牛壱日記

藤井陽一 ギタ-リスト

頼りにしているギターとハンダ大事の話。

2023年12月11日 10時28分37秒 | Weblog

最初、マスグレネックついてたんですが

どうしても音が気に入らなくて

手に入れた、83年製 Squire ネック。

ボディは80年代のアルダー

Suhr のFLクラシック×2 Gibson70年代初期ステッカード

ここ数年ライブで一番使ってるギター

歪ませてもクリーンでも頼りになる一本。

フレットはJescarのニッケル、ナットはタスク

Freedomの54タイプブリッジにブラスポストペグ。

サドルはHighWood

Fenderの舟形にPureToneのジャック

BournsのVol ,ToneはCTS

スイッチはCRL

配線材は60年代Belden と CanareのGS-4

アッセンはこの組み合わせが一番好きかな、

ハンダはヴィンテージ Kester44

全箇所紙やすりかけて巻きつけ配線。

正直ここが一番の肝なんだと思っております。

これやらないと各パーツの実力が発揮できないと

思っております。

グランドなるたけ一ヶ所にまとめて

必ず配線同士を接触させる。

「どうしてそんな音出るんですか?」

「音やばいっす」

この前もいろんな方に言ってもらったけど

1に練習、2に練習、3、4がなくて5にハンダの付け方かな、

あと秋間さんにメンテしてもらったアンプ

って答えると、みなさん不思議そうな顔をします。

でも自分は50年近くギター弾いてきて

100本くらい売り買いして行き着いた答えがそこでした。

聞かれれば答えるけど、あまり人には勧めません。

エフェクターボードのパッチケーブルも

ジャンクションボックスの中の配線も

シールドもスピーカーケーブルも

ボリュームペダルの中身もDCケーブルも

キャビの内部配線も全部自分でハンダしてます。

ハンダのヴィンテージか現代かはあまり問題じゃない。

ハンダの熱のかけ方、配線材の下処理、ハンダの溶け方。

ちゃんととまってなくても音が出てしまうのが

ハンダの怖いところ。

でも音を聞けば大体わかる。

見た目綺麗でもこれはイマイチちゃんととまってないなとか

できればスイッチャーとエフェクターの中身も

自分でハンダやり直したい。

コメント
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