






あっ、車はもう買えません
男のロマンが漂うオーディオ
音楽好きな女性は多いが
何故かオーディオという文化は「女性に理解されない」
その理由は
オーディオは「おもちゃ」なんだそうである・・・
???
まあ、否定はしないが
女性にロマンは語っても理解してもらえない
と、大声で言いたい
誤解の無いように言うが、当然ながら女性にもロマンはあると思います
でも、私が女性のロマンを言葉にすると「大変なこと」になるので・・
「男のロマン」について語ります
思うに、男のロマンは
「子供の頃の夢」や「みはてぬ想い」
を追う事なんだと思います
子供の頃、憧れ夢見たものそれが
「成長なし、進歩なし」で
そのまま「夢の実現」を描くのが
それが男のロマンなんだと思います
男のロマンと言えばまずはスーパーカー
そんなスーパーカー世代の、クルマ好きなら必ず読んでいたアニメで
「カウンタック」という漫画がありました
子供のころの夢を追う「まさに男のロマン」の漫画でした
当時、最高速を誇ったのは302㎞のフェラーリBBで
カウンタックは最高速300㎞
わずか2㎞の差で当時の「最高速」を奪えなかったのが
何故か?今も悔しい思い出として残っている
当時でも実測240㎞が限界だったようです
今残っているLP400でそれをやれば、
たぶん200㎞に達しないで空中分解してしまうと思うが・・
その漫画の中で主人公が
「俺は今でもカウンタックは300㎞キロ出ると信じている」
というセリフがあります
スーパーカーに憧れた男の子はみんな
カウンタックは「300㎞」出ると信じていると思います
大黒や集会にやってくるカウンタック乗りの皆様へ
お願いだから、ガルウイング開けたとたんに
「やっと着いた~」「疲れた~」「帰れるかな~」
なんて言葉を言わないでほしい!
なんたって夢のクルマなんだから・・・・
私も実際にメーター振り切る体験しようと思いましたが・・・・
・・、
まあ男の夢なんて、そんなものだと思います
かつての憧れ・醒めない夢の実現・・
それが男のロマン
そういえばオーディオでも、
男のロマンを実現している方がいますね
勝手な思い込みで書かせて頂きますが
「ケンリックサウンド」さんの手がけるJBLスピーカーはまさに
⭐︎ 了解を得て実名を記載させて頂きます
オーディオロマンだと思っています
JBL4343は「見てカッコいい」「聴いて最高」
のスピーカーでなければならない
そんな思いが溢れ出ている仕上がりですね
オーディオ小僧の「ロマンを叶えた」スピーカーですよねきっと
4343であのサウンドを奏でたのは
カウンタックの300㎞に匹敵する、偉業であり
素晴らしい技術だと思っています
お会いしたことはありませんが、
たぶんケンリックサウンド主催の細井氏も
4343やJBLに特別の想いがあるのでしょうね
そして、よくもあの「もこもこ、ドッスんばったんの音」を
ここまで研ぎ澄まし理想的に磨き上げたもんだと感心致します
私も4343のオーディオロマンを追った一人ですが・・・・
とてもあのサウンドまでは追い込めませんでした
あそこまでの音質に仕上げる技術があるなら
何もオリジナルJBLの姿に拘る必要は無いと思います
外見を完全にレストアし、見た目を奇麗にして、
かっこよく磨き上げるのは大変な作業だと思います
古いJBLユニットをレストアして使うよりも
ユニットを新たに作ったほうが早いと思うが
オーディロマンだから、あの姿に憧れがあるので
「あの姿で最高の音を奏でたい」
のでしょうね
当時の4343に憧れたオーディオマニアが
どうしても実現できなかった、理想のサウンド
その夢を現実化した
男のロマンなんだと思います
漫画カウンタックの主人公も、やがて理想のクルマを作り上げ
世界へと向かいましたが、氏も多分そうなって行くのでしょうね
夢を叶えたオーディオはさておき
我がオーディオ・ロマンの行先は
「なんちゃってWEサウンド」から
「WE乱心愚」サウンドに昇格?し
WEとLansingを使って果て無きロマンを追い続けています
が
私のオーディオロマンは・・・・・
オーディオルームの、床と天井・左右の壁・前後の壁いずれかに平行面があると、
音が共振してしまう「フラッターエコー現象」が起きてしまいます
フラッターエコーの発見方法は手のひらをパッン・パッンと元気よく叩きながら
リスニングルームの中央を端から端まで歩いてみると見つかります
「パッン」のあと「ビ~ン」、と歪みながら共振したところでフラッターが起きています
部屋のどこで拍手しても「パッン」と気持ちよく切れていれば問題ありません
が、もし「ビ~ン」と響いてしまったら、対処が必要です
視聴位置に関係なく、このフラッターエコーが部屋のどこかで起きれば、
確実に音を濁します
「定在波」と違って百害あって一利なしの音を悪くする現象です
もし、どこかで「ビーン」が出てしまったら、
その場所の上下左右を見渡し、平行な面を見つけてください
上下で起きてるなら、下に座布団を置いてみてください
横方向なら絵画でも斜めにかけてみてください
両側に置く必要はありません、片側で十分です
リスニングルームからこのフラッターを排除することは
高級なアンプを買うより大切なことです
一般的な四角い部屋で、ものが置いてない部屋ほどこの現象は起き易いです
かといって下手に音響用に手を加えた部屋のほうが
音の癖が多く感じられる気がします
四角い部屋に様々な対策するのが、安上がりで最善の方法だと思います
横方向で起きているフラッター対策には、高級な絵画を掛けるのもいいと思いますが
一番簡単なのがホームセンターで売っている、木製のブラインドを下げることでかなり解消できます
多少の吸音も必要であれば、ブラインドの裏側に何か色のついた布も一緒に買ってきて貼れば、デザイン的にも結構いいですよ
ブラインドの開け閉めで角度調整もできますが
閉めて垂らしておくのが一番いい気がします
上下方向で起きているフラッターは、できれば天井に対策がベストですが
天井に発泡スチロールで凸凹を作るのもいいと思います
ホームセンターに売っている、押し入れ用のスノコも効果がありそうですね
最悪なのが厚手のカーペット、これは止めたほうが良いと思います
弾んだ音を聞いたことがありません
あとは四隅の角、天井の角もそうですが、これも音が溜まり音を濁します
出来るかで無くしたほうが良いと思います
私の対象方は横方向は、視聴位置では音テンボードと絵画を使ってます
途中の横方向はブラインドを下げています
下の角にはいつも何かに使う板が常に置いてあります
これだけやっても結構高い音域で多少はフラッターが起きています
いずれ完全排除しようと思っています
その時はブラインドの裏側に合板を貼り付けようかとも思っています
凸凹で解消するより、平らな面を使って、平行面を無くしたほうが
音のエネルギー感が全く違います
私はエネルギー追求派なので本来は平らな板を使うほうが好きなのですが
今回はホーンスピーカーの後方空間を仮想的に広げようと作ったものでした
ホーンスピーカーの後方は「全く音が出ていません」
音が出ていない後方の処理でここまで音が変わるとは正直思っていませんでしたが
現実は、激変でした(笑)
聴く曲によって凸凹で聞いたほうが良いのと
平らな板で聞いたほうが良い曲と様々で正直まだ「これがいい」と言える状態にはなっていません
凹凸板による拡散をした場合は、拡散だけではなく消音も伴ってしまい
音は静かになり、音像定位もよくなります
音の伸びやかさはありませんが、締まった定位感は素晴らしいものがあります
ボーカルの口は小さく絞まり、あたかもそこで歌ってる感は
凸凹ボードのほうがよく出ています
ボーカルの定位感で聞くと凸凹ボードですが
伸びやかさ、声のコンプレッションは「ただの板」を置いたほうが良い感じです
定位をとるべきか、エネルギーをとるべきか、未だ結論が出ずに
スピーカーの上に上がったり、下りたりを繰り返している毎日です