オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

チュ~電で、新たなアナログの楽しみ

2024年11月25日 09時39分33秒 | オーディオ

 

 


久々のSTREOはボリューム感たっぷりで良いもんですね~

 

ちょっと前に友人のレコードショップ?からチュー電のボロンなかなかいいよ

とメールが入り、それでは試しにと、手には入れていたんですが

 

 

MONOサウンドの調整が忙しくて、聴く機会がなかなかありませんでした

 

STEREOのネットワークを流用してMONOを鳴らしていたので変えるのが面倒で(笑)

 

MONOシステムがチャンデバのマルチに落ち着いたので、ネットワークを元に戻し

久々のSTEREOを楽しんでいます

 

 

地元びいきを差し引いてもアナログに力を入れる

 

我が群馬が誇るねずみ電気、チュー電は応援したいメーカーです

 


お気に入りの、力強いエネルギーで音楽を奏でる

 

MG-3650丸針カートリッジ

このMG-36シリーズは、ボディーは共通なので、

 

本体一つ買えば楕円張りも、丸針も両方使える優れもの



其々の良さを味わえる、チョーリーズナブルなカートリッジですが

 

そのシリーズにボロンカートリッジが加わったとのこと

これもお約束通り交換針だけでOKで、

 

3万円未満のお買い得品



 

ボロンはなんとなくゴルフではイメージが悪かった(笑)

話題性はあったが、あまり商品化はされなかったようだ、

以前、競技ゴルフで釣り竿メーカーの人とまわった事があって

 

:ボロンは釣り竿には最適な弾力と剛性が有る、絶対に良いと思うよ、

俺:それって、その竿を使う釣れるってことなんですか?

:さあ、それはどうかな~竿の性能と釣果は別だよ、もっとも俺は釣りはしないけどね(笑)

 

数十年前になるがゴルフ中ののんな会話があったことを思い出した

その方によれば、ボロンは鉄の繊維でカーボンとは比較にならない剛性を持っているとのことだった

まあ、ボロンはゴルフや釣りではイマイチだったようだが、カートリッジではどうなんだろう(関係無い思い出です)

 

 

 

久々のSTEREO再生はまずは、楕円針のMG-3675で聴き始めました

 

おお~なかなかのボリューム感、これはMONOでは無理な相談

 

STREOのにじみだ何のという前にこのエネルギー感はすごい、これはこれでなかなかいい

 

 

ボーカルを聴いてみると真ん中に「びしっと決まる」ほどではなく、広がりよくSTEREOらしいステージ感

今迄MONOで聴いていたから、MONOのようにど真ん中にビシッとは難しいよな~

 

なんて思いながら、同じ曲でお次は丸針のMG-3605を聴いてみると

おおーすげ~エネルギー感

しかもボーカルがビシッとというか、ドカ~ンと定位する

 

他の楽器が引っ込む?(笑)、やっぱりこいつの中域のエネルギーの張りは天下一品ですね

正直楽しい~

 

 

これで一晩中聞いていたいが、お次はいよいよボロンカートリッジ

 

おっ、静かになった

 

出しゃばった帯域が引っ込み、フラットに、楕円のMG-3675に近い音だが

 

 

こちらのほうがざわつき感が少なく静かに聴こえる、?アンプが温まってきたからかな?

丸針のMG-3605のような、どうだ馬鹿やろー!音楽は力だ~!、的な主張や特徴は無いが

これはまとも(笑)、ジャンルを問わず音が良い、音楽が楽しい

 

ひと通りのジャンルを聴きましたが、ボロンは特性の良いカートリッジですね

レコードのもつ音楽をそんなに、いじらず素直に奏でます

 

 

アナログフェアーに出しても高級カートリッジといい勝負しそうですね

こんな真面なカートリッジも良いですね、

 

チューデン立派!


WE300Bは音が悪い!?、両刃の刃だから・・・

2024年11月24日 08時01分00秒 | オーディオ




1930年代に開発されたが市販されなかった事もあって

かつては幻の真空管と呼ばれていたが

 

100年近く経った現在も同じ姿で生産されて


今や真空管の代名詞ともいわれるようになった


超ロングセラー製品WE300B

 




多くのオーディオマニアの憧れの真空管と言われているのはなぜなんだろう?

 

いったい300Bの何が魅力なのか?

 

・幻と言われたのは、当時レンタルのみで販売されていなかった「神秘性

・古典的な直熱三極管でありながら今でも、特性も音もしっかりしている超「高寿命」

・三極管でありながら、響きの良い鳴りっぷりの「大音量

・三極管ならではのアタック感やスピード感、切れの良い「分解能の高さ

 

等々、様々なその魅力の話を耳にしますが・・・

真相はどうなんでしょう?


 

 

思い起こせば、私がWE300Bの魅力と感じたのは、W・S・I(ウエスタン・サウンド・インク)さんで

レプリカ91BとWE555&WEベビーホーンで初めて聞いた

 




スピード感ある華やかなミニWEシアターサウンドでした

  

幸運にも300Bの魅力は、WE91Bと共に知ることが出来ました

 

 

そんな私にとって300Bの魅力として??????で

300Bの魅力を奏でるとはとても思えなかったアンプは

 

ノイズの少ないDC点火で、品位の高い音質を目指した

無帰還方式の300Bアンプ

 

いったいこのアンプでWE300Bのどんな魅力を奏でたいのか

全く意味が分からないアンプでした

 

その後も、様々なショップ等で見聴きするWE300Bで

魅力的とか、素晴らしいとか感じたことがほとんど無いんです

・・・・・・・・、




 

何時も通り私的な見解ですが・・・、


多くの観客を収容する劇場用のアンプの増幅管として

音の余韻の良さを響かせ、表現力豊かに色濃く魅力的なサウンドで

音の演出として多くの観客を魅了したのがWE300Bだと思っています

 

 

元々WEは電話会社でその送信管として様々な真空管が作られていました

アメリカ大陸や大西洋横断の電話システムの送信管は

WE101D真空管が成し遂げたと聞いています

 


それらの送信管を基に高寿命・高信頼、低コスト、小型化等を求められ

生まれたのが300Aと聞いています、

当初は劇場専用という訳ではなかったようですね

 

 

その当時劇場では、WEのライバルのMGMが映画音楽アカデミー賞を受賞し

 

WEは王座奪還を目指し、ミラフォニック・サウンドシステムという

原音を鏡のように映し出す、最高のサウンドシステムを導入したが

 

そのシステムの成功を叶えたのがWE300Bの存在だったのだと思っています

WE300Bがあったからこそ

WEはその後映画館の90%のシェアを得ることが来たと思っています

 


つまり300Bは映画館に求められるサウンドにピタリの真空管だったのだとおもいます

 

 

映画館に求められる音とは

多くの観客席の隅々まで音を響かせ、感動を届けることなんです

 

遠くまで響かせ届ける音は、

至近距離で聴いていい音ではダメなんです!

きっと(笑)

 

それがわかっているのでWEでは300Bをモニタースピーカー用の

アンプとしては使わなかったんだと思っています


ときどきWE500A/Bシステム、これが本来の姿で



モニターとしても使われた、と言われる方もいらっしゃいますが

 

私は、このモニタースピーカーの励磁コイルを、電源チョークに使っただけ、だと思っています

 

500アンプシステムのフィールドコイルを、91Bの電源チョークに使い

ホーンスピーカーを使えば、劇場では豊かな低音を響かせたと思います

 

 

我がWE91Bレプリカでも電源チョークを入れると、低域が豊かになります

が、



どちらかといえばモニター的なサウンドを目指す現在の我がシステム状況

では音の遅れのほうが気になり今はコイルは外しています

 

 

 

 

もっともモニター的な正確な音を求めるなら

300B以外の真空管を使ったほうが良いと思いますが

 

 

繰り返しますがWE300Bは劇場で音を響かせることでその真価を発揮した真空管です

 

響きが良いとは両刃の刃なんです

 

至近距離で正確で緻密な音をあの球に望んでも無理なんです

 

トルクとパワーを楽しむV8コブラに、リッター20キロの低燃費を求めるようなもの


無理でしょ~

 

WE300Bは豪快に響かせることでしか、魅力を奏でないんです

 

因みに

響かせるには歪ませることも技術なんです!(笑いの持論)

響かせるには締りが有っては邪魔なんです

 


煩い高域と、締りの無いグラマラスな低域には意味が有るんです


あの形を見れはわかるでしょう~あの形の音なんです

 

それを

ノイズの少ないDC点火して、無帰還方式で「透明感のある300B」を聴きたい?

馬鹿こくでねぇ~、

 


ザワザワ騒がし交流点火して、NFBたっぷりかけて、力強く激しく

エネルギッシュで躍動感溢れる色濃いサウンドを響かせるのが正しい使用法

 

というか、響かせるそれしか魅力を発揮しないと思っています

 

 

音の正確さ緻密さが魅力のWE755Aと合わせると

お互いの魅力を全く発揮しない、魅力打ち消しあいの音に聞こえます

 

やはり300Bは出来ればホーン型で楽しんでほしいですね

 

コーン型では、この球の響きが、

にじみやひずみを伴った揺らぎに聞こえてしまいます


コーン型で三極管の魅力を聴くなら

205DやRCA245、2A3なんかのほうがよっぽど魅力的です

 

 

結論は300Bは音が悪いのではなく、

あの音はすべて響きを良くするための技術的な音なんです!


と思っています〜^_^

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに最近は350Bで楽しんでいま~す(笑)


Fieldとpermanentの相性の悪さ

2024年11月18日 12時25分00秒 | オーディオ

 



基本的に殆ど励磁型スピーカーを愛用していますが

 
 
通称アルニコルームと言っているリビングには
 
WE728B、WE755A、JBL LE8Tが鎮座しています
 


 
励磁WE555Wを中高域にセッティングしたモノラルシステム
 
その低域にはALTEC 515を励磁に改良したユニットを使っています
 
 
515Aを改良するのがベストでしょうが、もったいないのと
 
アルニコユニットだと改良するのがちょっとめんどくさいので
 
 
元がフェライトタイプの方がその手間が省けるのと
 
コーン紙が最も軽いほうがより励磁の魅力を奏でるのではと
 
 
515Eモデルを励磁に改良したウーハーを、シリーズ接続でダブル使用しています
 
この515励磁改良のメリットは、透明感のある、綺麗な低音
 
 
歪感なく、中域の励磁ユニットの音を濁さず低域を支えます
 
だが、お品が良いのは良いのですが
 
迫力が足りない、迫力を出すと、抜けない音になる傾向が有る
 
 
元々はフェライトマグネットでバスレフ用ユニットのため
 
エッジもダンパーもふらふら、電弱なマグネットで制動の利かない共振を繰り返し
 
ながら低音を作っていたようにも思えます
 
 
それを励磁に改良し、制動が掛かり無駄に動かないので、量が足りないように感じます
 
 
勿論、555のように音に張り詰めた緊張感の有るような音ではなく、ダラダラ、ゆるゆるな音
 
 
もっと力強くパーンと張り詰めた低音にしたい
 
そんな思いでこのところ調整を行って来ましたが、なかなか難しものです
 


 
マルチでやったり、ネットワークでやったり、アンプを変えたり
 
 
試しましたが、なかなか思うようにはいきません
 


 
WE555WとALTECの音色の違いが決定的に合わないのか?
 
 
それを考え、リビングにあるWE728Bを試してみる事にしました
 
 
音色は、これで合うはず
 
 
 
でしたが・・・・・・
 
 
音色は合うと言えば会うのだが
 
 
あれ?728Bってこんなに音粗かった?
 
 
 
ザラツキが気になる、そのザラツキが全体域に被る気がする
 
 
高域励磁で低域パーマネントで奏でるとお互いを引き立たせるどころか
 
お互いの粗が目立つ最悪の組み合わせ
 
 
 
 
WE555Wの魅力を引き出す方向には、行かないですね~
 

フェイクのエフェクトサウンドで、音楽の感動はあり得ない

2024年11月12日 19時38分14秒 | オーディオ

真空管アンプの鋭く力強く、

 

そして華やかな音色

 

能率の高さと歪みの低さを誇るコンプレッションドライバーとホーン

滑らかで艶やかな音色と、圧倒的なスピードが生む

表現力豊かな励磁スピーカー

 

音の堀が深くワイドレンジで力強いエネルギーが魅力のアナログレコード

 

古のオーディオ機器の奏でる音のは

 

それぞれ魅力的で個性的なサウンドを奏でます

その魅力を余すとこ無く楽しむのが

 

 

オーディオの楽しみだと思っています

 

真空管も励磁コイルもカトーリッジもレコードも

一つひとつ、そのどれもがワンオフと言ってもいい、

 

個々のオリジナル・サウドの素となっている

 

もちろ最終的にはオーナーがそれらを繋ぎ、経験を基に奏でる

だから同じ音を奏でるオーディオシステムは無いと思っています

 

 

個々の機器の魅力をオーナーの人柄か奏でるオーディオですから

オーナーの数だけ、魅力的なオーディオが存在していると思います

 

 

オーナの感性が奏でる音に

定義や決まりは無いと思っています

 

音はオーナーの人柄を奏でます

 

 

 

食も同じですよね、

同じ食材でも、場所が変わり、季節が変わり、作る人が変われば

味も変わり、違った料理の楽しみになると思っています

 

が、

 

なかなか通じない事も、

特に若い人に通じなくなってきた気がします

 

 

若者A:「チェーン店であれば味は同じですよ、夏でも冬でも、どこの場所の店でも味は変わりません、節や場所で味が変わるって、要はレシピが完全ではないんですね!

美味しい料理は沢山ありますが、あなたが誇張する様な、感動的な料理ってあまり食べたことないですね!」

 

 ・・・・・・、

 

 

 

残念ながらキャンカー旅の投稿をあげたり他人と話すと、

このような声が聞こえてくる事があります

 

特に、若い人に話すと季節や場所で味の変化をあまり感じないようですね

 

 

もしかしたらインスタント食品や化学調味料のせいかとも思う

 

群馬はスーパーで食材が多く売られていて、家庭の味より

お店の味のほうがピンと来る人もいるようです、

 

そんな食品は味は濃いです

 

 

簡単に、手軽で、安く、濃く味わい豊かなのが、おいし料理

と言われる人もいるが、

 

そうなんでしょう、そんな料理には感動は無いと思う

 

 

 

感動を得るには、感性がフル稼働しなくては、心が動かないと思う

五感の多くの感性を動かせば、感動的となり、心に残ると思う

 

 

味噌汁でも、出汁を引き、ときどき失敗することもあるが

良い香りが漂う、淡い旨味の出汁を自ら味わおう」とすると

更に違った旨味も分かるようになり、美味しく味わえるようになると思う

 

大切なのは、自ら味わおうと「五感を働かせ感じること」だと思う

 

 

濃い味で、ハッキリした味の化学合成の調味料で料理味わうと

味わいは向こうから強く訴えるので、

 

味わおうとする己の感性の働きを、鈍くするような気がします

 

感性が鈍っているから、なかなか感動が得られないのではと思っています

あくまで勝手な持論ですが

 

 

 

 

オーディオも同じ気がします

 

 

音をエフェクトして、楽しむのがオーディオの魅力と書かれた投稿がありましたが

 

 

エフェクト(加工)して真空管の音にしたり

レコードの音にしたりする

????????

そんな音で奏でるのが、ほんとにオーディオの魅力なんでしょうか?

 

 

アナログふうな音

真空管のような音

ホーンのような音

 

 

まるでインスタント食品の

しょうゆ味、とんこつ味、マツタケ風味や、何とか味と食品のようですね

 

 

元の原材料は全く入っていなくて、化学合成の添加物で似せて作られた

 

 

音の世界ではこんなフェイクなエフェクトサウンドが

主流にならない事を祈ります

 

 

まあ、市販されているステレオソフトはほとんどが

実は既にエフェクトサウンドです

 

個々に演奏した音源を元に、無かった音像を

ディレクターが作り上げた、そんな音像が殆どです

 

 

そのエフェクトで造られた音像をスピーカーの前にとか

後ろに音像を表現することに意味が有るのかどうかわかりませんが

 

ステレオイメージ再生は、いまや大きなテーマの一つですので

エフェクトされた音色や音像の楽しみかたを否定はしません

 



でもね、モノラルの音像は、聴き手の場所を選ばず

何処で聞いても、音像が崩れず楽しめますよ^_^

 

 

私はステレオで造られた音像ステージ再現よりも

 

音そのもの魅力を楽しむ方が好きですね

 

 


WE22A音響補正湾曲版装着

2024年11月12日 19時37分28秒 | オーディオ
 


最近モノラルサウンドばかり聴いていますが
 
実はステレオシステムもかなり進化していま~す^_^
 
 
 
モノラル・システムのストレートホーンで行った湾曲板を
 
ステレオ・システムの22Aにも付けてみたところ、
 
 
 
激変しました~
 


 
音にう超うるさい方々が先日、モノシステムを聴きにお見えになったので
 
ついでにステレオシステムを聞いて頂き、御意見を伺うと
 
 
 
S氏、俺は300Bの音が嫌いだ!もっと音の良いアンプ使いなはれ!
・・・・・・
そんな偏屈なS氏の意見はまぁ置いといて
 
 
 
若いK氏
おもしれ~!すげ~!
 
だろう(笑)
最近励磁サウンドにはまったK氏はちょっと興奮気味
 
 
 
O氏:いいね~
 
ありがとございます
 
 
 
E氏:いや~いい音だったよ
 
この何気ない言葉だが、E氏やO氏の言葉が意外にうれしかった(笑)
 
 
 
 
E氏はなんたって、前回の時の我がシステムの感想を聞いたら
 
「うるさかった!」
 
この一言でしたから(笑)
 
 
 
音質に拘る横浜のE氏はマルチアンプシステムで
ユニットに広帯域を持たせずしかも、私のもっと苦手とする「小音量派」
 
 
そのE氏や、やはり小音量派でアンプビルダーのO氏、お二人から
 
「いや〜良い音だったよ」
 
と、のお言葉、
 
 
 
そうだろ~!
どうだい〜俺も大人になったもんだろ〜
 
 
と、威張りたかったが
 
ありがとうございます^_^だけにしましたが
 
 
 
 
 
実は、決め手となった「音の柔らかさと纏まりの良さ」は前日に仕上がりました
 
 
 
 
 
もっとも、この音が出たので自信をもってステレオシステムも聞いて頂いた次第です
 
 
モノラル・ストレートホーンのような、手の込んだ湾曲板は作れなかったので
 
 
取り合えずホーン出口にベニアで湾曲板をつけただけですが
 
これは効きました
 
 
両側に付けたほうが利き目が有るようにも感じましたが、
 
見た目が悪いので片方だけですが、片方だけでも効果は十分でした
 
 
 
私の行っているWE22Aの縦スリット、横向きロールに設置すると
 
かなり音が強く、ちょっと暴気味の音になるのです
 
 
 
横スリットで縦ロールの所謂多くの皆さんが行っている設置では
 
殆ど出ない音なんですが
 
 
 
縦スリット横ロールの私の置き方だと音がキツく強くなり暴れ気味になるのですが
 
 
 
この湾曲板を付けることで、ステレオイメージが乱れずに見事に描かれ
 
ドンピシャのサウンドを奏でます
 
 


 
WE22Aは、開口部は縦横70センチの四角形が音の秘訣だとおもっていましたが
 
 
 
やはり直線の部分は余分な反射音を作るのですね
 
ロールではあまり気にならないですが、ストレートホーンでは暴れが気になり
 
偶然見つけた湾曲版で補正し、そのキツさを改善しました
 
 
 
ボリュームを上げても暴れません
 
音量の変化で位相が乱れるようなことも有りません
 
素直で音の良い22A改良方法だと思います
 
お使いの皆さん開口部に湾曲板を付けてみて下さい
 
 
湾曲がより大きく深いと不思議なほど大きく変わりますよ
 

真空管アンプの音の決め手は初段増幅のLINEアンプ必須

2024年11月11日 10時08分05秒 | オーディオ

私の好きな直熱管300Bですが

時々300Bは嫌いだととのご意見を頂きます

 

 

音が滲む、音が揺らぐ、締まりがない、等々

結果として音が悪いと言う事になるらしいですが

 

確かに300Bが最高の増幅管かと聞かれれば、

 

他にも沢山良い真空管は有りますし

すべての真空管の音を聞くのは不可能だと思っていますので

 

どれが一番ではなく、出遭った中でどれが好きかが、大切だと思っています

 

性能や、特性では語り切れない音色の良さが

真空管の魅力だと思っています

 

そんな300B嫌と言われる方や

そもそも真空管が嫌い、

 

音がボケてる、温もりが有るがキレが無い、遅く感じる、等々を主張される、

 

そんな方々へ「一言」言いたいです

 

初段電圧増幅の前段アンプ使っていますか?

 

 

よく見かけるのはCDからパワーアンプへ直接信号を入れて

パワーアンプのアッテネーターで音量を調整している方々

 

増幅管の音を聞くにはこれが一番の方法とのことで

これがどうのあれがこうのと、云われる方が多いですね

雑誌等の企画として「増幅真空管」の聞き比べで比較だけならば、

これも良いかもしれませんが

 

真空管の音を楽しもうと思ったら、こんな方法では真価は楽しめないと思っています

 

 

同じ音量が出せれば問題無し!

で、

プリアンプを使うと接点が増えたりノイズが増えたり音の鮮度が落ちる

と云われる使わない方々が居ますが、

 

そんなことは無いと思います

 

私は一度もラインアンプを繋いで音が悪くなった経験はありません

 

 

アッ!一度だけあった

中国製の〇X-AUDIOの真空管ラインアンプ

これだけは生涯で初めて繋いで音が悪くなったアンプでした、(笑)

 

 

 

増幅真空管の素晴らしい素材の音色を生かすも、殺すも

初段増幅のプリアンプ次第です

 

プリアンプを使わなければ、真空管アンプの真髄なんて

絶対聞くことはできないと思っています

 

 

オーディオを始めた頃、音の変化を一番感じたのがラインアンプだったので

私はラインアンプ重視になったのかもしれませんが

 

 

同じ音量でも

ラインアンプで電圧増幅した豊かで音色の良い音と

 

質素で貧弱な音色の音では、奏でる音楽が全く違います!

 

例えば、家庭でも簡単に作る野菜炒め

プロの料理に人が作る野菜炒めと、私の作る野菜炒めは

同じ素材で、同じ炒め時間で、同じ調味料を使っても全く違う味になります

 

 プロが作る料理はとてもおいしいです

 

勿論、味加減や手際など様々な違いがあると思いますが、

おいしい料理を作る方に、秘訣を聞いたところ一番の違いは

 

湯通しや油通しなどの下処理が決定的な味の違いになるそうです

 

これを上手にすることで、食材に均等に熱が入り焦げ付きやムラが無くなり

美味しく仕上がるのだそうです

 

 

 

ラインアンプの役割はこれに似ていると思います

増幅管で電力増幅して、音にする前に

 

電圧を十分に増幅して、音に力を与える初段増幅ラインアンプ

 

 

下処理が不十分でも、

その鮮度、若々しさが好きだと言われればそれまでですが

充分に下処理された料理は格別の深みが有りますよ

真空管アンプも増幅管の音の違いを楽しみたければ、

 

それ相当の前段アンプを使わなければ

 

真価は発揮しないと思っています

CDとパワーアンプ直結では

良い音だね、という言葉は出ると思いますが

 

 

素晴らしい音色で惚れ惚れしたとか

忘れられない音を聴いたよ

素晴らしい音楽だった、感動の演奏だったね!

 

オーディオマニアなら、聴いて頂いた方に

こんな言葉を言って頂きたいですよね


WE22Aの魅力的な音はカーブスロートが造っていた

2024年11月01日 08時50分21秒 | オーディオ

 

ロールホーンWE22Aから曲がりを無くして、

 

ストレートで作り上げた木製ホーン

 

その制作の裏には、いろいろな謎と、理想の音への想いを込めたものでした

 

 

出来上がったストレート木製ホーンに取り付けるのは

 

同じくストレートのアダプターを付けた完全ストレート

 



ロールしたアダプターの深みある音か

 

何度も付け替えて試してみました

 

 

 

試作品のべニア板ホーンでのテストでは圧倒的に

ストレートのアダプターのほうが

 

滑らかに響いて音が良かったですが

 

当然、出来上がった無垢材ホーンでも

結果は同じでストレートが良いと思っていたが



ストレートアダプターのホーンは何か物足りない

 

 

音は素直できれいな音、間違いなく音はいい

でも何か足りない、思い描いたWEのサウンドではない

 

音が良いが何か物足りない、こんな経験が以前も何度かあった

 

 

WE91Bアンプテストのとき初段の310を外して、

NFBを掛けない91Bでテストした時のあの音に似ている

 

音の純度は上がり雑味も取れて綺麗な音になった

音はいいが、楽しくない、色付けが足りない

 

力が足りない、厚みが無い、濃さも薄い

だから表現力が乏しい

 

WE91Bが普通の音の良い300Bシングルアンプになってしまった

 

 

 

そんなことを前回も書いたが、

WEホーンのロールはNFBのようです



巧い音造りをこのロールで行っている

 

ロールスロートに変えると、濃く厚い音が力強く響く

 

カラヤンの魔笛で夜の女王を聴き比べたが、声の響きが全く違う

だから聞いた後の、音楽を聴いた満足度が全然違う

 

 

ロールスロートが絶妙な音を作っているのが分かった

 

無垢材の木製ストレートホーンとロールスロート

これは自分の思い描いていた以上のサウンドを奏で始めた

 

 

問題は低域とのマッチング、素晴らしい中高域に低域が全然追いついてこない

違和感たっぶりの上下のつながりだが

 

少し改善できた

ホーンの向きである、555を上にして、開口部を下に向けていたが



この方式は違和感を生む、できるだけホーン全体を下げて

 

角度を付けず出来るだけ水平に近くセッティングしたほうがバランスが良い

音のバランスを取るに方法は見えてきたが

 

チェーンで吊るしたホーンのバランスを取って、吊るすのは大変だ

重さのバランスが崩れた、横向きのロールスロートのバランスは実に大変(笑)

 

でも、多少曲がっていても音のバランスは最高です

 

 

 

 

 

 

 

 

PS

因みにステレオで使っているオリジナルと同じ金属製のWE22Aでも

同じ曲を聴いてみましたが、WE22Aをお使いの皆さんすみません

 

 

我が木製22Aストレートのほうが全然よかったです~