オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

励磁→Excitation→興奮、励磁型スピーカーとは

2020年02月27日 19時16分44秒 | オーディオ

 最近FBで外人さんからの友達申請が多く、苦手な英語で返事を書いています

 

先日何の気なしにお気に入りの翻訳アプリで、「励磁」を英語で何と説明すればいいのか調べてみました

 

 

 

今までは普通にField Coil Speaker と言っていましたが翻訳してみてびっくり、

 

「Excitation」

 

あれ?でもこれって違う意味じゃないのかなと思って、

 

その下の「翻訳の意味」を読むと、「興奮」とありました

 思わずニコリです

 

 

海外の方々も励磁型スピーカーには、かなりご興味をお持ちのようです

 

 

 

 

そんな興味を持つ方が増えてきた励磁型ですが

 

そんな励磁型スピーカーの話や、SNSでコメントを書くと、帰ってくる言葉は、未だに

 

 

ああ、あの反応は早いけどなんだかカサカサした音ね

 

昔は強力磁石が作れなくて、ひ弱な電磁石でやってた時の昔の方式ね

 

励磁式って結構電源のハム音とかノイズが多いよね

 

電圧をあげて磁力が強力になるってやつね

 

 

 

いつも通り、バカヤロ~

って怒鳴りたいけど、私は紳士で大人だから

「いいですか皆さん少し誤解があるようなのでもう一度、励磁の説明書きますね」

 

 

 

 

まあ、確かに励磁方式は大昔に流行った方式です

その元祖といってもいいWE555は今年で100年目とも言われています

 

そんな100年前

 

当時の最大の産業だったといわれる、トーキー映画の成長と共に急速にその需要が高まり

 

現代の宇宙開発の規模で、各国の総力をあげて、

 

一切の妥協をせず「最高の音質」が作りだされたとこのとです

 

 

 

研究所、科学者、技術者、音楽家様々な方々が開発に参加し

 

 

 

人の声を中心に最高の音質が研究され、

その研究の成果を、幾多の試練を乗り越えて製品化し

 

多くの劇場に、演出装置としてその素晴らしい音質の音響装置を貸し出し、

 

 

急成長を遂げたのが当時のWE社だったとのことです

 

各国がしのぎを削る中、その中心アメリカの威信をかけ国家規模で研究された最高の音、

それがWEスピーカーシステム

 

100年前に作られたWE555Wの音を超えるものは

現在に於いても“無い”とまで言われている、のも頷ける話です

 

そんな妥協なき技術や物量で最高の音質を誇った、当時の高品質励磁型劇場用スピーカー

だがそんな、最高の音質を求めた時代から

 

時代の流れの中で大量生産が必要になり

 

求められた最大のテーマは簡略化だったのだろう、

 

 

簡単に大量にしかも安価に

 

そんなキーワードだったのではないだろうか

 

そこに軍事用兵器として開発されたアルニコVの登場、

 

その強力な永久磁石の開発で、大きく歴史は変わってしまった

 

求められたキーワードをクリアし、さらには電気を使わない、熱も持たない、メンテナンスがいらない

 

そんな夢のような磁石の開発で、当たり前だが一気に時代は変わってしまった

 

 

励磁氷河期

時代は完全に質より量、しかもその対比は半端なく、あっという間にほぼすべてのスピーカーがパーマネント方式に変わってしまった

 

励磁型衰退どころではない、産業の中では一気に「完全な終焉」を迎えてしまったと言っていいと思う

 

スピーカーの歴史で終焉を迎えてしまった励磁型スピーカー

 

産業としては終焉を迎えてしまったが

 

 

簡略化の時代の波に負けその「悲惨な音」が主流になり、

当時WEに携わりその高音質を知る一部の方々には、我慢できない悲惨な出来事だったのだと思う

 

だがそんな一部の本物を知る、「音質に拘る」マニアによりその「励磁種子」は守られ

 

 

やがて、量、手間、金額より「質」を求めた本物志向の方々の増加により、

やはり音楽を楽しむには簡易型のパーマネントのザラついた音より

滑らかでキレがあって、何よりもリアルな素晴らしいサウンド、

手間やコストがかかっても音質を重視するなら昔の方式の方が良いじゃないか


と言う訳で励磁型は復活を遂げたのだと思う


注、 勿論全て私の妄想ですからね



 

 音楽愛好家が、何より、よりいい音で音楽を楽しみたくて復活した「現代の励磁スピーカー」

 

 

だが、

当時、最高の音質を求めて作られた励磁スピーカーといえども

「全ての製品」が最高の音を求めて作られたものとは言い切れない

 

 いつの時代の「電気製品」にも求められたのは、コストだと思う

テレビやラジオの電化製品に、社運をかけたような高級スピーカーの採用、それは無かったと思う

 

 

 

やはり高音質が求められたであろう業務用

若くは家庭用の最高級品

ここに当時の励磁スピーカーの本当の高音質はあると思う

 

 

壊れて使い物にならなくなった当時の家電製品から取り出された

普及品励磁スピーカーの音質をどうのこうの言うのは、如何な物かと思っています

 

本来重いコイルが巻かれているため、フレームも頑丈なものが必要なはずだが

ぺらっぺらなブリキのような鉄板で、貧弱なコイルの磁気回路のフルレンジスピーカー

 

私はこれらを音楽鑑賞用の、励磁型スピーカーとはあまり呼びたくないです

 

しかも肝心な振動板のコーン紙、紙には寿命があると思います

その寿命をはるかに超えてしまったであろう、カサカサの振動板の励磁スピーカー

 

パーマネントより良い処があるとは思うが・・、反応の速さが、音の良さにならない気がします

時々小規模のオーディオフェアでそんな励磁型を鳴らされているのを耳にするが

 

はっきり言って酷いものが多過ぎます、

あんな耳から血が出るような音で励磁型を語って欲しくはないです

 

 

いいですか、近年のパーマネントスピーカーより音がいいといわれる、「励磁スピーカー」は

当時「最高の音質を求めて」妥協ぜずに作り上げられた、

劇場用の励磁スピーカーの事です

 

 

何度も書きますが、最高の音質を求めて作った励磁スピーカーに

妥協は絶対に許されません

 

 

製品の一部として作られた普及品励磁と一緒に比べられては困ります

 

 

現在も最高の音質を追求し、一切の妥協を排した製品なんだから、

 

多少は金額が高いのは当たり前

 

時々見る励磁スピーカへのコメントで、フィストレッ◯スさんやロー◯ル産業さん等々が、値段が高い等のコメントを見かけますが

 

バカコクでねえ、(言っちゃった)あの値段は当たり前だべ

 

 

他の製品、低域だけ励磁のフォーカルさんは2,700百万だぜ

 

中国からも大型の「ドラゴン」なるちょっと見た目が・・・な、励磁型スピーカーが発売されているようですがこれも2,600万円

それから見ればGIPさんも安く思える・・・・かな?

 

ましてやヒィ◯トレックスさんやDE〇Rさんなんて格安でしょ~

 

 

是非機会があったら、

いや機会を見つけて最高の音質の励磁型スピーカー

 

Field Coil Speaker を聞いてみてください

 

 

 

そこには音楽の「興奮」と感動があります。

 


恥ずかしながら未だにハウリングとの闘いです

2020年02月25日 07時46分00秒 | オーディオ



いくら励磁スピーカーのキレが良いサウンドだ、と叫んでみても


プレヤーが弾んだ音を拾わなければ、それは奏でられない


当たり前だが、レコード音楽再生で重要なのはプレーヤーセッティング


様々なプレーヤーを使ってきましたが、現在では二つのプレーヤーがアナログ音楽を奏でています


使ってきた中で好きなプレーヤーを挙げろと言われれば


TD 124と今使っているガラード301ハンマートーンの二台だろう


訳あって今はTD 124は手元に無いが、ガラードは健在です


安定した、いい音を奏でるものと問われるなら、迷わずEMT 930Stが良かった


但しガラスターンテーブルに替えて、フォノイコも変えた方がいいです、純正インシュレーターは音が弾みません、お使いの方は多分わかってらっしゃるでしょうが

フローティングではジャイロデックやオラクルも良かった、実はSOATやロクサンも試した事がありました

SOTAのもったりした音は好みませんでしたが、ロクサンの切れ味は好きでしたね



フローティングも良いのですが・・・、私の好みはフロートの安定したプレーヤーより

リジッドのセッティングで、弾んでキレと力感があるものが好きです


浮かすとどうしても失われるものがあるんですよね


なんか力が出ない、切れない、だから弾まない



好みの音を出すのに出来るだけリジッドにセッティングする様になりました



以前はコンクリートの床の事務所で使っていたので、ピンポイント金属鉄板などでガッチガチのリジッドセッティングで楽しめましたが


今は軟弱な床の、しかも使い易くラックの上にセット


この状態で大音量を楽しみ、リジッドにすれば、たちまちハウリングを起こす




かと言ってゴムを敷けば、音が緩み弾まなくなる・・、この辺の兼ね合いが難しい、

それからプレーヤーのキモは下面?

昔、普通のプレーヤーを使っていた時分かったが

プレーヤーを下から叩けば、そのプレーヤーの音がわかった(笑)

だからアンダーカバーがあるプレーヤーは使わなかった


私はTAOCのピン型の三点支持が好きだ、四点だと音が濁る気がする、単に均等にセットできないからかもしれませんが


最近その三点支持がハウリングしまくるので苦労しています、TAOCに硬めのゴムを三点支持でなんとかごまかして来ましたが


低域が鳴り響き出した今日この頃、ハウリングの嵐となってきた為


再度対策を講じました、いろいろやって結局


もう一段ソルボセインを敷き板を噛ませました




このゴム二段活用でハウリングは防げる様になりましたが



問題は、何かで浮かせてしまうと、いまいち弾まない、キレない


楽しくない

そんなわけで、またいろいろやって妥協点の31支持にしました


基本の三点支持に、もう一点木製スパイクを段重ねてセッティング



テンションが微妙だったが、上手く機能しているようです


たったこれだけ?、と思われるでしょうが、でも効果はあります


実は今までも、フロートとリジッドのせめぎ合いで、この方法で調整してきました


ゴムフロートと、リジッドの狭間なんとか我慢どこ


ハウらず、弾むセッティングが出来ました、これでまた暫く楽しめそうです^_^


真夜中に響き出す、励磁サウンド

2020年02月24日 01時51分00秒 | オーディオ



明日は祝日でお休み、


そんな夜はレコードが止まりません


何時間聴いているんだろう、大音量で熱く興奮した気持ちを


少し冷まそうとボリュームを絞ると


何か物凄くリアルなサウンドが鳴り響く


時計を見ると12:03分、ヤッパリ零時サウンドだ(笑)



何の気なしに照明を全て落として


LIVEレコードをかけてみると、いい感じでステージが浮かびだす



タンガーの灯りがちょっと煌びやかに照らす

しかし、よくみると我がシステムは随分真空管を使っている



この音を出すのに



パワーアンプWE91Bが、310Aスモール、とラージで2


それに300B274A、ステレオで合計8



ラインアンプ 120Aには328329


これもステレオで4




 120Aの電源20Aには、274B421A310B313C は

あまり光らないがいちおう真空管で合計4



フォノイコの141A改には6Sn76J7も真空管だけど?


でもこれは光らないから灯りの数に入れずに6SN7の2本



その電源18AにはCV717


シングルアンプの割には結構真空管を使っている




そして、盛大に光る励磁電源




288の電源には、4B28を二本使ったタンガーバルブ



LANSING 415はダブルで使っているのでの励磁電源も二台、




下側ユニットにはWE 705A半波整流管を4本も使ったものと




キセノンガス3B22を使ったものの2台




ツイータWE597Aは今はバッテリーで駆動しているので残念ながら真空管を使っていない


セレン電源も光らない



数えてみるとなんと、


合計26本もの灯りを灯す真空管を使って音を出している




きゃ〜大変




だもの多少は電気食うよな




今宵はその26本の灯りに照らされて



励磁サウンドで音楽を楽しみます





拘りのオリジナルレコード

2020年02月20日 16時15分06秒 | オーディオ

 



 JAZZ喫茶木馬に来ています

 

群馬大学の裏手で何十年続いているのだろう、当然ながら老舗のJAZZ喫茶

 

 

こちらのお店の拘りはオリジナルレコード

 オリジナルレコードってホントに音がいいですね

 



 

オリジナルの音の良さは、

 

料理でいえば、素材の良さのでしょうか

 



 

鮮度の良い、持ち味の良さがよく表れるような素材

 

良い素材のレコードは、良い装置でも、普通の装置でも、○○な装置でも

 



素晴らしい音楽を奏でる、

 

素材が良いということはほんとに素晴らしい

 

 

だが

 

プレスを繰り返しているうちに、鮮度が落ちる

 

鮮度が落ちれば、味も落ちる、音も悪くなる

 

 

落ちた分、余計な何かを付け足さなければならない

 

鮮度が落ちた素材を、プロが上手に調理すればよいのだが、

 

下手な料理人が、変な拘りで手を加えてしまったレコードが問題

 

 

 

 

高域は輝きが失せくすんだ様な音 

 

低域は弾まず締まらず、緩んで膨らんだ大量の低音が音楽を殺す

 

 

 

どんなステレオシステム用に味付けを、しょとしているのか知らないが

 

まともな装置装置で、下手なレプリカレコードの低域は我慢できないと思う

 

 

 

 

素材の良いものを、いじくりまわさず、素材を生かした料理

 



それが、木馬さんの音楽かな?

 

 

 

 

良いレコードを、シンプルな、JAZZ専用装置で

 

あまり変な拘りで、凝ったものより

 

 

シュアー・マッキン・A7

 

シンプルな組み合わせだが、音楽を十分楽しめます

 

 

美味しいコーヒーとJAZZ、良いですねー

 

 



 

 

 

 

 

 

コーヒー一杯500円です、前橋にお越しの際はちょこっと飲んでいってください

 


大出力アンプは音が悪い!

2020年02月14日 20時01分07秒 | オーディオ





 

 

誰かに怒られてもいいや、

 

この際だから好きなこと書いちゃいます

 

 

巷で聴かれる、大は小をかねる、とか

どんなスピーカーも楽々ドライブ、とか

圧倒的迫力、余裕の大出力アンプ、とか

 

 

 

バカヤロ~~!そんなアンプの音がいい訳ないじゃか~

 

 

 

 

 

あーすっきりした

 

 

まあ私も冒頭の写真のように大出力アンプを使っていたころもありました、

でもこれはインピーダンスが低く、能率も悪くて仕方なくて

大パワーアンプでないと、大きな音が出なかったから仕方ありませんでした

 

 

私が聴いた限りで

 

根拠もありませんが

 

 

アンプはフルパワーの時が一番「音がいい!」

と思っています

 

絞れば絞るほど、ざらつき、ゆがみ、くすみ、活力が無くなる・・きがします

 

 

 

はっきり言って大パワーアンプを、

わざわざ絞って小音量の再生や

 


せっかくの高能率スピーカーなのに、

大出力パワーアンプを使うやつは

 

 

おおバ〇やろーです

 

 


たまに100dbもあるような高能率のスピーカーに、

100Wオーバーの大パワーアンプを繋げて

一般家庭で、あーだ、こーだ、言ってる方々がいらっしゃいますが

 

話を聞いてて笑っちゃいます

 

音を聞かせてもらって、怒っちゃいます!

☆最近は絶対聴きませんが

 

 

 

 

私が今まで聴かせて頂いた限りで恐縮ですが、

 

良い音だなーと思ったお宅の出力は

 

数ワット

 


10W未満のアンプばかりです

 

 

 

それ以上はダメ、と言いたいが、

一部例外もあるので思い切って18W未満と言っておこう

 

 

 

高能率スピーカーでは、これ以上の出力の大きいアンプは、

 

はっきり言って要らない!

 

 

 


 

 

この思いを最初に感じたのが

今から35年以上前の話だが

 

 

昔話です・・・・・・・

 

若かりし頃に衝撃のMLASとの出会いがあり、アンプの世界が変わった

そんなMLASに洗脳され私のオーディオ感性に

 

 

またまた新しい音の世界に突入した、と感じさせた「KRELL」の登場も衝撃的だった

 

私が21か22の時だったと思う、KSA50とPAM2を自宅で聴き

 

 

情熱のレビンソンから、静寂と宇宙空間な広がりの空気感を感じ

これからはこっちだ!と、飛びついたアンプだった

 

 

即座にPAM2とKSA50を購入したが

 

 

貧乏人に超高額なローンの支払いに耐え兼ね、間をおかずPAM2は嫁に出たが

KAS50とAGI511Bでご機嫌なJBLサウンドを楽しんでいた(L300は93db)

 

ある日、某チャ販売店の故M氏から

「クレルを使うならやっぱりこっちにしたほうがいいよ」

 

とKSA100と交換する話が舞い込んできた、

 

実はそれまでも、周りの数人から

「なんでせっかくクレルを買ったならフラッグシップのKSA100にしなかったの?」

と言われていたので、

 

やはり、大は小を兼ねる、大パワーのほうがいいに決まっている・・・・、

そう思い込んで、交換してしまった

 

運び込まれた大きなKAS100は長くてとてもラックに入りきらず

床に横に置いて聴いていたが

 

 

大失敗、数日で耐えられなくなった

 

誰の曲だったか、例えばスレンダーな女性が軽やかに美しく歌う曲が

太った女性の声になってしまった(例えが悪くてすみません)

 

太く迫力を得ましたが、失ったものは、

あの透明度の高い空気感と、輝きが失せてしまった気がしました

 

騙された~―、と気が付いた時は既に時遅し、でした

 

 

 

 

あれ以来、

シリーズで発売されたものは機会があれば結構聴き比べみました

すべてとは言いませんが

 

 

フラッグシップ機よりも

結構ローエンド機種のほうがいい音がする、と感じるものがありましたね

 

販売の邪魔をするつもりもないので、黙って何も言いませんでしたが

 

 

いま、新たに、声を大にして言います

 

 

 

 

もし、オーディオ機器を特性で選ぶなら

 

スピーカーは、「高能率」

 

アンプは、「低出力」だけでいいです(笑)

 

歪率、周波数特性、SN比、そんなものは音とは関係ありません

☆注、もちろん何の根拠もありません(笑)

 

 

 

あと重くて、消費電力が大きいほうが音がいいような・・・・、

 ☆☆注、もちろんこれも根拠はありません

 

 

 

 

高能率スピーカー&低出力アンプの、

フルパワーこれは良い音します

 

 

我が家でも

以前2A3をほぼフルパワーで鳴らしていた時がありました

チャイナ管とは思えない透明度の高い、

 

緩みの無い素晴らしいサウンドでした

 

 

 

低能率SP、大出力パワーアンプの組み合わせを否定はしません

私もB&W801、SS25シルバーシグネチア、アポジーカリパー、マーチンローガンCLS・・、

と悪名高き低インピーダンスを楽しんできましたから・・・、

 

 

でもね、でもね

 

クリアーで、リアルな音で

心が震え、心が揺れ動き、聞き終わった後に感動が沸き上がるような、

音楽を楽しみたいなら

 

 

高能率スピーカーを使って、小出力アンプをフルパワー

 

これが一番いい!

 

 

 








 

 

今、

  ばかこくでねえ

   大パワーを、フルパワー

    これが一番良いに決まってるべ!

 

 

 

と言った、そこの貴方に一言

 

 

 

古の昔話だが、かつて私は暴れ馬を二頭飼っていた時があったのです

 




勿論、じゃじゃ馬を二頭も維持できなくて

 

 

白い馬に捨てられる前に、赤い馬を売却しましたが

 


 

490馬力をCTカットでフルパワー・・・・・・、死ぬぞ

 

 

 

 

一度だけ、朝靄の湾岸

☆(海外のテストコースです)

 

80付近まで回したことがありますが

 

トンネルに入った時のあのサウンド

俺はいまF1に乗ってる!

 

と叫んでしまった、凄まじいサウンド、鼓動、興奮、

生涯、あの最高の感動を忘れる事はないでしょう

 




☆もちろん、制限速度内でででですよ、違反はししししませんよ

 

あっ8は、小さいメーターですよ〜(笑)

 

80キロね!

 

 

 

確かに大パワーのフルパワーは最高です

が、

正直、命がいくつあっても足りません

 

あれだけで数年寿命がちじんだと思います

☆くどいようですが制限速度内です

 




 今はフラッグだけが、虚しくなびいていますが、内心無事でよかった・・・、

 



まあ、日本の道路では、

程よく足回りを固めて、

程よい出力の車を、

程よいパワーを出して走るのが楽しいですね

 

 

コンピュータを入れれば、走る喜びを失い面白味がない

 

でも切れば、まともに走るのも難しい

 

 

 

あんなパワーのクルマを、生かせる道路は日本には無い

 


 

乗ってみてわかりましたが、クルマのパワーは、大は小を兼ねないです

40キロ以内で走るにはとても扱いづらく乗り難いクルマでした

 

 



 

 

 

 

アンプの話に戻って、

 

 

クルマと同じとは言いませんが

 

 


大パワーのアンプを、フルパワーで使えないのも

音が悪るいと言われる理由だと思います

 

 

 

増幅素子を連ねれば質は落ちるのは当たり前

 

出力を得るために、増強しなければならないもの、

保護しなければならないもの、余計な回路が増えるのも仕方ありません

 

 

 

 

 

大パワーで音が良くなる要素は・・・・、

 

 

 



 

あります?

 


やっぱり、低音を制す者、オーディオを制す!

2020年02月13日 23時18分00秒 | オーディオ




何度か書いてきたことですがオーディオ装置にとって


低音は重要ですね

 

気持ち良く、軽快、強く、躍動、重く、低く、様々な思いを持って

 

そのテーマに向かってオーディオマニアは、低音再生を行っています

 

 

 

床が震える、空気が揺れる、部屋が動く、そんな恐るべき低音から

 

風のように軽やかに、張り詰めた響きで、明るく爽やかな低音まで様々ですね

 

 

 

 

勿論、中音も大事、高音も大切です、

 

酷い低音は「気持ちが悪くなる」程度ですみますが

酷い高音は「耳から血が出ます」から大変んです

(笑)

 

 

以前も書きましたが、物理的にスピーカーの中で、低域の占める割合は高く


スピーカーBOXは低域のためにあると言っても過言ではありません

 

それほどオーディオ スピーカーは、低域が重要なんです

 




 

今回お邪魔させて頂いたOM Laboratoryの A氏宅





WEのメンテナンスに於いては知らない人はいないと言われる有名人

海外のWEエンスーからの依頼も多い様で各国でWEメンテナンスを行っている様です





FBで知り合って、お互い気心知れての初めての訪問となりました

 

氏のLABOは、WE博物館ともいえる佇まい





WE製品・部品が家中に所狭しと置いてある

 


机の上、棚の中、廊下も天井もWEの製品で埋め尽くされています






そんなLABOでは、仕事の邪魔をしないWEフルレンジで爽やかに音楽を楽しんでいる様です





スピーカーユニットはいったい幾つあるのか、20個?30個?いや50個以上?


何とその全てユニットが励磁ユニット、パーマネントは一つも無い?

いや、WE陣笠はマグネットだから、やっぱりマグネットもあるんですね





しかし陣笠でここまで音が出るとは思いませんでした


それから寝室で鳴っていたクレデンザ、いいですね〜、

あれを聞聴きながら寝ればさぞいい夢が見られる事でしょう



そんなWE尽の氏のシステム





いよいよメインシステム、以前はWE 594Aを中域に使っていたはずだが

今は 555を中域に使っている様です




低域はTa 4181

中域は 555に3Aホーン

高域は375を励磁改良したもの


勿論鳴らすアンプもWE






「出力は1ワットくらいですか?」との問いに

いや、倍くらい2ワットは出ますよ


すげ〜



なんて会話の後、出て来た音は、


流石



15インチでは太刀打ちできない


図太い低音と共に、バランのいいWEサウンド



フルレンジ 555の帯域を欲張らず、


低域の4181に広帯域を持たせて





その上に 555を上手く合わせて、

味付けに励磁375を付けている程度



低音が主体の重量感あるWEサウンド



しかし今まで聴いてきた4181と違ってキレがある


あの、ボワンボワンの4181では無い、ちゃんとキレのある18インチ



おかしい、何故?


後面開放で無ければこの量感は出ない、

でも、このウーハーで量感を出せばダボつく筈が


氏に尋ねてみると、

やはりウーハーコンプレッションをかけているとの事



よく見ればウーハーの前には、太い格子状の鉄柵

40キロぐらいあるという鉄格子







これで約1/3は圧を掛けられるという


もう少し圧が掛けられると鉄格子があるが、これはかなり重量があって使うには困難との事



コンプレッションの掛かったウーハーを中域まで伸ばして


 流石、555の美味しいところを上手く使っていらっしゃる


氏曰く、594Aだと下が出ないので、合わせるのが難しいとの事



音圧的にもバランス良く合わせるにはこの方がいいとの事



低域を上まで伸ばして、下まで伸びるユニットで中低域を上手くコントロールされていらっしゃいます


秘伝のオートトランス・ネットワーク、参考にさせて頂きます



いっ聴すると

低音出過ぎと思えるセッティングだが



弾んだ図太い低音は、心地良い




やはりオーディオスピーカーは、低音が要


締まって、弾ずんで

太く量感たっぷりに、そんな低音を


技術とアイディアと情熱で低音を制すものが



オーディオを制す





ありがとうございました



 


励磁はオカルト現象多発です

2020年02月12日 22時02分00秒 | オーディオ




先日誰かのFBで

クラシック音楽ファンと言われる方々は、音楽を楽しむ人の2%くらい?

 

との投稿がありました


その投稿に 

その中で更にオーディオ装置に拘るのは.2%くらいになってしまうのか?

 

と書き込んだら様々なクラシック音楽ファンの方からコメントを頂きました

 


「クラシック音楽ファン」

いい響きですよね〜、側からのイメージも最高


我々はイメージ悪いですよね〜〜 

ねぐらなイメージの「オーディオマニア」

 

清楚で華やかなイメージの「クラシック音楽ファン」

  

くっそ〜〜


 

 

 

クラシック音楽ファン、その提議としては、

「いにしえの巨匠の演奏しか聞かない」とか

 

「ベートーベンは聴かない」とか

 

「フランス音楽は聴かない」とか

 

「現代音楽しか聴かない」とか

 

「モーツアルトは単なる歌謡曲だ!」☆注、これは妻の言葉です

 

拘りを持って、旧音楽を楽しむ方々を「クラシック音楽ファン」と定義するらしい

 

 う〜〜ん

 

大きな声じゃ言えないが、

 

「音楽愛好家」だの、「クラシック音楽ファン」だの

 

偉そ~に言ってるが、

 

 

やれ、あの演奏はどうのこうの、結局あの曲はこれが一番だの

魔笛が10箱もあるとか、俺なんざリングが10セットあるとか

 




自分達でも自覚があるのか無いのか知らないが

 

 

傍から見れば、我々と同じ、単なる「マニア」

 

拘りが更に増えれば、「御・多・苦」

 

 


 

まあわれら音響機材に拘る「オーディオマニア」と同じ

「音楽マニア」同じ人種だね(笑)

 

 

 

 

 

そんなこだわりのオーディオマニアのなかでも更に変わり者集団が

 

励磁

 

励磁スピーカーを愛用するオーディオマニアの人口は・・・、

 

 

.01%くらいなのかな?

 

もっと少ないかな?

 

 

なにやらオーディオマニアの中でも知らない人が多と言われているってホント?

 




オーディオ装置にも拘るマニアの中でも、更に少数派の一部の人だけが楽しんでいる

 

 

励磁型スピーカーを使って音楽を楽しむ「励磁オーディオ」

(☆注、何故か私の周りではものすごく比率が高い)

 

 

 

少数派の超マニアックな「励磁オーディオ」

 







 

実は、励磁オカルトですが

この励磁型オーディオを楽しんでいる方々の99.9%は

 


超音楽マニアの方々なんです

☆、当然ですが何の根拠もない数値です

(☆注、私と某教授とあと一人くらいかな?それが0.01)

 

 

 

そうオーディオとして、超マニアックな励磁型ですが

 

 

私が見てきた限りだと 

実はおタッキーなオーディオマニアの成れの果てではなく

 

マニアックな音楽ファンが、

オーディ装置に拘った末の、

成れの果ての装置なんです

(☆注、WEにだけ拘った方は除きます)

 

 

  

 

いつも通り個人的な意見で恐縮ですが

 

クラシック音楽を楽しむなら、実は励磁型が最適だと思っています

 

 

 

JAZZなどで、破壊的な迫力だけを求める人や

 

 余韻で床が揺れなきゃオーディオじゃない

 

音は多少雑になってもいいから、ズドーンとかドカーンの迫力がなければ

オーディオ装置じゃないといわれる方は、

 

マグネット型をお勧めします

 

 

マグネット方式のほうが音が雑で荒くてキレが鈍くて、余分に震えて

そんな方の好みの方に合うかもしれませんね

 

 

 

 

でも、きめ細かく、滑らかで、キレが良く、透明度の高い音で

刺激の無い聞きやす音で、長時間音楽を楽しむには

 

「励磁型」はピタリだと思っています

 

 

 

そんな励磁型に魅せられて、音楽を楽しんでいる今日この頃ですが

 

未だに分からないことだらけの励磁型です

 




如何せんオーナーは冒頭で上げた、音楽に対するこだわりが強く

その自覚が薄い、全て奇人〇人の方々ばかり

 

 

かつてのオーディオの常識などほとんど通用しない

 




音楽を聴いていてもオカルト現象多発の励磁型です(笑)

 

今日も楽しみながら、コイルやコンデンサーを励磁装置につけてみたり

 

外してみたり、重ねてみたり、連ねてみたり

 

挙句の果ては、向きを変えたり

 

 

何故音が変わるのか分からないが

 

楽しんでいます

 

 

 

 

 

 

 

 

私は拘りはほとんどないんですが・・・・、

 

 

 


WE 91Bの魅力はやっぱり大音量再生

2020年02月01日 10時18分00秒 | オーディオ




WE91Bで魅力的な大音量再生をたのしんでいます


少出力アンプでしか味わえない音の純度で、
 
 
過激に、魅惑的に、大音圧で

 







静かにじっくりと、こころ休まる音楽を堪能するなら

WE91Bってアンプは、やめといたほうがいいですね



真空管アンプの宣伝には、キャッチフレーズがありますよね




瓏々と音楽を楽しむなら

心から豊かになれる時間のために

さらに深く音楽の世界に

深い感動の世界へと誘う

ぬくもりある音楽を楽しむなら

etc・・・、






もし我がWE 91Bにキャッチフレーズを付けるなら?





忘れていた、あの頃の興奮をもう一度
 

コンサートの感動を、更に明るく楽しく色濃く、もう一度我が家で
 

音の良さとは、音の厚さ濃さ、そして音楽の表現力


過激に刺激的に、心が身体が躍動する音楽を楽しむなら


強烈な音圧砲に撃たれ、高なった鼓動が静まるのはいつの日やら






心肺蘇生はAEDか91Bか



うーん、91Bで聴いていると、いろいろなキャッチフレーズが浮かんできます







音の特徴は300Bのシングルアンプですから、そこそこに純度も高い音でが

とにかく明朗!明るい音色、張りがありそれでいて力があり堀も深い




音楽の表現力は豊かだと思います




まあその分、その表現力がちょっと厚化粧なのか

好き嫌いの分かれるところですね
 
 
このちょっとケバい色濃さはWE300Bの音色だと思っています


2A3のスッキリクッキリの方が良い、と言われ方々いるのもわかりますが


・・・・、




厚化粧のせいかキャッチフレーズには、

ナチュラル、とか透明度が高いとか、ぬくもりを感じる


なんて言葉は出てこない






明朗に、弾む、強く、そして過激に
 

そんな言葉が似あいますね





今となっては宝物の91Bですが、もちろんオリジナルではありません




キットのアンプに、なんちゃってWEチューニングを施したものです


注、くれぐれも私は専門家ではありませんので、素人の根拠の無いなんちゃってチューンですからね、マネして音が悪くなったと文句言わないようにお願いします





最近は、ブログでも書かなくなりましたが、我がWE91Bは



何十年前だろう当時、友達がA4を使っていてジェフローランドのアンプを出して

これしか無い!と言いながらW・S・IでWE86を買ったのだが、

その時私もおまけで私もついて行って

 

衝動買いしてしまったもの


何とかスペシャルバージョンのキットで、あと数台分しかないとか言われて
 
ついその気になってしまった


他のと何が違うのか忘れてしまって、覚えていないが


 
当時、お店の方に、できるだけオリジナルに忠実に作って下さい

独自の理論を付け足したり、余分な手を加えないことが大切です

オリジナル91Bは素晴らしいですよ
 
当然、全てWEの真空管を使って下さい
 
できれば 300A、310はメッシュ、あっ274Aは当たり前ですよ
 
 


と言われた記憶があります
 
・・・・・・、
 
 

 
まあ、70年代の300B、310はスモール、274Aも
 



並みのWE真空管ですが、なんとか揃えることはできました。
 
 
 

抵抗、コンデンサー、ワイヤーできるだけ当時のものを、手に入れ交換してきました 
 

 
 

でも無い部品はしょうがない、代用品で
これはオリジナル
 

300Bのカソード抵抗ですがオリジナルが手に入ればそれが一番ですが・・・・・、
 




まず手に入らない、だからと言って

間違ってもここにD〇〇Eの抵抗なんか使わないでくださいね、

音が尖ります、死にます





当時、いろいろやってみましたが、似た様な中華製の抵抗より、

古いWEの板抵抗の方がぜんぜん良かったです






あと、C3の2μのコンデンサー、これもかなり重要です




ここは何十回部品交換したか分かりません(笑)



いろいろやって好みのコンデンサーに変えてみるのも面白いと思います



☆注、
そう言えばたまに、コンデンサーで音が変わるはずがない!との記述を見受けることもありますが



ばかこくでねぇ~


ここはケチってはいけませんぞ、良い部品使ってください


今はWEの何やらの測定器に使われていたと言われた怪しげな部品を使っています





それから大切な91Bの入力トランス、これは285Aと決まってます

厳密には285Aを設置する場所も、向きも決まって

この決まりを守らないものは91Bとは言えないそうです





私のはなんちゃってですから、場所も向きもモノも違いますが、それでもぜんぜんOK



確かに音は285Aのほうが合うのかもしれませんが、

285Aには無くて、618Bにはあるものが、あるんですね〜



オリジナル285EだったかAだかLだったか忘れましたが

618BとはMCトランスで聴き比べた事があるのです



285は良い音なんだが、品良く冷たくお高くとまってるというか、

温度感が低く親近感の無い音で、私には馴染めない音でした




 輝き、躍動感、色艶、文句無く618Bの方が上





オリジナルをここでも使いたいですが、そんな余裕は無いので


WSIのレプリカ618Bを入力に使っています、

MCトランスで聴き比べましたが結構よくできていますよ




それとたまに、とても静かなDC点火の 91Bを見かけますが

私は好きにはなれません、多少「ブー」と出ても、音楽が鳴り出せば問題無い



交流点火で、ガサ・ごそ・ゴリっとした力強いサウンドこそが

WE91Bの良さだと思っています





これは私の持論なんですが、冒頭でも、

静かにじっくり音楽を味わうなら、91Bは似合わないと思いますと書きましたが


ノイズ出ます

低音でません


しかもNFBたっぷり掛かっていて、

音の純度はシングルアンプとしては低いです



いい音にしたければ

NFB外して、入力の618Bと、初段の310を1本外して、300BをDC点火すれば

とても良い音のアンプになりますよ〜〜




実験済み





私には耐えられない、つまらない、いい音です





まア

とても91Bとは言えませんが

それが世間一般の300Bシングルの、音の良いアンプなんでしょうね








私は良い音は望んでいないし


WE91Bならではの魅力を出来るだけ出そうと思っています



618Bで昇圧し、310Aで初段増幅しNFBをタップリかけて増幅?

274Aで綺麗に整った電源を使った300Bが増幅した音楽信号は





今宵も

えげつないくらいに張りのある躍動感溢れる音で

演奏家の情熱が

スピーカーから大迫力ですっ飛び出して来て、目の前で演奏しています




オリジナルの音楽には無かったであろう、色濃い説得力を持って






そんな音圧に叩かれ、心拍数の上昇とともに

聴く側の、心が気持ちが高鳴ります







う〜ん、たのし〜〜〜〜










スピーカーもアンプもWEオリジナルを使わない、
⭐︎、訂正、使えない


なんちゃってWEサウンドですが、楽しいです^_^
(笑)