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なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02007年011月020日(火)

2007-11-20 | 休み
今日はバイトが無く一日中寝ておこうと思ったけれど
ちょっと前にオークションで落札した商品代金の入金
に行かなくてはならないことを思い出して銀行に行って
帰りに、本屋によって『PLUTO』の新刊を買う。


巻末に村上智彦さんの解説が掲載されていたけれどいや、
本当にそうだと。浦沢直樹は描くテーマが一貫してるなと。
この第五巻の中で天馬博士が御茶ノ水博士に解く、完全な
ロボット(可能性が全てに開かれている)のくだりは、
『MONSTER』のフランツ・ボナパルタが車の中で
アンナに言った台詞に瓜二つだと驚いた。

「人間はね、何にでもなれるんだよ」というボナパルタの
この台詞は作中何度も断片的に繰り返されてきた。当初は
科学者の歪んだ願望と読み取るように描かれているのだけれど
だんだんとボナパルタがその言葉に含んだものが明らかに
なると、別のもっと明るい可能性として受け取られる。


ヨハンもプルートゥもアトムも同じなのだなぁと。
で、天馬とボナパルタとゲジと天馬博士も。