―佐野元春のザ・ソングライターズ(NHK)
さぁ、今週はシカオちゃん。聴講している学生の女子の多いこと多いこと。小田和正さんとか比じゃないくらいに目に見えて女子が多い。そうだよね矢野さん含めてもあの中では若年層に一番知名度があるものね、けっ。シカオちゃんは詩に言及されることが多いのでそんなに期待しては無かったんだけど、結構初耳な話が満載で面白かったです。
リンゴ・ジュース-スガシカオ
一番印象的だったのは「リンゴ・ジュース」の話。一つは時代的な文脈から発売中止になってしまったと言うことと。スマップもアルバムでカバーしてるのに。シングルカットするつもりだったんだろうか。あともう一個はこの曲の契機が日韓友好年系の話題から生まれた疑問って言うのが合点がいった。寓話としか取れない不穏な詩世界で、一人の被虐者と複数の加虐者が不穏な会話をしてるって歌だけれど。
別に従来的な左翼的アプローチからではなくて、おそらくは渋谷から荒川に引っ越して初めて見えてきた部分から、過去の被虐者と加虐者の現在にも残るわだかまった関係性を元に単純に寓話として作っただけなんだろうけど。過去の被虐者に復讐されることに猜疑心を抱かずにはいられない加虐者っていうフレームで聴き直すと、聴き慣れてはいても非常に新鮮に聴こえた。これが荒川効果か。
「黄金の月」に関しては裏ビートに強い母音を持ってきたこととかのあのグルーヴ感の説明が面白かったです。まぁシカオちゃんの楽曲全般だけど。ラブソングを書きたくなかったって言うのはそのままリスナーに返ってきて、ぼくなんかもラブソングばかり聴きたくなかったので自然とシカオリスナーに。オザケンとか極まってしまっている人は別にして、定型句のように使い古された言葉で愛とか友情とか言われてもポカーンだよ。来週のワークショップだなんて羨ましすぎ。
さぁ、今週はシカオちゃん。聴講している学生の女子の多いこと多いこと。小田和正さんとか比じゃないくらいに目に見えて女子が多い。そうだよね矢野さん含めてもあの中では若年層に一番知名度があるものね、けっ。シカオちゃんは詩に言及されることが多いのでそんなに期待しては無かったんだけど、結構初耳な話が満載で面白かったです。
リンゴ・ジュース-スガシカオ
一番印象的だったのは「リンゴ・ジュース」の話。一つは時代的な文脈から発売中止になってしまったと言うことと。スマップもアルバムでカバーしてるのに。シングルカットするつもりだったんだろうか。あともう一個はこの曲の契機が日韓友好年系の話題から生まれた疑問って言うのが合点がいった。寓話としか取れない不穏な詩世界で、一人の被虐者と複数の加虐者が不穏な会話をしてるって歌だけれど。
別に従来的な左翼的アプローチからではなくて、おそらくは渋谷から荒川に引っ越して初めて見えてきた部分から、過去の被虐者と加虐者の現在にも残るわだかまった関係性を元に単純に寓話として作っただけなんだろうけど。過去の被虐者に復讐されることに猜疑心を抱かずにはいられない加虐者っていうフレームで聴き直すと、聴き慣れてはいても非常に新鮮に聴こえた。これが荒川効果か。
「黄金の月」に関しては裏ビートに強い母音を持ってきたこととかのあのグルーヴ感の説明が面白かったです。まぁシカオちゃんの楽曲全般だけど。ラブソングを書きたくなかったって言うのはそのままリスナーに返ってきて、ぼくなんかもラブソングばかり聴きたくなかったので自然とシカオリスナーに。オザケンとか極まってしまっている人は別にして、定型句のように使い古された言葉で愛とか友情とか言われてもポカーンだよ。来週のワークショップだなんて羨ましすぎ。