最初、マスグレネックついてたんですが
どうしても音が気に入らなくて
手に入れた、83年製 Squire ネック。
ボディは80年代のアルダー
Suhr のFLクラシック×2 Gibson70年代初期ステッカード
ここ数年ライブで一番使ってるギター
歪ませてもクリーンでも頼りになる一本。
フレットはJescarのニッケル、ナットはタスク
Freedomの54タイプブリッジにブラスポストペグ。
サドルはHighWood
Fenderの舟形にPureToneのジャック
BournsのVol ,ToneはCTS
スイッチはCRL
配線材は60年代Belden と CanareのGS-4
アッセンはこの組み合わせが一番好きかな、
ハンダはヴィンテージ Kester44
全箇所紙やすりかけて巻きつけ配線。
正直ここが一番の肝なんだと思っております。
これやらないと各パーツの実力が発揮できないと
思っております。
グランドなるたけ一ヶ所にまとめて
必ず配線同士を接触させる。
「どうしてそんな音出るんですか?」
「音やばいっす」
この前もいろんな方に言ってもらったけど
1に練習、2に練習、3、4がなくて5にハンダの付け方かな、
あと秋間さんにメンテしてもらったアンプ
って答えると、みなさん不思議そうな顔をします。
でも自分は50年近くギター弾いてきて
100本くらい売り買いして行き着いた答えがそこでした。
聞かれれば答えるけど、あまり人には勧めません。
エフェクターボードのパッチケーブルも
ジャンクションボックスの中の配線も
シールドもスピーカーケーブルも
ボリュームペダルの中身もDCケーブルも
キャビの内部配線も全部自分でハンダしてます。
ハンダのヴィンテージか現代かはあまり問題じゃない。
ハンダの熱のかけ方、配線材の下処理、ハンダの溶け方。
ちゃんととまってなくても音が出てしまうのが
ハンダの怖いところ。
でも音を聞けば大体わかる。
見た目綺麗でもこれはイマイチちゃんととまってないなとか
できればスイッチャーとエフェクターの中身も
自分でハンダやり直したい。