンドステージと言う考え方

仮想ステージと言えばいいのか


あたかもそこで歌っているかのような



当然ながら仮想ステージである以上、音質もリアルでなければいけない


リアルな音質、とリアルなステージ感のこの二つが組み合わせると、


仮想ステージが出来上がる


一般的なスピーカーでもセッティングさえ完璧に行えばかなりのステージ感は得られる

もちろんそれ相応の上質な音源ソフトも必要である


私が、サウンドステージを勉強させて頂くのは、




埼玉のPSDさん

毎年数回おじゃまさせて頂き聞かせて頂いている


ある人に言わせると、私と真反対のサウンドだ、と言う人もいるが




私は意味が分からない


私だって、迫力だけじゃない、サウンドステージの考え方は持っていますよ!


PSDさんでここ数年、よく聞かせて頂いているのが



ジャーマン・フィジックスのスピーカー



と言うかジャーマン・フィジックスの中高域にPSD製の低域を組み合わせたもの


PSDさんは既成のユニットを使い、独自の工法でスピーカーを作り上げるメーカーさんで


音そのものの個性ではなく、


その描き出すサウンドステージは見事なものです






コーン紙を使ったスピーカーは、通常前に出る音と同様に後ろに出る音があります

前が正相であれば後ろには逆相の音が出ています


この逆相の音を消したのが密閉型、逆相のの音を利用して増幅したのがバスレフやバックロード


共存共栄を狙ったのが後面開放やバッフル型


だが、このジャーマン・フィジックスのスピーカーは360℃同じ音が出ている

逆相正相もない気がするが、このスピーカーの奏でるサウンドステージは素晴らしいい



何が凄いって、聴く位置がずれてもステージがくずれない

昨年聞かせて頂いた、高域ダブル、低域も大型の機種の迫力のサウンドの印象が残っていて


新作のサウンドは少し物足りなく感じましたが、そのサウンドステージ感はお見事


PSDさんに伺うたびに、サウンドステージのすばらしさを勉強さえて頂きます


お聞かせいただきありがとうございました








さて本題、


我がサウンドは、オーディオルームに設置される

激情型スピーカー、(違った劇場型)を使った迫力のあるサウンドと


リビングにある、冬になって乾燥してきたせいかこのところ素晴らしいいナチュラルなサウンドを奏でる、マーチンローガンCLS

後ろにあったJBLが盗まれたので、見た目も音もさらに透明感を増してきた


この二つのシステム


実は共通点があります

逆相正相の音を共存共栄の後方にも同じ音が出ている、ダイポール型と言えばいいのでしょうか?




ダイポール型のマーチンローガンの奏でるサウンドステージは、


PSDさんのジャーマン・フィジックスが描き出すそれと、

遜色ないくらいのレベルにあります




(ちなみに鳴らしてるアンプは同じものです)




そう、ダイポール型のような前後に音が出るシステムを上手くセッティングすれば、




その魅力的なサウンドステージは、他では得られない物があります




あたかもそこで歌っている、演奏している、




この部屋にオーケストラが入っている~~



的な、








最高の音質と、最高のサウンドステージを目指し


そんな音が出るように願いながら、




夜な夜な組み立てている、今日この頃です・・・

情熱的なサウンドを今日までありがとう817

2018年01月15日 11時29分13秒 | オーディオ

いよいよ次なる計画に向けて、片付けなくてはならないのが




長年お世話になった

ALTEC-817 SYSTEM




純正のパーチクルボードではなく合板で作り上げた、817BOXに

これに両サイドにミニウイングを取り付け


真ん中にディフェザーを取り付け

バスレフダクトを塞ぎ、後面開放とした


もはや817BOXでは無くなってしまった感のあるシステムであった





元々はAV用にA-7システムを引き継いだスピーカーだったが


WE91Bアンプと組み合わせで、WEへの道を見出してくれた感謝すべきスピーカー





最後のレコード再生では、

迫力、情熱、エネルギー、そしてリアリティーある表現は流石!


今頃になってだが、



このシステムを壊す必要があるのだろうか?




と、不安を抱きながら解体しました





言わずと知れた817はPA用システム、



遠くまで音を飛ばすために、ウーハーユニットにコンプレッションをかけ


フロントロードに加えてバスレフダクトを備えるなどの工夫がなされている




僅かではあるがウーハーのコンプレッション、これは良くも悪くも、

音に張りを与える



これがこのスピーカーボックスの特徴的なサウンド



重低音までは奏でないが、それでも朗々と鳴り、


ピントの合った素晴らしいALTECサウンドを奏でるBOXであった・・・・

ありがとう










パンチの効いたALTECサウンド

それを卒業して、


次に求めるのは





刺激のない、穏やかで朗々と鳴るシステムを求めて・・・・


今度のBOXはかなり大型の、TA7396バッフルシステムをスケールダウンしたもの



縮小版とはいえ、ディフェーザーの大きさを比べても、かなり大きいのがわかります


フロントホーンはカーブの無いストレートホーン


コンプレッションもかからず、ストレートな大型フロントホーン

目指すは朗々と豊かに鳴り響くシステム


いい加減な設計書であったため問題は山積

一つ人解決しながら完成間近でやっとたどり着いたら


あら?


そうだALTEC-515は15インチ、38㎝ウーハーと言いながら

振動板の大きさは35㎝しかないんだった~~、忘れていた


あわててサブバッフルを作り直し





ニス、二度塗りの仕上げは、固い仕上げ剤を塗ろうと思ったが


粘度の違う塗料は避けたほうがいいとのアドバイスを受け、

やむを得ず三回塗りは同じ塗料のクリアーで仕上げた



あと二回ほ繰り返せばピアノ塗装のような光沢になると思うが、低域用ホーンなのでこのくらいに


あとは塗料が乾くのを待って組み立てへ・・・・・・


夢のミラフォニックサウンドシステム計画始動②

2018年01月11日 08時23分41秒 | オーディオ

正月明けの連休二日間でここまで作りました〜〜





本格的に作ろうかと思い、

昨年から米松合板を探していましたが、なかなか見つからず

あってもとても高額でしかも運搬費が同額くらい掛かってしまいます。



コストの面もあり、今回は間に合わずに止むを得ず



取り敢えず、他の素材で簡素型で作ることにしました


スピーカーに適しているのは一般的にはラワン合板やシナ合板などのプライウッドか、

ラーチ、針葉樹合板やパーチクボードなどだが





だがちょっと今、事情があって、重い板は気分がのらない




21ミリ厚の合板が持ちあげられない、

針葉樹合板はちょっと持ちあげただけでギブ、腰が痛い



バッフル合板に、枠板が入ると更に重くなる、


考えただけで恐ろしい、


ってことで今回は様々な体調の事情もあり、軽〜〜い、ランバーコアにしました、






この素材は一般的には、スピーカーの素材には使われない素材で


比重が軽いのがその理由だとおもいます、

音がボケる、響きが無いなどと昔から言われていた素材




硬く重い他の素材から比べると確かに、

なんだか音が少ないような、消えるような気がするがのは確かだ




しかも今回使うのは200kHz以下で使うので、比重の重いものが当然有利であり、

米松が無理ならラーチでつくべきだと思っていました






しかし、実際板を叩いてみると、硬く鈍い音の板と比べて




ランバーは軽やかな、良い響き




今年のオーディオのテーマは、聴き疲れしない大人の雰囲気のサウンド






てなことで、気まぐれと、自分の体調、叩いてみた響きで、今回はこの素材を選んでみました


スピーカーを自作される方々から見れば、バカな素材を選んだものだと言われる事だろうが、

上記の様々な理由があるのでご了承の程を





今回、自分で図面を書き、カット、制作まで自分で行なおうと思ってはじめました



とはいっても私は工具は何も持っていないので、全て揃っている工作室を貸して頂ける、

地元のホームセンター、カインズホームさんで製作しました




大きな直線カットは店でやって頂き、細かなカットと外枠制作作業を工作室をお借りして作りましたが



1日では当然出来ずに、頼み込んでそのまま置かせて頂き、


朝9時から終了8時まで、まるまる二日間工作室の作業台二台を独り占めにして

大まかな所は全て作り上げました



カインズホームの工作室は大正解で、穴あけの問題も店員さんのアドバイスでなんとかうまく出来ました

最近の道具は凄いものですね、トリマーにステーを取り付け

15インチの穴と16インチの穴を綺麗にあけられました

こんなのをジグソーで作ったら大変でしたよ





外枠のに使った米松4.5㎝角の4メートルの角材を三束、12本

外枠とディフェーザー内部パーツで60パーツ以上の木材をカットして使いました



こんなの、のこぎりでなんか切っていたら今頃腕がもげてます




小さな物の消耗品さえ自分で買えば工具は使い放題、足りない部品は店で買い

足りない木材はその場で裁断して頂き、大変重宝でした







なんといっても、一番苦労したのは、誰が書いたのかいい加減な図面

実際に組み立てみると全然合わない、角度が、長さがちがう!

やはり計画書や、図面はたいせつです、飲みながら作った図面は役に立たない





合わせてみると合わない木材を、店員さんが、
またか〜、と少し顔に出しながらもミリ単位でカットして頂き何とかカット出来ました


いい加減な図面ほど役に立たない、時間を無駄にし、イラつき腹がたつものは無いと、知った二日間でした





家に持ち帰り組み立てとなりましたが、場所がないのでガレージで

バッフルが倒れて車に当たったら大騒ぎ、緊張しながら組み立てましたが



組み立ててみると、でかい~



なんか板も21ミリでは薄かったのかちょっと貧弱

底板もランバー1枚では・・・・


いろいろな後悔や不安はかなり大ですが・・・・・


信じて進むしかありません






さて、この後の塗装ですが



皆さんアドバイス頂けますか?




当初ワトコワックスで仕上げようかと思いましたが


かなり音を吸ってしまう素材の様ですので、固く塗装しようと思います



油性のニスが良いとは思うのですが、この大きさだと、塗るのにも一苦労

水性のウレタンニスのほうが手軽に塗れるかなーと思っています。

お陰様でブログをはじめて、はや5年

2018年01月10日 10時12分36秒 | オーディオ

月日の経つのは早いもので、このトーレンスの写真と共にブログを書きだしてから

ちょうど5年が経ちました

気ままに趣味のオーディのブログを書き続けてきましたが





ブログを始めたのも5年前の1月8日、なんとなく新年で今年の抱負ではないが




今後のオーディを考えてみました




オーディオを再開してからのこの5年間、



ほとんどオーディオ装置は変わらずでオーディを楽しんできました









以前やっていた、若いころのオーディオ


機材をとっかえひっかえしながら、新しい音を追い求めていたころ




15~6年前になると思うが、



あることをきっかけにオーディオに見切りをつけ、もうオーディは辞めようと


写真のオーディオ機器等を全て売り払ったのだが








当時、売れずに手元に残った

自宅のAVシアター用のALTEC-817BOX+515B×2、311-90+288C



売るのに悩んだWE755Aフルレンジを鳴らしていた、




これも結局当時売れ残ったWE911Bレプリカ






WE755Aは売ろうと厳重に梱包したまま、別の場所に置かれていたが






別々の場所で使われていた、売れ残ったオーディオ用WE91Bと


AV用のALTEC817システムを初めて繋いでみて、そのなりっぷりに驚き、感動して







オーディオはまだまだ感動的な楽しみができると、このブログと共に、







オーディを再開したのですが



「手元に残ったオーディオ機器」を使って、これ以上お金を掛けずにレコードでオーディを楽しもう


一つのテーマでした





お金をかけないで・・・・感動的なサウンドを・・・・、






結局大枚をはく場面もありましたが、基本のALTECスピーカーシステムは変わらず






おかげさまで皆様と共にオーディを再開し楽しんできました











WEアンプとの組み合わせで感動を呼び起こしてくれた

このALTECの組み合わせはある意味、音のピントの合った




完成されたシステムだったのですが


最近では、至近距離で聴くには、少々音が「きつく」感じ始めていた311-90





もう少し大らかな音で音楽を楽しみたいと、


ホーンの口径の大きなホーンを求め





昨年WE22Aホーンを入れましたが、


求めた通り大らかな音にはなってきましたが、


失うものも多く




音のピントの甘い、位相ズレが聞きなる音のボケたWE22Aを

生かす方向で行くか

戻るか

別のホーンを探すか、悩みますが






別のホーンを探すのが良いようなきがするが、これは無しで行こう(金銭欠乏症)





戻るのも嫌なので




今年のオーディオのテーマは

柔らかく聴きやすい、ちょっと大人の雰囲気の良い音を目指そうと思います






大人の雰囲気の音とは

どんな音かと言うと






まず、きつさがない

ピントの合った音は、聴き方によってはキツイ音にも聞こえます

音の角を採る


角の無い音で、ボケた音ではなく

角は無いが、音圧と張りのある音を目指したい





WE15Aなどを使っている方々のような、より多くの空気を沸騰させずに動かした音と

WE16Aなどが奏でる、張り押し出しを兼ね備えたような音



かなり矛盾はあるがそんな音を目指してみようと思います。



音がどうのこうのではなく



柔らかく聴き疲れしない


大人の雰囲気重視のオーディを目指してみたいと思います。