
最近は、血沸き肉躍る交響曲クラシック音楽ではなく
とある事情で、心やすまる
穏やかなクラシック音楽を聴くようになり
だいぶ音の傾向も変わってきたように感じます。
心やすまるような音楽を聴くようになって
変わってきたもの、まずは
音量
なんと!小さな音で音楽を聴くようになった!
これは我が辞書にはなかった音量です(笑)
先日聞かせて頂いたリアルサウンドのアンプメーカーさんは、音楽を聴くためのアンプ作りをしているそうですが

私のアンプは、遠くの人に音を飛ばして感動を届かせるための
PAアンプ
使っているスピーカーはこれまた、音を圧縮して、ホーンを使い遠くへ音を飛ばす
PAスピーカー
その出力音圧レベルは105dBと言われている超高能率スピーカー
と
シングルアンプでありながら
入力トランス→WE310→WE310と増幅させられたチョーハイゲイン信号を300bで増幅した

三極管シングルアンプとしては、驚異的な8w大出力パワーアンプ(注105㏈の組合せで)
この音を遠くへ飛ばすために作られたアンプとスピーカーが奏でる
数百人の大勢の聴衆に感動の音を届けるための
大出力・大音圧のサウンドを
5メートルくらいの至近距離で受け止める我がNCT-WEサウンド
脅威のサウンド、違った
驚異のサウンドである!
・・・・・・・・・
あ~力が入った(笑)
話を戻して
そんなサウンドを楽しんでいたのだが
冒頭の心やすまる音楽を小音量で聴くにはまず邪魔なのは
ブー
ジー
のノイズ音、大音量では気にならなかったが、小音量ではかなり気になる
300Bを直流点火すればすぐ消えるだろうが、
それだけは絶対出来ない
まず、いちばん大きな「ブー」の元を見つける、この音はウーハーから一番出ている
励磁電源のリップルフィルターをT氏制作の元に戻し、奇麗なDC電流でウーハーを駆動する
これだけでだいぶ「ブー」が減った
今度は91Bの入力管であるWE310Aの組合せ

これはかなり効果があった
現在WE310はラージ4本スモール7本の11本のストックはある、
残念ながら、とある事象でメッシュは無い
話しは変わるが、真空管アンプの音色と良く見聞きするが
真空管アンプの音色を左右するは増幅管?
様々な理論はあっていいと思うが、私は、自分のアンプではですが
音質は初段増幅管で大きく変わると思います
わがNCT-WE91Bでは入力信号をNCT-WE618Bトランスでちょっと増幅し
WE310Aで増幅して、さらにNFBループ内でWE310Aで増幅し
出力管WE300Bで増幅します
この初段のWE310Aで音質はかなり変わりますし、ノイズもかなりここで発生します
初段の310を叩くと言い音でスピーカーから出てきます
メッシュは何度か聞かされましたが(持って来て聞かせる輩がいるんですよ)腹が立つ音なので、ここでは論外

いまは4本ともスモールで年代と文字書体で分けて初段と二段で使っていましたが
どうもこのスモールを初段に持ってくると、ノイズが大きいい
初段にラージを持ってくるとノイズは無くなるが・・・
問題は、音質
まずラージですが、音はもっこり、ぼっこりですが、図太く迫力があります。
迫力サウンドであれば、これもありかなーと思います
中高域も、これだけ聞いていればなんの不満もありませんが
スモールはに変えると、ノイズはありますが
低域の音の締まり、これは快感
高域の透明度
心やすまる、声楽や室内楽では文句なくスモールパンチ
これはもう仕方ありません

結局スモールパンチを前後に何度も差し替え
年代も文字書体も関係なくスモールパンチで
一番ノイズの少ない組み合わせがやっとできました
拘ったWEファンの方から見れば、年代もフォントも揃えなければ左右の音質が違ってしまうぞー
と、お叱りを受けるかもしれませんが、いいんですスールパンチなら全部一緒!
しかし、初段はこんなに音が変わるのに
なぜか二段目はあまり変わらない、もちろんスモールとラージの違いはあるが
そんなに変わらない、そんなに変わらないのならラージでもいいと思うが・・・
まあせっかくノイズの少ない組み合わせが出来たんだからしばらくこれで
ここやすまるクラシック音楽とやらを聴きましょ~~
心休まらないラージパンチは、真空管ダストボックスへ

ポイ