オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

今更な疑問だが、なぜ励磁にすると音が良いんだろう

2019年04月27日 16時46分31秒 | オーディオ
 
久々に立ち寄ったTオーディオ、
 
 
私が店に行くと、何故かいつもT氏は私の後ろについて回って
 
 
 
 
あっこれは撮っちゃだめね、あれもダメね、これは絶対ダメね!
 
 
よくわからないがどうも、表に出てはまずい秘密の品々らしい
 
 
 
 
そんな妖しい製品ばかりを作っているT氏のラボで、
 
久々に励磁改良がおこなわれていた
 
 
 
何度もこの店で聴いたことのある、ラウザー(今はローサー)
 
 
 
 
 
このラウザーpm6、有名なユニットですが、
 
音をを聞いたことが無い人もいるかもしれないので
 
 
その特徴的なイチゴの様なイコライザーを中心に、軽いダブルコーンが放つ中高域の生々しい美音で
 
 
 
 
弦楽器やボーカルなどはぞくっとするような、絶品です
 
 
 
 
コーン紙はかなり薄い紙の作りで、ケント紙になにか塗り込んだような作りのような感じ
 
 
 
 
 
マグネットは他のユニットに比べるとそれほど大きくはないかな?
 
 
 
 
 
中高域の魅力的な美音は、軽いコーン紙による反応の早いサウンドが可能としているのだと思いますが
 
 
勿論、オリジナルのマグネットのままでも、その美音を奏でるのですが
 
 
 
 
 
 
これが励磁改良すると、また格段と良くなる
 
 
 
オリジナルは、ちょっとカサツイた様な、ガサツいたようなキツさを時に奏でることもありますが
 
 
 
 
 
このカサツキが、なんと滑らかになるんです
 
 
 
 
滑らかになって、キレが増す、と言えばいいのかな
 
 
 
 
 
 
 
オリジナルマグネットでのこのユニットは、
 
何か+α的な音が載って、それが魅力にも聞こえますが
 
 
 
励磁に改良すると、その+α的な音が(もしかしたらダブルコーンの音かもしれませんが)、
 
そのちょっと違和感のある不自然だったと思ってきました
 
 
 
 
 
励磁ではこの違和感が消え、励磁特有の静けさが音の魅力を倍増させたような気がします
 
 
 
 
 
 
 
私のALTEC288Cを励磁改良したとき感じたのは、アルニコVの時は「砂嵐の中」での音だった
 
 
 
 
と感じましたが、ラウザーも同様で、カサツキが滑らかさになって初めて分かる
 
 
速さとキレが奏でる魔性の美音は、違和感がなくリアルさが増します
 
 
 
 
励磁改良だけなら、288よりもフルレンジのpm6の方が、その違いが大きいかもしれません
 
 
 
フィストレックスさんもそうですが、フルレンジで音楽を聴こうと思ったら
 
 
 
 
いや、音楽を聴くならフルレンジで十分と思ったら
 
 
 
 
いや音楽を聴くなら、フルレンジしかないと思ったかたは
 
 
 
 
この軽い振動板の励磁型にたどり着くのかもしれません、
 
 
 
 
 
 
 
リアルな音が、音楽の魅力をストレートに表現してくれます。
 
 
 
 
流石、励磁の世界は素晴らしい
 
 
 
 
このラウザーの励磁改良はとても簡単
 
 
ネジを外して、こいつを付けるだけ
 
 
 
とても簡単、だがこの中にはT氏のノウハウ(本人曰く)が詰まっているとのこと
 
 
 
 
 
ぎっし詰まったコイルと透磁率の良いポールピースを使い、
 
オリジナルの数十倍は重くなるこの励磁回路を付ければ
 
 
 
 
 
 
音楽の世界が変わる励磁の世界が広がってきます
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
因みにTオーディオはこれは量産するつもりも、売る気もあまりなさそうです
 
たんに見せびらかしたいだけだと思います・・・、
 
 
励磁フルレンジは、フィストレックスさんやローヤル産業さんの様なちゃんとしたお店で試聴してください
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

想い出のオーディオ機器の魅力

2019年04月26日 19時39分00秒 | オーディオ
 
今回は思い出話になります、写真は全て過去のものです 
先日のマーチンローガンの投稿で、
 
今まで使ってきたオーディオ機器を振り返ってみて思いました
 
 
 
いままで様々なジャンルや、様々な年代のオーディオ機器に出会い
 
 
そして別れてきましたが
 
 
 
 
偶然なのかどうか、わからないが
 
 
 
 
 
残っているのは、
私の好みのオーディオ機器ばかり
 
 
 
残った機器だから好きなのか?
 
好きな機器を残したのか?、なんて考えてみました
 
 
 
 
一番古いのはなんといってもJBL LE8Tこれは中学生の時に買ったもの
 
もう一つカセットデンスケがあるがこれはもう動きません
 
そのあと古いのはLUX LX-33これは高校生の時に買ったもの
 
 
 
 
 
このLE8Tを鳴らすべく高校生の時購入したのがサンスイAu607
 
この組み合わせはチョーご機嫌でした
 
 
が、よせばいいのにもっとパワーを求めて、AU607がセパレートになることをいいことに
 
パワーアンプ部をマランツのモデル140に変えて、アメリカンパワーだぜ〜
 
とか言いながら、これもなかなかにご機嫌なサウンドでしたが、
 
 
 
 
もっと高音質を求めて、プリメインアンプから
 
 
本格的セパレートアンプに変えようと、プリアンプを同じマランツSC6に変えてみました
 
 
 
が、なんだか普通に良い音で、イマイチおもしろくない・・、
 
 
 
もっとアメリカんぽく?、で次にAGI 511Bに変えてみたところ、
 
これはすごい!ってことになり
 
 
 
 
更なるパワーを求めてモデル250Mにアップグレード
 
プリがAGI 511B スピーカーはL300
 
 
 
これが二十歳くらいの時のシステムで、
 
自分の中では完成したお気に入りのシステムでした
 
 
 
 
 
これが崩壊したのがクレルKSA50との出会い
 
当時レビンソンの音は聞いたこともあり、できればあの最高のアンプを購入したいと狙っていましたが
 
 
 
 
クレルの肌触りの良い透明感あるサウンドを聴いて、
 
 
 
あっこれからはレビンソンではない、
 
“クレル”の時代が来る!
 
 
 
そう痛切に感じ、何を焦ったのか、
 
早く買わなければならないという危機感に襲われ
 
 
 
 
思い切って超長期ローンを組み購入!
 
 
“無”を感じる独特の空気感に感動して、
 
「すげ〜〜」とか言いながら聴いていましたが
 
 
その後、何か違うとまた思い始めた
 
 
 
 
音は最高にいいのだが何か違う・・・・・、
 
 
 
急激に気持ちが薄らいだのか、ローンを減らす意味も大いにあったのだろう
(そのためだった)
 
 
偶然にも高額で引き取ってくれる方が現れ、品薄のプリアンプPAM-2は売却され
 
 
 
 
代わりに使ったのが、DB-1bラインアンプ
 
 
 
 
あら?、こっちのほうが全然好み
 
力はあるし、全然音が素直とういかストーレートでビシバシ
 
 
 
 
まあお気に入りだったけど
 
 
 
 
 
 
この時からスピーカーの傾向が変わり始めた、
 
L300から何を思ったかB&W801Fのだるまさんに変わった
 
 
 
パワーアンプは多分お金が無くなってクレルKSA-50をたしか高額で売って
 
 
 
取り敢えずのナカミチCE70(これはKSA-50と似たような音がした)
(B&W801Fのベストマッチングの意味もあったと思います)
 
801Fだるまさんは良いスピーカーだが、
 
プリアンプDB1bの粗さを、かなり訴え始めてまた、何か違うと思うようになり
 
 
801Fの後方に展開するステージにも違和感を感じて
 
音の良さと前に出て来るエネルギーの、マーチンローガンに変わり
 
 
これはごきげんなスピーカーで今も持っています
 
 
 
ラインアンプはその後、きめ細かい音質のチェロ・アンコールを購入
(アンコールの前に、スッパンスッパンのスペックトラスと、砂嵐の様なスレッショルドのSL-10も使ってみた)
 
 
 
 
当時の高級器アンコールだったがやはりこの時も
 
“音は良いが何か違うぞ”と思いながらも、新しい音を楽しんでいた気がします
 
 
 
 
 
その何か違う原因を探っているうちに、チェロのアンプに少し疑問を感じ
 
最高級のスイートを(友人から借りてきて)使ってみましたが
 
 
 
 
余計に“何か違う”
 
そんな気がしてしまいました
 
 
 
だんだん自分の理想の音が見えてきて
 
 
 
やはり大切なのはフォノイコライザーなのかもしれないと思ったとき
 
 
最高の音質を誇る、かのジョンカールが作ったベンデッタリサーチのヘッドアンプ内蔵のフォノイコライザーが
 
5台限定で日本に入ってくると
 
 
 
とある販売店でそそのかされ、アンコールを出してこのベンデッタと交換だったかな?
 
大失敗だったが後の祭り
 
 
 
 
 
超音はいいが、やはり私の求めていた音の良さではなかった、と言うか離れて行った
 
 
 
その後、フォノイコライザーはML6ALやら進藤ラボラトリーなど様々な物も使ってみたが
 
 
 
やはり私が好きな音は回り回ってレビンソンだとなんとなく気がついたのは
 
 
 
アンコールがなくなって、セレクターがわりに買ったJC-2だったが
 
これがピタリやはりレビンソンが好き
 
 
 
ML-1Lも何故か使っていたが、レモの使うづらさと
 
レンジの広さは音の薄さだと気がつき
 
 
 
JC-2がメインとなっていった
 
 
 
私の好みはチェロよりレビンソンだった
 
 
 
と、気がついたときは、とき既に遅く
 
 
 
チェロのパレット・パフォーマンスの組み合わせでシステムが出来上がっていた
 
 
 
 
これがしばらく続いたが、色々あって結局マーチンローガンを残して全て売却となった
 
 
 
ハイエンドオーディオの終焉を迎えた
 
 
 
 
 
 
 
ハイエンドと共に並行してやっていたのが真空管オーディオ
 
 
友人がALTECA4を鳴らすため、決死の思いでWE86なる、高級アンプを買うことになり
 
 
 
 
おもしろ半分に購入に付き合ってW・S・Iへ付いて行って、私はおまけで、付き合いで?
 
WE91Bのキットを購入
 
 
配線材を何度も変えたり、パーツを変えたりしたが結局これは大当たり、
 
 
 
その後WEオリジナルの方が絶対にいいと、WE124を借りてきて使ったが
 
WEらしい音は素晴らしく、音楽的にもバランスよく音楽を奏でる
 
 
124の音の濃さに比べれば91Bは低域の力の無さだったのかチョット薄く感じられたが
 
 
 
何か124はピンと来なかった
 
 
 
WE以外でも真空管アンプを色々使ったが、
 
私はジャディスより、クイックシルバーが好きだった
 
音質は別として、ALTECのアンプやダイナコのマークⅢも好きでした
 
 
こうして冷静に今まで使ってきたオーディオ機器を見つめてみて
 
 
 
 
 
エネルギーとクオリティーのせめぎ合い
 
 
 
音が良いだけでは満足出来ない
 
 
パワーだけでも不満が残る
 
 
 
 
 
両立したと思えば、更なる高みが気にかかる
 
 
 
 
 
面白いものだ
 
 
 
 
 
 
 
因みに今は、
 
完璧に両立した
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、「今は」思っています
 
 

マーチンローガンCLSを聴きながらの独り言です

2019年04月16日 11時09分59秒 | オーディオ
 
あれはもう30年以上前の事、
 
当時はスピーカーはL300と4343を所有していたと思ったが
 
 
 
ウーレイ813でその先を考えたが、
 
試聴用813と市販された813の違いに愕然として、急激にダイナミック型からその気が薄れて
 
 
当時最先端のはオールリボンのアポジーや、イオンツイーターなどの新しい素材の音に興味を持った時期だった
 
 
 
 
新しい音を手に入れようと最初に踏み出したのが、JBL L300を出して手に入れた、B&W801F
 
当時の録音スタジオでALTECに変わりこの黒いだるまが主流になっていたモニタースピーカー
 
 
 
暫くは良い音だ~と聴いていたが、
 
そのワクワクしないサウンドに何故か急に冷めてしまい、
 
何かもっといいものはないかと思っていたころ
 
 
 
 
 
コンデンサー型の音に魅力を感じてはいたが、その特徴でもあった音の展開が、
 
その場から後ろに開けるサウンドステージ
 
 
 
これが実は好きになれなかった、B&W801F実はそのようなサウンドステージった
 
 
 
 
私の中で、前に押し出すアメリカンサウンドと
 
後方に展開するヨーロピアンサウンド
注(あくまでも個人的主観です)
 
 
 
 
やはり私は、アメリカンサウンド、これが大切だった
 
 
アポージーは良いと思っていたが、当時は高額で手が出なかった
(数年後小型のカリパーシグネチアを入手)
 
 
 
 
 
 
そんな時であったのが
 
マーチンローガンCLS
 
 
 
これを聞いたとき、「あっ時代が変わる」そう感じた
 
音の「速さ」、「切れ」、「クリア」それまでのスピーカーでは想像できないモノを持っていた
 
 
しかも、アメリカンサウンド!
 
 
音がぐいぐい前に出る、アメリカンサウンドでありながら、リアルでクリアーなコンデンサースピーカー
 
これは私の好みに「ピタリ」
 
 
 
 
最初に聞いたCLSは、振動板を区切る横のスリットの配置が違っていて振動板面積が大きくとられていた
 
 
 
 
最初聴いたのはこのタイプだった、
 
店の社長に「このスピーカーは他のモデルはあるんですか?」と聞いたところ
 
 
 
更に巨大な四枚の振動板を使ったフラッグシップ、モデルと低域にダイナミックスピーカーを使ったタイプがあると聞かせれ
 
その写真をみせて頂きました、フラッグシップモデルは日本には輸入されず
 
見た目に違和感を感じた、ウーハーを内蔵したモノリス、モデルは除外され
 
 
 
 
CLSしかないと決断し購入に踏み切った
 
 
届いたモデルは振動板配置試聴の物とは明らかに違っていた
 
上のほう阿あの部分のスリットが狭くなり、全体的に振動板面積が狭くなっていた
 
 
 
 
 
またか・・・、いやな予感が頭を過ぎった
 
嫌な予感、今まで何度かこれを味わってきた、アンプではクレル
 
シルバーパネルのKSA50を聴いて購入して届いたのは、分厚いブルーのパネルのKSA50
 
音や内部の部品等に違いはなかったのだが、見た目がずいぶんと違った
(KAS-50はこの後は部品が急激に変わりトランスもEIコアからトロイダルに堕落するまで時間はかからなかった)
 
 
次はウーレイ813B、これは試聴の物はとんでもなく音が良かった、結局そのサウンドに酔いしれ大音量を入れすぎ飛ばしてしまい
 
修理後の市販の813はあの音の鮮度は無く、普通のモニタースピーカーになっていた
 
他にもパレットの配線やMLASの部品なども・・・・・
 
 
 
 
メーカーの勝手な改良?(コスト改良?)で散々嫌な思いをしてきて、
 
またか~、と思ったのだが
 
 
以外にもこれは良い改良であった、
 
 
音が引き締まり、明らかに高域が生き生きと伸びて聞こえた
 
あっ改良されたんだ、とほっとしたのを覚えています
 
 
ご機嫌な我がCLSとの付き合いが始まり
 
 
何度かの振動板交換、ⅡやZへの改良で電源トランスの強化
(200Vで使用していたためかそんなに変化は感じられなかった)
 
 
 
駆動するパワーアンプはいろいろ試した
 
ナカミチ、スペクトラル、SAE、クイックシルバー、ジェフローランド・・・・、
中古で買ってきたり友達から借りたり真空管や大パワートランジスターアンプなど
 
様々なアンプも試して、落ち着いたのはチェロパフォーマンスだった
 
 
 
 
CLSとの付き合いで、最大の弱点だったのが低域の量感
 
中高域は抜けが良くてクリアーなサウンドを奏でるが
 
 
 
低域が苦手
 
 
 
ヨーロッパ的なちょっと重く独特な低音
 
チェロのオーディオパレットを持っていたので低域を増やすことは簡単だったが
 
違和感が増すだけ
 
 
 
我慢できずに不覚にも一時期、手持ちのJBLやボーズ、エンテックなどの高級ウーハーも試し軽やかなトランジェントの低音を求めたが
 
 
当然合うものは無かった・・・
 
 
 
 
私が使ったなかで一番合ったのは意外にもヤマハのYST-SW1000で
 
最低域に風を送る程度に使うことだったが
 
 
 
ボリュームと連動すると、どうしてもCLSの魅力が薄れてしまうため結局は断念
 
 
 
まあ、パフォーマンで大音量入れパレットでちょっと味付けしても、バリバリ言うくらいで、
 
他のコンデンサー型と違って火花が出るわけでもなく、穴が開くわけでもないのだが
 
 
 
 
やはりここ一番で、バリバリ振動板が当たるのが気に入らなかった
 
多分初代の振動板面積が広いのはもっと簡単にバリバリあたったのだろう
 
 
 
スリット配置はCLS型になってからは振動板の上と下の面積を狭め
 
上下の真ん中で低音域が出るように改良された
 
 
バーチカルツインと言われる方式では中高域を低域で挟む形になるが
 
これはその逆バージョン、低域を高域で挟む形
 
 
 
これは音はクリアーになりその魅力は増すが、量感は多少減る
 
 
 
当時、電源を変えたとき振動板を変えるチャンスもあったのだが、結局変えなかったです
 
 
 
 
 
前にも書きましたが、結局マーチンローガンを一番美味く鳴らせたのはSD05でした
 
あの違和感のある低音がかなり解消されました、
(完全解消された低域は励磁システムで実現しました)
 
デジタルアンプの制御力は流石としか言いようがありません
 
 
 
今はサブシステムで楽しんでいますが、フルレンジの音の統一感
 
全盛期は過ぎましたが
 
まだまだリビングでリアルでクリアーなサウンドを奏でている
 
我がマーチンローガンCLSです
 
 

WE22Aセッティング秘策、勿論妄想編です

2019年04月08日 21時06分00秒 | オーディオ
ステレオSPセッティングは、モノラルスピーカーを2台セットするのとは別なセッティングが必要・・・、
 
 
マルチユニットのステレオ・スピーカーを上手く鳴らすセッティング方法で
 
昔から言われてきた一つの方法で
 
まずは片チャンネルのモノラルの状態でスピーカーが最高に鳴るようにセットするのが基本と言う考え方
 
 
 
 
まずは基本のモノラル信号で、バラバラのマルチユニットの最高の音の出る地点を探し、
 
 
片方を上手く鳴らしてから、それと同じ様に反対側にもう一つセッティングして
 
 
ステレオにすれば、その良さが倍増するとも言われたこともありました
 
 
 
 
 
 
 
 
それは本当なんでしょうか?
 
 
 
位相問題や音圧を揃えたり様々なセッティングを行ってきましたが
 
 
我がシステムで問題なのはやはり、超、指向性の強いWE22Aホーン
 
 
 
このホーンの本来の使い方は当然モノラル
 
本来のモノラル信号でのセッティングは、縦ロールに置いてセットするのがいいと思うが
 
 
 
WE22Aを本来とは違う、ステレオで二本使うとなれば話ば別
 
 
縦ロールにセッティングするとその強い指向性のが災いしてしまう
 
 
 
指向性が強過ぎてジャストポイントのみの視聴ポイントになってしまい、加えてある現象が生ずるともう手におえなくなる
 
 (上記のように縦と横では全く指向性の違うホーンです)
 
 
私は、上下に音がロールする縦ロールでは、ステレオ再生のメリットである音場の表現がうまく出来ないと判断して
 
 
音が左右にロールする横ロールを選択しています
(我が家はロールではなく折返しですが)
 
 
 
22Aを調整するポイントはいくつかあると思いますが
 
私は、モノラルのセッティングとステレオスピーカーのセッティング配置は
 
 
 
別もの!
(あくまでも私の個人的な見解です)
 
 
 
だと思っています
WE22Aを当時のステージ配置図で、
 
22Aを二本使って縦や横に配置している図がありますが
 
これはステレオセッティングの配置ではなく
 
 
 
当然ながらモノラルを2台使った、ダブルスピーカーのセッティングの配置図である
 
 
 
WE22Aをモノラルで最高に良く鳴るセッティングが出来て、
それを左右に配置しても
 
 
ステレオサウンドが上手くなるとは限らない
 
 
 
というかほとんど上手くなりません
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっとだけ脱線するかもしれませんが
 
私のブログやSNSによくこんな書き込みや意見を言われます
 
 
 
昔使っていたけどWE22Aは鳴らないね
 
 
WE 22Aは音量で位相がずれたり、キツくなったり、音が変わったり、音像がひっくり返ったりしてろくなホーンじゃない!
 
 
まあ昔の骨董的な名器なんだろうな
 
 
 
あ〜、それからあなたは横向きに使っていますが、ちゃんと縦に使わないとダメですよ、良さがわかりませんよ
 
 
劇場で横向きに使ったは別の意味があるんだよ、真似しても意味が無いよ・・・、
 
とか、描いてくる方々がいらっしゃいますが
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◯×△やろ〜〜〜、
 
 
 
 
 
WE22Aを鳴らせなくて、
あのホーンはダメだと手放したヘナチョコオーディオマニアのみなさん
 
 
あの 22Aは全盛期のWEが総力を挙げ、しかもエンジニアと演奏者がタッグを組んで
 
 
もっとも人間の声がリアルに鳴り響くホーンを作り上げるべく、
 
技術を結集し試作を繰り返し行い作り上げた傑作ホーンなんですぞ
 
 
 
自分が使いこなせなかったからと言って、駄物扱いするんじゃ無いよ
 
 
 
あ〜スッキリした
 
 
 
 
 
では、ヘナチョコの皆さんに敗因をお伝えしようではないか
 
そこ、そうあなた、偉そうにして読むんじゃないよ
 
 
 
二、三回ありがとうございますと言って、感謝の言葉を添えてから読みなさいよ
 
 
 
 
 
そうそう、それでいい
 
へへへ〜
 
 
 
 
 
WE22Aを使いこなせなかった理由はね〜
 
 
 
 
 
 
 
 
音の遠心力が理解出来なかったから、なんだよ
 
 
 
 
 
 
 
わかりましたか〜〜〜〜
 
 
 
 
注(ほらそこの教授、あんただよあんた!笑うんじゃないよ)
 
 
いいよ、どうせあった時、俺のことまた散々馬鹿にするんだろうけど
 
まあ、俺の得意の妄想ですからね
 
わかりましたか?妄想なんですよ
 
 
 
 
 
 
意外に手強い音の遠心力
 
しかも音の遠心力の強さは、音の強さと比例します
 
 
 
ホーンロードのロールが長ければ長いほど、この遠心力効果は大きくなります
 
だから、音量が小さく遠心力が少なければ、音はホーンの中央付近で聞こえますが
 
 
音量が大きくなり、遠心力が強くなれば音はホーンの外側へ移ります
 
 
 
 
 
 
15Aユーザ:
ちょっと待てよ俺の15Aホーンはそんなに動いたりしないぞ
Sound axis(音軸)は確かに中心より外側に引かれているがそこから音量で動いたりはしないぞ
 
 
 
 
と言われるかもしれませんが、そりゃそうだ、おっしゃる通り
 
どうせ妄想だから書いちゃうけど
 
 
無垢材を張り合わせた13Aならまだしも
 
 
合板ホーンの15Aでは、本来の音の半分とは言わないがクオーターくらいの音を木で吸い取り
 
音を削り落としてから音が出る
 
音の芯の部分だけを聴かせる、言わば大吟醸酒の様なスピーカーですから
 
遠心力効果もかなり失せてしまいます
 
だから音量に関わらず素直にSound axisに沿って鳴るんですよ
 
 
 
 
でもね、金属ホーンは音を削り落としたりしませんので、その遠心力効果が出てしまうんです
 
偏った遠心力が生まれない、理想のホーンはストレート
指向性を広く持って、正確に音を伝えるには、小さなホーンを合わせた24や25が理想なんでしょうね
 
 
ストレートではホーンロードが取れなくて能率が稼げないしF0も下げられないので
 
高域用に割り切って使う方がいいですよね
 
 
 
強引にロードを長く取って低い音も出して、遠心力の偏り効果も無くすには
 
捻じ曲げて、折り曲げて、ぶつけ合えば偏った遠心力が消えて音の量で動かないホーンが出来る
 
そう意味ではWE16Aは傑作と言えるのだろうか?
 
 
 
まあ冗談はそれまでにして
 
本来WE22Aにも、Sound axis線は引かれていいと思うが
 
 
 
書かれていない、
 
その理由は、動くから線を描けないのです
 
 
 
お分かりいただけましたか?
もちろん上記は全て妄想ですからね
 
 
 
 
結論、
WE22Aが手強い理由
 
 
それは縦ロールに配置すると音量によって音軸が上下し、
強い指向性がそれを強調してしまい上手くならないのです
 
 
 
ステレオ配置の場合はこれが強く出ますので
 
音軸をズラす工夫が必要なんです
 
 
 
 
モノラルのベストポイントの音軸を、視聴位置に決めるて
それを二台のステレオセッティングにすとると、
 
指向性が高すぎて、音がきつくなってしまいます
 
ステレオで22Aホーンを使うポイントはの音軸の外し方
 
 
 
 
一つの音が広がるモノラルのセッティングと
 
 
二つの音が一つになるステレオのセッティングは根本的に違う
 
 
 
と思うのです
 
 
 
 
今回モノラルスピーカーと
 
ステレオスピーカーを別に作ったのはこんな想いもあったからからでした
 
左右二つの別々の音が、別々のユニットから発せられて
ユニットが存在しない真ん中の空間に音像を描くのがステレオセッティング
 
 
 
ステレオスピーカーの片チャンネルにモノラル信号を入れて
片方ずつ最高の音が出る様にセッティングするのでは絶対にムリです
 
 
ステレオ信号で2台同時のセッティングをしなければステレオフォニックスは再生出来ません
 
 
 
 
 
 
 
熱く語ってしまいましたが
 
残念ながら今回のブログも全て妄想です
 
オーディオの真実の事は何一つ書かれていません
 
カールホーンの音の遠心力の理論は、どこかの教授が解説して貰えるかな?

WEサウンドの聖地W・S・I

2019年04月06日 21時43分00秒 | オーディオ
 
ウェスタンサウンドインクさんへ25年ぶりに寄ってみました
 
 
 
もう25も前の事なんですね、我がWE91のキットを買ったのは
 
友達が一大決心をしてWE86アンプを買う事になり、
そののお付き合いのお供で初めて伺ったショップです
 
 
当時はクレルやレビンソンなどのアンプを使っていて、WEアンプの事など何も知らずに伺ったショップですが
 
そのWEサウンドに驚き
 
 
思わず買ってしまった91Bアンプです^_^
 
 
それを知ったマニア達からは
 
 
いきなり91Bかい
 
 
あのね普通さんざん真空管アンプをやって最後に辿り着くのが300Bなんだよ
 
その300Bもあれこれやって運良く出会うことがでた幸せものだけが91Bを使えるんだよ
 
それを、初めての真空管アンプがWE91Bだって
 
へっ、使いこなせるわけないだろ
 
へっ初めてが91かい、へ〜
 
 
 
なんてイヤミ言われたのを覚えています
 
 
 
でもこのアンプとの出会いがなければ、WEサウンドにハマることはなかった
 
そんな思い出深いアンプです。
 
 
 
 
 
ホントに久々にこの店のWEサウンドを聴かせて頂きましたが
 
やっぱりいいですね〜、ゾクっとするような生々しいサウンドを奏でていました
 
 
オーディオ的に低音がいいとか高域が静かに伸びてるとかそういう問題ではなく
 
とにかく音のバランス良く音楽が流れていました
 
 
これって意外にすごいことだと思います
 
 
 
 
憧れのWE594Aがゴロゴロ
 
WE555もごろごろ、まさに売るほど置いてある
 
ショップだから当たり前かな^_^
 
 
 
 
 
25年前にキットのアンプを買っただけの私に
 
惜しげもなく数々の秘伝の音料理レシピを教えていただきほんとうにありがとうございました
 
大変勉強になる数々の秘策
 
早速試してみます
 
 
 
音は料理と同じ、
良い素材を使い、腕の良い料理人によって美味しい料理になる
 
素材が違っても、料理人が同じだと同じような味になるとは、名言ですね
 
まさにその通りだと思います
 
 
 
 
私も音の料理人になれるよう頑張ります^_^

音圧を征す者、スピーカーを征す

2019年04月05日 16時05分00秒 | オーディオ
オーディオの「良い音」の定義は人によって様々です、
 
以下は「私の」良い音のオーディオの定義です、
人に押し付けませんので、反論はそこそこにお願い致します
 
 
オーディオ用スピーカーが奏でる再生サウンドで、
私がどうしても好きになれない音があります
 
それは 中高音は元気よく弾んでいるのだが、
その中高音のテンポを乱し、
全体のバランスを崩すかの如く、量が出て弾まない低音
 
ポリプロピレンなどのビニール系の素材や、
軽い紙であっても、リング等の重りを入れたウーハーなどが放つ澱む低音がどうしても苦手です
 
 
こういう音を世間一般では、安定感のあるいい音というらしいが
私は楽しくない、ワクワクしないサウンドはつまらない
 
まあ、ワクワクする弾むサウンドの中には確かにも、
歪が作っている音もありますがね
 
楽しいんだけど、紙臭い
 
楽しいんだけど、 チョットきつい
 
楽しいんだけど、重厚さが足りず、長く聴くと疲れる
 
 
歪の奏でる楽しさは、もろ刃の刃、
その欠点が出やすいのも確かです
 
 
 
でもね、ちゃんと励磁ユニットでワクワク楽しいサウンドを奏でると、
 
ちょっと違うんですよ綺麗に滑らかにキレて、
弾む音が奏でられるのです
 
 
私が拘るのは弾む音
 
 
それを叶えるのポイントは、反応のいい軽い振動板が重要と
 
それを制御する駆動部分、磁器回路も重要なのでが、
 
それだけではなくて圧(コンプレッション)のかけ方も重要なんですね~
 
 
 
 
軽い振動板で反応がいいと、
 
量が出ない、
 
軽い低音になる
 
 
量を出すと、反応の鈍い低音になる
 
小さい反応の早い軽い振動板のユニットでは、
 
なかなか低い低音が出ない、低音を出すには能率を下げなければならない
能率を下げれば、反応が鈍くなる
 
 
大きな振動板なら能率も高くできるが
振動板は重くなり反応が鈍くなる
 
キレと量はこのへんのさじ加減が大変難しいところなのですが
 
 
私流に言うとスピーカーが軽やかに力強くキレて弾むことによって、
 
演奏エネルギーが伝わるんです「躍動感」が伝わると言えばいいのかな?
 
そんな音楽が奏でられる・・・・・・演奏の情熱演奏のエネルギーが伝わらなければ、
 
 
どんなにいい音がしても意味がないのではないでしょうか?
 
 
 
 
 
演奏する方のエネルギーって大変なモノなんだと思います
 
演奏者にたまに話を聞くと、
コンプレッション、タメ、圧、力、熱が入った演奏、そんな言葉を聞くことがあります
 
歌声も、吹奏楽器も打楽器も、楽器や音を出すのに重要なのが「圧」だと聞きます、
 
オペラのアリアなどを歌い上げるエネルギーは、聴いているだけでも大変なエネルギー消費だと感じますし
 
吹奏楽も肺活量だけではなく、呼吸法、唇周りの筋肉のコントロールなども大切なのでしょうが
 
特に高音を「出す」のには、空気の「圧力」がかなり必要だと聞きます
 
 
そういえば、
これもミュージシャンとの会話でしたが
オーディオは簡単でいいよね~、だって、
ツイーター付けたり、つまみを回せば高音が出てくるんだから
 
 
あのね、トランペットで高音を出すのは大変なんだよ、
 
 
息の圧力で高音出すんだから、
吹く力が無ければ高音はなかなか出ないんだよ、
だから腹式呼吸を大切にしてるんだよ、
圧とスピードが無ければ、遠くに音を飛ばせない、
 
音が飛ばないと演奏が伝わらないんだよ・・・・・・、
 
なるほど~~、そうなんだ~、
なんて会話もありました
やはり音楽を奏でるにはパワーが必要
 
 
だが
 
そんな音楽のパワーを伝えるスピーカーはどれほどあるのでしょうか?
 
綺麗な音質のスピーカーもいいですよね
デザインの素晴らしいスピーカーもいい
量が沢山出るスピーカーいいのかな・・、
 
 
スピーカーのキャッチフレーズを見ると
 
 
より録音時に近いリアルな音質で、楽器編成の位置まで感じられる空間再現性の高い音楽を再生
上質な木材を用いた品のよいデザインや、
シックで洗練されたモダンデザインのおしゃれなスピーカー
繊細で柔らかくダイナミックな音響が特徴
ずっしりとパンチの効いた低音が魅力ゆったりとした広がりある音が特徴
クラシック音楽など空間性のある音楽の再生で高く評価
モニターサウンド向きのナチュラルな音作りが特徴
リアリティある華やかな音質を楽しめます、等々・・・、
 
 
 
なんか本来の目的と合わないような、
 
ピンとこないですねこれはもちろん私の勝手な思い込みで
本来のスピーカーの目的とは違うものかもしれませんが
私は、演奏家や歌手の情熱、エネルギーを共に感じられる、
 
 
そんなスピーカーシステムを使いたいです
 
 
よそよそしく客観的に聴いたり、
 
冷静に検聴や傍聴ではなく
共に何かを感じられる、そんなスピーカーが理想です
 
まだまだ理想に辿り着いたとは思っていませんが
音圧をコントロールしてホーン効果を使う、
 
コンプレッションドライバーの様な、
なんちゃってコンプレッション・ウーハーの使い方でかなり思う様なサウンドが叶えられてきました
 
ステレオシステムでは、Lansing415を使って、
音圧コンプレッションしてディフェーザーで拡散してホーンで拡張
Monoシステムでは、Altec515励磁に、最強のコンプレッションを掛けてフォーフデッドホーンで拡声しています
 
 
音圧をコントロールすることによって、
やっとですが、はじめて私の想うような好きな音の表現ができるようになってきました
 
音のエネルギーが伝わりはずむ、
躍動感がある活きた音がするようになってきました
 
 
これらの音でリズムを刻むから
音が楽しいです
 
音が楽しくなければ、音楽ではない
 
クオリティーや質が良いだけでは、決して音楽にはならないと思っています
 
まだまだ、もっともっっと楽しい音を目指していきます~~~