NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02007年011月027日(火)

2007-11-27 | 休み
【書評】『性教育の暴走』桜井裕子著 具体例で伝える闇の深さ(産経新聞) - goo ニュース


時代遅れの保守の典型のようなことをやっぱり山谷議員は仰る。
これこそ保守の悪い例の典型と言うべきか、アホ左翼より始末が悪い。
保守派は現実的であるというのは全くの幻想ででしかないのか、と
思わずには居られないほどに理想論を垂れ流すだけじゃん。

過激な性教育と言われるが、それは必要に迫られているからであって
決してヒッピーの方々のようなフリーセックスとかコミューンで
どうこうとかそういう話ではない。昔の左翼のそれではない。
そういう紋切り型の考え方でしか取れないところにこの人の底が判る。
 
高校生になっても性の基本的な知識が無い子供たちがどれほど居るのか。
そういう子供たちが遊び半分にセックスをする。性経験の低年齢化は
アホ左翼のアホ教師が過激な性教育を行っているからなのか。
違うだろうに。子供の無知とそれに付け込む大人が居るからだろうが。

そんなことは少しでも子供が行くような有名携帯サイトをちらと見てみれば
一目両全だろうに。子供たちが学校で”過激な”性教育を受けたから
セックスをするのか。そんなインタビュー調査を見たことも聴いたことも無い
ので正確かは判らないが、実感としてはそちらのほうが問題に思える。


少なくとも問題の原因は教育だけの問題ではないと思う。
一元的な要因によってもたらされた結果ではないだろう。


以前産経辺りがバッシングしていた知的障害児に対する性教育の時と
全く同じだ。「子供は子供であるべきだ」みたいな保守の何時もの
理想論を振りかざしたところで子供は子供で居続けない。生物学的に
大人ともちろん地続きだ。性に興味を持ち出すし、その興味を実行に移す。

そうした時に子供たちが、少なくとも現代日本の共通認識としての
山谷えり子氏も大変にお好きであろう道徳観において、道を誤らない
為の教育を与えることこそが大人の役割であるべきではないか。
其処から目を逸らす方こそ「子供の未来を奪う亡国の行為でもあろう」。