
スピーカーの良さは、スピード?量?F0の低さ?
音の立ち上がりの早いスピーカーは重低音が響かない
今まで私は、わりと重低音が無くても音楽が楽しめる方だった
寧ろ、無理やり重低音を再生するスピーカーにはあまり馴染めなかった
f0をさ下げる為に振動板を重くしたり、重い素材にしたり
果ては、軽快がウリのアメリカンスピーカーの軽い紙に、
異物を吹き付け、硬く重くした上に、更に重いリングを入れたりして
無理矢理能率を下げた物には•・・・
その無理矢理下げられ得られた低音が奏でる音楽に違和感を感じるのは
私だけでは無いであろう
スピーカーで作られた低音は、音楽が響かない、歌わない
まあプロ用と言われるモデルにこのような物が多かったが
ちょっと前のプロスタジオモニター用って、響かないし
虚像の偽りの音を作ってる現場だから、偽りのスピーカーでもいいのかもしれない
それは言い過ぎかな?
以前はそんな低音にかなり違和感を感じ、中高域を重視してその反応の速さ
速さやとランジェントや、切れを一番に求めていた頃は
コンデンサースピーカーが最もあっていた、
クオードのESLも良かったが
最も振動板の軽いマーチンローガンのCLSを使っていた
その立ち上がりの良さは、声も楽器も、鮮明に描き
歪感の無い、クリアーでまっこと気持ちいい、その音色に酔いしれていた
だが交響曲となると、悲しい話だが、話は別
フィルレンジの欠点でもあるが、低域の大きな振幅が入ってくると
高域の冴えや、切れ、全体の立ち上がりが悪くなる
聴くレコードも小編成の曲が必然的に多く聴くことになってしまったのは仕方の無いこと
軽く、早く、鋭く立ち上がって、
硬さも無くきつさも無く
しかも量もあって、低さも出る
室内楽も、交響曲も迫力のJAZZも堪能できるスピーカー
難しい
そう言うと失礼かもしれ無いが、交響曲は実はわりと簡単、
低さと量が出れば、あまりキレが無くても
ホール感という言葉で補える
室内楽や、歌曲も実は、小さくてキレのいい、
振動面積の少ない、スリムな音のスピーカーなら
グラマーにならないから、爽やかに透き通った音になる
だがこれに、下品なJAZZも楽しく、
ときには過激に豪快に力強く聴こうとすると・・・・もう大変
とても一つのスピーカーでは再生出来ない
だからオーディオマニはスピーカーを複数台もって
これに対応しているのが現状であろう
前振りが長かったが
あっけらかんのアメリカンサウンドの音色は、どうにも変わらないが
ついに、速さと、量と、低さが実現した
:そんな馬鹿な、お前のはALTEC515シリーズで最も軽い
:515Eだろ?、低い音なんか出るわけ無い
:あっわかった、JBLのように重り入れたんだろ!
そう思ったあなた、違いますよ
ALTEC515でも、JBLリング入りウーハー以上の低音が出せました
これは当たり前のことだが
入力に無い低音を、アンプが増幅するわけ無く
当然スピーカーが再生するわけが無い
:入力で拾わない音は再生できるはずが無い
:あの重いアームが低く重く拾うから、重低音再生ができるんようになっただろ
そう思われるかもしれませんが、
まあご想像のとうり、最終的な低音は、無論RCAアームに寄るものもありますが
実は
オルトフォンRM309G + オルトフォンCG25D

アメリカ~~ンなターンテーブルでも、すばらしい重低音が響いています
豪快な図太いトルクの、5.5リッター V8、OHVエンジンのような
バリレラカートリッジとはまた一味違った
軽快な2,2リッターDOHC、turboエンジンのような
オルトフォンらしい適度な締まりと、規律正しき音で
奏でる重低音
偽りの低音ではなく
軽やかで
厚みがあって
彫りの深さがあって
低く重く響き渡るホンモノの低音が欲しい方
固定磁束密度のマグネット方式をやめましょう
励磁の電圧による磁束密度調整は、途方も無い可能性を秘めていました
この調整はあの、オーディオパレットを持ってしても叶わぬ調整です・・・・・・