素人のモノマネが嫌いです。「俺、モノマネ上手いよ」とか「わたしぃ、特技モノマネですぅ」とか言っちゃえる人のモノマネは経験則からすると十中八九芸人さんのモノマネのモノマネ。言ってしまえば単なるパクリの劣化芸。正直苦痛以外の何物でもなくて、アイドルなんかがテレビでその手の芸と呼べない芸を披露すれば即チャンネルを変えますが、社会人は対峙する相手に笑顔を向けてやり過ごします。
ただ中にはオリジナルでモノマネを開発する素人の人がいて、軽く度肝を抜かれることもごく希にあります。極めて希ですが。それも藤子作品でのモノマネです。藤子作品で物まねの対象といえば、ドラえもん(のぶ代ver)が一般的ですが、あまりに一般的過ぎてもはや手垢まみれの汚れ芸です。もはや相手を楽しませる芸事、エンターテイメントではなく、拷問、トーチャーです。
それがドラえもん(のぶ代)ではなくトンガリで度肝を。『キテレツ大百科』の。トンガリが弱音を吐く際の決め台詞、「マァーマァ(泣き)」とトンガリの甲高い高音を再現しつつのモノマネ。たったこれだけなのになんと言う切り口、と驚愕しました。筆力無いので伝わらないけど。厳密に言えば、藤子作品と言うよりはスタジオぎゃろっぷと言うか、アニメ版と言うか、三ツ矢雄二さんのモノマネ。
よくよく考えればトンガリのそれは非常に特徴的で、誰にでもモノマネができそうだけれど、トンガリの”何を”切り取ってトンガリを表現するかと言う要約箇所の選択はなかなか普通の感性だと気付かない。「マァーマァ(泣き)」と言う部分こそアニメ版のトンガリのヘタレな感じを的確に表現してしまうって凄い。しかも女子って。
ただ中にはオリジナルでモノマネを開発する素人の人がいて、軽く度肝を抜かれることもごく希にあります。極めて希ですが。それも藤子作品でのモノマネです。藤子作品で物まねの対象といえば、ドラえもん(のぶ代ver)が一般的ですが、あまりに一般的過ぎてもはや手垢まみれの汚れ芸です。もはや相手を楽しませる芸事、エンターテイメントではなく、拷問、トーチャーです。
それがドラえもん(のぶ代)ではなくトンガリで度肝を。『キテレツ大百科』の。トンガリが弱音を吐く際の決め台詞、「マァーマァ(泣き)」とトンガリの甲高い高音を再現しつつのモノマネ。たったこれだけなのになんと言う切り口、と驚愕しました。筆力無いので伝わらないけど。厳密に言えば、藤子作品と言うよりはスタジオぎゃろっぷと言うか、アニメ版と言うか、三ツ矢雄二さんのモノマネ。
よくよく考えればトンガリのそれは非常に特徴的で、誰にでもモノマネができそうだけれど、トンガリの”何を”切り取ってトンガリを表現するかと言う要約箇所の選択はなかなか普通の感性だと気付かない。「マァーマァ(泣き)」と言う部分こそアニメ版のトンガリのヘタレな感じを的確に表現してしまうって凄い。しかも女子って。