
気持ちよく、うたい始めた!ALTEC817システムだが
このスピーカは、ほんとに鳴らすのが難しい
今までも簡単に鳴るようなスピーカーとは出会わなかったが
こいつもかなり手ごわい
なぜなら、このスピーカーはみたくれが、迫力がありゴツイ!、
スゴイ音でなりそうに見えるのだが
なかなか、見た目の凄みのあるダブルウーハを、
生かしきれるような音が出ない
そういえば今までダブルウーハは使った経験がない
始めてのダブルウーハーSPではある
しかし過去にシングルウーハーで鳴らしていたスピーカーのほうが、
はるかに低音は出ていた気がする
B&Wー801や、シルバーシグネチアはほんとに下まで伸び切っていたし
JBLはその重いコーン紙のおかげで低音の量が出ていたし、重低音は出しやすかった
だが
38センチALTEC515Cダブルウーハーのこのすごく低音が出そうな
817システムは難しい
普通に鳴らしたのではなかなか低音が出ない
一つユニットを外しシングルウーハーにしようかとも思ったがそれではカッコ悪い
あれこれ試してみた思い出が蘇る
以前は
昔ながらの強引なやり方で
出ない低音は、
力ずくで鳴らすのが一番
と思って
チェロのパフォーマンスをつないでみたことがあったが
鳴らない
この組み合わせはお互い魅力が出せない、
いや、パフォーマンスの音は出るが、ALTECの音は出ない
力ずくではこのスピーカーは鳴らない
少なくとも当時は(10年前は)
ネットワークを使ってトランジスターアンプでは
思うように鳴ってくれなかった
それでデバイダーを入れて
マルチアンプでプロ用パワーアンプ2台で鳴らすことで何とか落ち着いた状態がつづいたが、
JBLはこの方法でよくならせたのだが
ALTECでは満足のいかないまま、
放置され、やがてオーディオから離れていった
あの頃は満足はいかないが、
それでもそれなりには鳴っていると思っていたのだが
ツーウエイなのにバランスが取れなかった
低音はトランジスターアンプでもマルチアンプでドライブ力のある
パワーのあるアンプで鳴らせば
どうにかなったのだが
そうすると高音がきつい
小さいネットワークでは余計にきつい
仕方がないので
見た目には分からないが
実は311-90ホーンは鉛テープだらけだ
砂袋や
いろんなモノでデットニングを試した思い出がある
うるさいホーンをどう抑えるか
そもそも311-90ホーンはデットニング済みのホーンなのだが
家庭用で使うには、うるさい
我が家のスチュワートのサウンドスクリーン超しでもうるさい
しかし
今はトランジスターアンプではなく
ウェスタン91Bレプリカで、
今でにない音で鳴りだしたので
ALTECもトランジスターアンプの仕様では
間違いなのではないかと思い
ホーンに貼り付けた鉛をはずしてみることにした

たくさん張ってあった
鉛をはがして
砂袋も降ろした
これでどうだろう
う~ん
良い音だ!
全然うるさくない^_^
いい
うたうねー、!このホーン
なんで今まで殺していたんだろう
このおいしい音色を
デットニングなんかしていた事に罪悪感を感じてきた
311-90さん、ごめんなさい!!
今まで真価を発揮させてやれなくて
鉛や砂袋で今までさぞ重たかったろうね
軽くなって、邪魔が剥がされたから
思う存分うたってください
しばらく
またレコード聴こ~う!
ん
まてよ
そうだ!思い出した!
ウーハーにも鉛を張ったんだ
515Cの足に全部
どうしよう
はがすとなったら箱を開けなければならないが、かなりめんどくさい
恐ろしい
思い出さなかったことにし~よう