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なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

四角い肉じゃが

2009-03-22 | 休み
オレンジタルトはまさしく『とらドラ!』後半を象徴するデザートですが、元々料理が沢山出てくるアニメだので振り返ってみると色んな料理が頻繁に出てきます。その中でも印象に残ったものを作ってみようと思い立ち、肉とジャガイモとにんじん、さらには冷凍のインゲンまであったので第4話で大河が振りかぶってジャガイモの皮を剥いていた?肉じゃがにすることに。



角刈りジャガイモ角刈りリアル劇中では大河が包丁を天高く振り下ろしてジャガイモの皮を、自称”皮を剥いて”いたけれど、ころころとしたジャガイモをぶった切るのは素人にはもちろん出来ないので四角くなるまで切り落とすことに。にんじんは輪切りにすれば欲しい形が取れるのでともかくとして、ジャガイモは丸みは帯びているけれど、丸くは無くところどころ凹んでいてデッドスーペースが多く難航。切り落とした皮にはいっぱい実が残って。もったいないので残った部分はすりおろしてジャガイモのパンケーキに決定。フィクションはフィクションで留めておくべきだったかもしれない。


面取りかつお出汁で、切…剥いてみると思いの外四角い。見事に鋭角な立方体だったので、ジャガイモは確実に面取りをすることに。1立方体につき、4×4の16辺を面取りしてみたところで、それでも四角く立方体は変わらず。煮崩れ防止なんでジャガイモだけでよかったけれど、一応にんじんも面取りする。んで、ネットから適当に引っ張って来て次に煮込むための合わせ調味料を作る。酒、砂糖、味醂、醤油を各大さじ4~5ずつ。次に煮込み用の出汁を鰹節で煮出す。吸い物ではないので5分煮出すらしい。


ネットで一番初めに出てきたレシピでは牛肉を先に炒めてから、ジャガイモ、玉ねぎ、にんじんの順に炒めてゆくと書いてあったものの、切り出したジャガイモ立方体は思ったよりも大きく面取りはしたものの不安だったので、いもを先に煮崩れ防止のために立方体の6面ともしっかり油を吸わせるようにする。今回切り出したのがジャガイモ7個だったので、6×7=42。42面をひっくり返し油を吸わせるのが本当に手間で、手間で。しかも途中でどこまでひっくり返したかが見た目にも分からなくなってくる。やっぱりフィクションに留めて置くべきだったかもしれない。


煮込みジャガイモの42面とにんじんに油が染みた?と思えたところで、別に炒めておいた牛肉と出汁、合わせ調味料を注ぎいれ煮込み開始。ここまでやってレシピの材料と大まかな流しか見ていなかったことを軽く後悔。グツグツ煮込むか、コトコト煮込むかと一瞬考えて味を入れようとグツグツを選んでしまって…すぐ気がついたてコトコトに込むに切り替えるも予想以上に煮崩れる。角っこが徐々に崩れてゆくのが分かる。中には酢みたいのが入って見るからに真っ二つになりそうな。ある程度染みたみたいなので火を緩めて、インゲンを入れて。



肉じゃが肉じゃが本物じゃが





出来上がる。救い上げるとほろほろと崩れ落ちそうになるので、鍋の中に箸を入れる十分なスペースを確保してから慎重に盛り付けてみたけれど。予想以上に煮崩れていて。面とか辺ばかりが煮崩れるのかと思いきや、結構中まで味が染みてて煮崩れそうに成っていて。グツグツ煮込んだのを後悔。コトコトとゆっくり煮込むべきなんだろう。しかも意外と四角さのインパクトが弱くて面白くない。味は美味しかったけれど、費用対効果的にはあんまりインパクト無いなぁ。手間だけ異様にかかる普通の肉じゃが。写真技術自体がないのを差し引いても、この四角さは微妙だなぁ。面取ってるし。美味そうに見えないし。


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