「ココナッツオイルを飲んでいるのですが
痩せるはずが逆で・・・何でですかね?」
お客さんからの質問を受けました。
今流行っていますよね。
TVなどでの影響でしょうか
「ココナッツオイル=痩せる」
という方程式が出来ているようです・・・
確かに脂肪の燃焼を促進します
摂取の仕方によっては痩せるのですが、
逆に太りやすくなることもあります
まず最初に私の言う「痩せる」定義は・・・
▲痩せる=体重が落ちる
これはけっして正解とは言えません。
◎痩せる=体脂肪の低下(適正化)
です。
そしてここでダイエットに大事なことを一つ
CMなどでもありますね
美味しいものは 「糖質+脂質」の組み合わせ
糖質+脂質=脂肪がつく(太る)
という方程式があります
これを忘れてはいけません。
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸です
(他にはMTCオイル、酪酸、亜麻仁油など)
この中鎖ってなに?
油は分子が鎖のように繋がっています。
この鎖が短い
= 分解されやすい
= エネルギーとして使いやすい
のです。
このような特徴があるので、中鎖脂肪酸はエネルギー補給が必要な方
アスリートや病気の方(術後の栄養補給)など摂取をしていました。
すぐに使われて体につかない、
脂肪燃焼効率を上げる、だから痩せるんだ~
という訳なのですが、ここがポイント
先に使われる ➡ 他の栄養素より優先的に使う
〇通常の食事にプラスアルファで摂った場合
通常の食事は余剰エネルギーとして
脂肪として蓄積されてしまう恐れがあります
そもそも痩せるために中鎖脂肪酸を摂るのであれば、
脂肪燃焼が目的ですので通常の食事は控えめにする
必要があります。
効果的に脂肪を燃焼させるには・・・
さて前述の方程式に戻ります
糖質+脂質=太る という方程式
中鎖脂肪酸を摂り脂肪燃焼を促進する
➡ 余分な糖質は控える
➡ 体脂肪が燃焼される
糖質を控えた食事の時に使うと効果的です。
糖質制限やケトン体(ケトジェニック)ダイエット
の理論です。
どうも最初の方程式
「ココナッツオイル=痩せる」
が独り歩きしてしまったような印象を受けますね。。。