オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

真空管アンプの音の決め手は初段増幅のLINEアンプ必須

2024年11月11日 10時08分05秒 | オーディオ

私の好きな直熱管300Bですが

時々300Bは嫌いだととのご意見を頂きます

 

 

音が滲む、音が揺らぐ、締まりがない、等々

結果として音が悪いと言う事になるらしいですが

 

確かに300Bが最高の増幅管かと聞かれれば、

 

他にも沢山良い真空管は有りますし

すべての真空管の音を聞くのは不可能だと思っていますので

 

どれが一番ではなく、出遭った中でどれが好きかが、大切だと思っています

 

性能や、特性では語り切れない音色の良さが

真空管の魅力だと思っています

 

そんな300B嫌と言われる方や

そもそも真空管が嫌い、

 

音がボケてる、温もりが有るがキレが無い、遅く感じる、等々を主張される、

 

そんな方々へ「一言」言いたいです

 

初段電圧増幅の前段アンプ使っていますか?

 

 

よく見かけるのはCDからパワーアンプへ直接信号を入れて

パワーアンプのアッテネーターで音量を調整している方々

 

増幅管の音を聞くにはこれが一番の方法とのことで

これがどうのあれがこうのと、云われる方が多いですね

雑誌等の企画として「増幅真空管」の聞き比べで比較だけならば、

これも良いかもしれませんが

 

真空管の音を楽しもうと思ったら、こんな方法では真価は楽しめないと思っています

 

 

同じ音量が出せれば問題無し!

で、

プリアンプを使うと接点が増えたりノイズが増えたり音の鮮度が落ちる

と云われる使わない方々が居ますが、

 

そんなことは無いと思います

 

私は一度もラインアンプを繋いで音が悪くなった経験はありません

 

 

アッ!一度だけあった

中国製の〇X-AUDIOの真空管ラインアンプ

これだけは生涯で初めて繋いで音が悪くなったアンプでした、(笑)

 

 

 

増幅真空管の素晴らしい素材の音色を生かすも、殺すも

初段増幅のプリアンプ次第です

 

プリアンプを使わなければ、真空管アンプの真髄なんて

絶対聞くことはできないと思っています

 

 

オーディオを始めた頃、音の変化を一番感じたのがラインアンプだったので

私はラインアンプ重視になったのかもしれませんが

 

 

同じ音量でも

ラインアンプで電圧増幅した豊かで音色の良い音と

 

質素で貧弱な音色の音では、奏でる音楽が全く違います!

 

例えば、家庭でも簡単に作る野菜炒め

プロの料理に人が作る野菜炒めと、私の作る野菜炒めは

同じ素材で、同じ炒め時間で、同じ調味料を使っても全く違う味になります

 

 プロが作る料理はとてもおいしいです

 

勿論、味加減や手際など様々な違いがあると思いますが、

おいしい料理を作る方に、秘訣を聞いたところ一番の違いは

 

湯通しや油通しなどの下処理が決定的な味の違いになるそうです

 

これを上手にすることで、食材に均等に熱が入り焦げ付きやムラが無くなり

美味しく仕上がるのだそうです

 

 

 

ラインアンプの役割はこれに似ていると思います

増幅管で電力増幅して、音にする前に

 

電圧を十分に増幅して、音に力を与える初段増幅ラインアンプ

 

 

下処理が不十分でも、

その鮮度、若々しさが好きだと言われればそれまでですが

充分に下処理された料理は格別の深みが有りますよ

真空管アンプも増幅管の音の違いを楽しみたければ、

 

それ相当の前段アンプを使わなければ

 

真価は発揮しないと思っています

CDとパワーアンプ直結では

良い音だね、という言葉は出ると思いますが

 

 

素晴らしい音色で惚れ惚れしたとか

忘れられない音を聴いたよ

素晴らしい音楽だった、感動の演奏だったね!

 

オーディオマニアなら、聴いて頂いた方に

こんな言葉を言って頂きたいですよね


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Kaoru ishimura)
2024-11-12 07:39:19
良く、頷けました!
音楽に深さを感じる再生音は必至と思います!
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Unknown (8417chiharu)
2024-11-12 07:59:08
kaoruさん、音作りはプリアンプが行うと思っています
せっかくブログを書くので、どうやったらその必要性が伝わるかと思って今回は書きました。
うなずいていただきありがとうございます。^_^
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