新しいネットワークを作るのに重要なパーツ
WE1048B INDR コイル
がっしりして輪郭のはっきりした、重低音が響きわたる純鉄コアー E.I型コイルだが
このコイルは2種類ある
巻き線が、丸線のものと角線のもの
たぶん意図を持って作られたのだろうが、その用途は私にはわからないが
音の違いはかなりある
特性からいえば角線のほうが良く、一般的に音質も良いといわれている
高級オーディオで使われるスピーカーのボイスコイルは角線が使われることが多い
JBLなども角線を用いている
では丸線のメリットは?、と言われると
丸線でまいたコイルは、力がある
とくに低域はどっしりと量感もあり、低く重く響く
根拠はありませんが、
丸い線の隙間が程よい歪みを生み迫力を出すのだろうか?
あまり適当なことは言えないが
たぶんWEでは意図を持って制作したように思える
他にもWEのトランスやコイルは巻き方が何種類かあるらしい
びっしり隙間なく巻かれたもの、少し緩めにまかれたもの、かなり緩めに巻かれたものなど
何種類かあるようだが
その使う用途に合わせて、巻き方を変えていたのだろうか?
さすが電気と音の関係を知り尽くした
”WE”
ならではの神業なのだろうか?
その真意はわからないが
せっかく特性の違うこのコイルを使うのだから
この角線と丸線の特性を生かしたネットワークを制作しようと思う
高域と低域に使うコイルを変えてみよう
高域には角線ではっきりくっきりと
低域には丸線巻きで、どっしりとした重低音を狙うことにする
しかも、我がシステムはダブルウーハー
スピーカーBOX内でパラレルに接続しているのだが
これをネットワークに別々の回路を作り、二つのコイルで別々に送り出し
上下双方の515FCに送る
この方法は完ぺきである!
と、
お思う~
まあ、やってみないとわからない
400あたりでクロスさせるツーウエイネットワークながら
ウーハ~出力が二つ
ドライバー出力が一つの
とんでもなく大変に馬鹿げた大掛かりな、ネットワークになりそうだ!