オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

ガラード301ハンマートーン

2013年07月27日 19時16分32秒 | オーディオ

ボーカルや弦楽器などの中音域がほんとによくなりだした

我が、なんちゃってウエスタンサウンドだが


この辺の中音域をさらに聴きやすく、柔らかくするために


ガラードのターンテーブルをキャビネットから浮かしてみた


ターンテーブルとキャビネットを、何もか挿まないで鳴らすと


カチッとしたシャープな音になるがどうしても少し音が硬い


そこでスぺーサーが必要となるのだが


これが何を挿むかでかなり音が変わるので難しい


柔らかいソルボセインでは少しおとなしすぎる


硬いゴムではもうちょっとなんだけど


と、ホームセンターを物色していたら
トタン板を挿むスポンジ、真ん中に穴も空いていて大きさも柔らかさも丁度いい!

しかも12個も入って100円!安い!



なんか、これいいかも?


てな訳で挿んでみました


上下に挿んで、びみょーな強さでつぶして


こんなもんかな?

しかも本体に当たる部分のねじにはゴムパッキン

でフロート


このゴムパッキンは水道用のパッキンを使い、パッキンが大きいのでネジに二周りさせたもの


これも激安だが効果は絶大




音を聴くとやはりいい


リジッドなセッティングよりもシャープさにはやや欠けるが


非常に聴き易い


しかもソルボセインのような、ダンプされた弾まない音ではなく


楽しく弾む


100円でこの音は素晴らしい、コストパフォーマンスは最高だ

モーター振動やアイドらー振動が巧く消されてかなり静かになった

音の曇りがかなり解消されて


すっきりで、爽やかな音だ


プレーヤー周りの吸音ダンプ剤は振動対策で不可欠ではあるが


何をどう使うかで激変する


何十年オーディオやってっても決まった答えが出ないが、

まずはここがやはり一番大切



無駄な振動を与えず

音楽の振動は響かせ

音を殺さず

歌うターンテーブルのセッティングを更に高めよう









ALTEC-288Cこれぞボイス・オブ・ザ・シアター

2013年07月24日 18時58分44秒 | オーディオ

一本53000円で落札した288Cが到着した

う~ん

びみょーに塗装が違う


ALTECの文字の大きさも違う


でもシリアルナンバーはそんなに離れていないのでいいや


安く買ったのだからガマンがまん!


もう一本の288Cは15年くらい前に一本しかない後家さんだから安くするよと言われて


805のホーンつけて5万円で購入したもの


激安だから多少の事は気にしない



しかし新旧288を比べてみると大きさがかなり違うものだ

この大きさの違いで当時は

288Cをなんだ小さくて貧弱なドライバーだと見下した気がする


でも今よく見るとホンものって感じがする



眺めていたら

このドライバーは何だか気持ち良く歌う気がしてきた!

この気持ちの納得が私の一つの儀式なのだ




つないでみると

やっぱり古い音




ではなかった


不思議なもので最初の音の出し始めは、ぱっとしなかったのは事実だが



しばらく聞いていると


いい!


聴き易いと言えば簡単だが、それだけではない


音の角が取れているだけでなく奥行き感と言えば良いのだろうか


彫の深い音に聞こえる


今まで刺激的で、エッジの利いた私好みのパンチのある

どっピンシャーンな音が大好きで

これぞALTECと思っていたが



この288Cにしたら彫が深く、特に声が生々しい

優しい良い声だ



そう言えば真中のA5の横には英語でボイス・オブ・ザ・シアター


と書かれているが


この言葉の意味がようやくわかった気がする


やっぱりアルテックはこうでなくちゃ



ボイス・オブ・ザ・シアターなんだよなALTECは

何よりも声が響き渡り、気持ち良く歌わなくちゃ!


288C大人オークションで落札

2013年07月17日 11時09分18秒 | オーディオ

ALTEC288Gは当時最強のドライバーだと思って使っていたのだが・・


当時聴き比べた時は288Cよりも

見たくれもでかくて「かっこいい」、


音の透明度も高く、高域も伸びて「新しい」って感じの音だった



比べて288Cは高域も伸びなくて、シャープさに欠けたような


バックカバーに象徴されるような違いがあったように感じていた


当然選ぶならレンジの広い、新しい音ドライバーと思って何の迷いもなく購入し、今日まで使ってきた



ただ、最近年のせいであろうか高音がが少し硬く感じるようになってきた


せっかく288Cが一本あるのだから、もう一本、後家さんがあれば買ってみようと思って


ここ暫らくオークションで探していたところ



後家さんドライバーが出た、



ペアで12万くらいから20万円が相場後家さんだから6万円くらいで落札したい


しかしオークションの終わりはなぜか10時ぐらいが多い


これは酒飲みにはつらい時間帯である


しかもこの時間は飲み会が入っていて、飲み会の真っ最中ではないか


飲み会中にIpad片手に飲もうか、早く上がろうか、うーん



よし、そんなびくびくしながら飲むなら大人オークションだ



久々に今出せる最高金額を入札しておいて、後は黙って見守るだけ


王様になったような気分のオークション方法だが

今まで尽く相手に取られてきた方法でもある

今度のはおとしたい


いくら入れようか

今の金額は2万5千円!倍の5万円、いやもっと上がる


考えて6万円

いや、6万100円

後は待つだけ



久々にやったー、落札したぜ。

ALTEC-288C

今更ながらスピーカーセッティング2

2013年07月13日 14時29分42秒 | オーディオ

正面を向けてセッティングされたスピーカーだと

ステージ感は出るのだが

エネルギー感は多少失せてしまう


この辺はかなり微妙なセッティングになる


WE755とL220は正面を向けたセッティングで問題無いが


ALTECはスピーカーの間隔が空きすぎているせいか


正面セッティングだとかなりエネルギーが物足りない



やはりオーディオマニアだな俺は


内振りにセッティングを変えよう



このALTEC-817の箱が奥行きがあるためになかなか内側に
向けるのが難しい


スクリーンに当たらないように内側に振るが、どうしても視聴位置に向けることが


無理だ


ウーハーの箱とドライバーのホーンの向きを同じにしてやや内振りセッティング


で聴いてみる


エネルギー感は多少上がったが何だか音のピントがぼけている


ボーカルもやや大口で音に締まりがない


817の箱はこれ以上は内側を向かないのでドライバーの311-90ホーンを


内側に振りセットし、視聴位置に向ける


目で見てもホーンの仕切りの中央が一本線になるようにセット


おっ!、ホーンの向きだけなのになぜか低音も力感が増した


中高域はやはりこのセッティングのほうが好きだ



よく音楽マニアの方はスピーカーは正面を向けて

オーディオマニアは内振りに自分にスピーカーを向けて鳴らされる方が多い


これは好みの問題で良いんじゃないかな、


それとスピーカーの左右の間隔が離れていると内振りにセットしたほうがいいようだ

これだけスピーカーがあると違ったセッティングがあっても仕方ない


この中央に鎮座しているA5センタースピーカー


バカなセンタースピーカをセットしたものだ


だがこの今はアンプに接続されていないA5が、なかなかいい仕事をしている


モノラルやスタジオ録音のボーカルは見事にこのA5から音が出てくる




我が家に訪れた数人の方は「この真中のスピーカーは良い音しますね~」


いや、真中は接続していないので音は出ていないんですよ



えーほんとに




こんな会話がよく聞かれる


見た目とは大切なものです


私が聴いていてもこのA5良い音するなーと思ってしまう事がある


使っていない邪魔なA5だが視覚上は良い仕事している


スピーカーのセッティングは音だけではなく見た目も重要なポイントなのであろう






今更ながらスピーカーセッティング

2013年07月09日 22時20分21秒 | オーディオ

何をやってもいい加減で不器用な私は、

いつも何か配線を変えたり位置を変えたり

何か変更があると必ずチェックレコードで

左右と位相を確認している


オルトフォントのチェックレコードと

デンオンPCM録音チェックレコードがあり

最近はデンオンを使う事が多いかな


このレコードの最初のセリフが


「このレコードはデンオンPCM録音装置によって録音されています」

とアナウンスがあるのだが、まずこの声をセンターに「ビシッ」と定位させることが

いつもの流儀


大きすぎたり左右にずれたり上下動くこともある

おもしろいものだ


この声のセッティングで一番真中にセッティングされている755だが

このスピーカーは正面を向けないと

声が定位しない

内ぶりにすると巨大な口になってしまう


ホール感、ステージ感そう言って定位は正面セッティングで無いと表現しない



うーん

今更ながら正面セッティングが良いのかなー


ALTECのセッティングを正面に変えてみる

お~

なるほど~


見事な広がりあるステージが浮かぶ


これは大人のセッティングだねー

ガラード・モデル301 トランスクリプション モーター

2013年07月03日 08時43分13秒 | オーディオ
非常に長い名前のフォノモーターであるガラード301


ふとしたことで、本来の電圧を調べるためにマニュアルを引っ張り出してきたのだが


その表紙を改めて見ると「トランスクリプション モーター」?


どこにもフォノモーターと書かれていないしターンテーブルとも書かれていない


以前から気にはなっていたが、特に調べたりはしなかったのだが、
トランスクリプションをウィキペディアで調べてみた

トランスクリプション(transcription)とは、音楽において、記譜されていない曲ないしは音を記譜することである。たとえばポール・マッカートニーなどの作曲家たちは楽譜を読んだり記譜したりすることはせず、曲を印刷された形に移すのはトランスクライバーの仕事である。
またトランスクリプションはある楽器または楽器群のために書かれた楽曲を、異なる楽器または楽器群での演奏用に編曲することも意味し、その意味では編曲(アレンジメント)とほとんど同義語である。


なるほど~


私の解釈ではガラード301はレコードを編曲するモーターなんだ


すげー


今ごろ意味がわかった

だから使い方でごろごろ音が変わるんだ

意味は今分かったが、音の良さは昔から分かっていた



当時このターンテーブルの響き・力強さ、音楽性の良さに感動したが


そういう意味の基に作られていたんだ


納得である




しかし今年になって10数年ぶりにこのターンテーブルを


鳴らし出したわけだが、なぜか昔に比べるといまいち精彩がない


思い出を美化しているのか、いや

これはこのブログでも書いたが、床が普通のフローリングで

AVラックの上で使用しているために盛大に床の音を拾う

そのためリジッドにセッティングをするのをあきらめ

ソルボセインで浮かせているためで、仕方ない音だと諦めていた



そんな矢先に、以前オーディオがセットされていた事務所の整理をしていて

むき出しのトランスがごろごろ出てきた

なんじゃこれは

下手なハンダ付けとウエスタンの単線、汚い仕上がり

見ただけでわかる、これは俺の仕事である

何に使っていたものなのか考えてみるが思い出せない

テスターで測ってみるとぴったり117V

そうだ!思い出した

ガラードとトーレンスはこのトランスを使って回していたんだ


さっそくつないでみるが、トランスをコンセントに差し込んだだけで



なぜか盛大に「ブー」の音


向きを変えて高さを変えて何とかノイズの少ない場所を見つけて設置

いつものようにクリーナを使ってみるが何か力が違う

音を出してみると


やったー!


力感が戻ったー

回転も安定しているのであろう非常に響きが良い


何故だろう100Vと音楽が違う


結局マニュアルには117Vで使えとは書かれていなかったが

100Vと117Vでは全く別物である

100Vで回すと普通の古いターンテーブル

117Vで回せば、トランスクリプションモータ!

レコードを音楽に編曲してくれる素晴らしいオーディオ機器になる

ガラード最高!