
深~い、わけあって出来た第二リスニングルーム
そのメインスピーカー、マーチンローガンCLS
「あっ、そのスピーカー嫌いだ」
と思った、あなた
そう、あなたですよ!!
あなたの意見は間違っていますよ!
どうせ、「あのスピーカーは低音が出ない」
JAZZの熱が伝わらない
ボーカルがでかくなってピントがぼける
フィルムの声になる
室内楽はいいが、オーケストラは鳴らない
等々
わかりました、あなたの意見はもっともです、
私の好きなこのSP、今まで何にもの人に馬鹿にされ
毛嫌いされ
果ては
もっとも嫌な音がする・・・・
そう言ってくれた人もいましたっけね

まあいい
残念ながらこのスピーカーをBESTな状態で鳴らしている方は少ないと思いますので
そのような偏見をお持ちになるのも
仕方ないことだと思います。
・・・・・・
「嫌いだ」と言ったあなた・・・・
へっへ~~んだ!
このSPの本当の音を聞いたことがないのだから仕方ないですよ~
非力な真空管のシングルアンプでガイコツみたいなか細い音や、
力強くプッシュやパラプッシュで、ふくよかなだけのボケた音や
高級ハイパワーTrアンプの滲んだ音を聞いたのでは、無理もないことです。
まあ、私も今まで、様々なアンプでマーチンローガンを鳴らしてきましたが
BESTマッチと言えるようなアンプは少なかったです
最終的にはチェロのパフォーマンスで完璧な終焉を迎えたと思ったのですが
前回のブログでも書きましたが、
とあるチンケなデジタルアンプに圧倒的な敗北を喫し
結局それが原因で当時のハイエンドオーディオに終わりを告げたのですが
ハイパワーなアンプで鳴らすと振動板が無駄な動きが増えてしまい、
結果、音が滲み魅力が半減して鳴らない、
かといって音の純度が高くても、非力なアンプでは量感が全くでない
非常~に、めんどくさいスピーカーでもあった
まあ、メーカーも低音が出ないとのクレームにめんどくさくなったのか
全く合わない音色のウーハーを付けて発売して、メーカー自らお茶を濁して
堕落していったスピーカー
・・・・・
だから、
このマーチンローガンCLSのフルレンジの魅力を出して
鳴りきった音を聞いたことのある人はほんの僅かであろうし
世間一般で評価が低いのはうなずける
やはりスピーカーは鳴らすアンプで決まる!
特にマーチンローガンは、やはりアンプが要であった
今回登場するのは
俺にハイエンドオーディオをあきらめさせた、憎っくきアンプだが
コンデンサーSP を鳴らしきる神器が我がリスニングルームに降臨した
そのアンプの正体は
Sound Design社のFoB:SD05

知っていますか?
(※注、このアンプを作られた石田氏はSONYに在籍していた方で、残念ながら数年前に他界されてしまいました)
このアンプが素晴らしくいいのか
それともマーチンローガンとの組み合わせがいいのか
まあ、当然アンプが良いのだとお思いますが・・・・・

そもそも味もそっけもないよう、デジタルアンプ
だいたい熱を持たないんですよ、熱くならないアンプなんて・・・いいと思います?
我がオーディオ辞書には、
「触るなキケン!」
のパワーアンプしか存在しない・・・・
どういった原理かわからないが、とにかくデジタルアンプというのは発熱しないアンプらしい
熱くならないアンプ、冷静なアンプ?
だいたいSON・のアンプの音なんか尖っていて固くって聞けたもんじゃない・・・・
まあFの時代しか知らないが・・
SON・に在籍していた方が作ったデジタルアンプ
が

なんでこんなに音がピュアなの?
なんでこんなにリアルな臨場感が出るの?
味もそっけもないデジタルアンプと、
同じく味もそっけもないコンデンサーSPが奏でる音は
音に角がなく
透明感ある音質で
リアリティーあふれる演奏で
まさにLIVEで聴いているかのような臨場感が漂います
これは快感です
どうせ疑い深いアンチマーチンローガンのあなたは
嘘だ!そんなわけない
そう思ったでしょう
まあ無理もないです
フルレンジスピーカーの魅力いっぱいに奏でられるリアルなサウンドは
ちょっと今まで聞いたことがないです
「嘘だ!」と叫んだあなた
いつでも聴きにいらっしゃい
(※注、冬季限定)