長瀞の整体師~浅見整体院の日常

秩父、長瀞の整体院です。
仕事や趣味など色々な事を書いています♪
健康、運動(ランニング、空手等)、犬

塩が血圧に影響しない人でも、塩を控えた方がよいワケとは?

2016年02月12日 | 仕事について

減塩で血圧が下がる人はだいたい20%・・・

5人に1人しか影響していない?!

 

前回、血圧が上がる要素について書きましたが

自分はそこに当てはまるのか?

   っていう疑問も出てきます。

減塩で血圧が下がる人は10人に・・・??

(☝前回の記事)

 

そこで自分で試してみるのも良いことです。

 

私も実験をしましたが、塩分をまずは1~2週間控えてください。

厚生労働省が推奨する1日の摂取量6~8グラム

これで血圧が下がれば

「塩分が影響する高血圧」

です。

 

変化がなければ他の要因・・・

例えば

運動不足

ストレス

糖分

暴飲暴食

お酒

喫煙

・・・・・

などなどほかの要素を考えていかないとですね。

 

私の場合

全くをもって変化がありませんでした。

塩分を控えても

塩分を多めにとっても・・・

 

元々、家系的に高血圧という事もあってか浅見家は薄味。

それほど苦なく減塩できたのですが、

減らした時の方が疲れるし、食事が美味しくない

ストレスを感じました 

 

かと言って

「俺は影響ないし塩分沢山とっても良いんだ~」

という訳ではありません!

 

塩は少しなら殺菌効果もありミネラルも豊富

(塩は自然塩を使ってくださいね!)

疲れた時には糖分じゃなく塩をお薦めします!!

 

お茶に梅干しなんて最高の疲労回復です

 

ですが・・・

塩は収斂作用(しゅうれんさよう)があり、組織や血管を縮めます。

引き締め作用を利用して、うどんを打つときに入れますね。

独特の粘りやコシが出ます


この作用はタンパク質を変性させます。

例えば

白菜の塩漬けなど大変おいしいですよね

浸透圧で野菜の水気を出し、細胞膜を適度に傷め

野菜内のうまみを上手く引き出しています。

 

 

さて本題に・・・

塩で手を洗ったことはありますか?

 

漬物を作るときの塩もみでも良いのですが

少し触るだけなら手がつやつやして綺麗になるのですが

しばらく触れていると

皺しわになり荒れてきます。

真っ赤になりますよね。

 

もし体内で同じことが起きていたら・・・

適度な塩分ならなりませんが

濃い塩分だと同じことが起きるのでは?

と思います。

 

血管が荒れ炎症が起きたらと思うとちょっと怖いです。

そんな点からも減塩!

とまではいかなくても濃い味にはしないようにしたいですね。

 

そもそも塩をはじめとした調味料は

素材の味を活かすもの

だと聞いたことがあります。

 

塩は適度に使い

素材を美味しく

そして健康に

楽しい食卓にしていきたいですね。

 

 

 

 

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減塩で血圧が下がる人は10人に・・・??

2016年02月10日 | 健康関連

減塩をすると血圧は下がるのか?

 

 

塩分の摂りすぎは血管内の塩分濃度を上げます

浸透圧の作用で血管内の水分量が増える

(塩分濃度を一定に保とうとする)

血管が膨れ血圧が上がる

 

 

といった理由から減塩が有効という訳です

が、周りの人や患者さん、そして両親を見ていると、減塩しても下がらない。。。

 

父親は40代から高血圧。

そうとう減塩をしました。

鮭の切り身を水に浸けて塩抜きをしたり色々してました。

(当時小学生の私にとっては何でわざわざ不味くするのか疑問でした

 

そんな苦労も報われず?血圧はあまり下がらない。。。

降下剤を長年飲んでおりました。

その後、3度の脳梗塞になったのですがその頃から大いに疑問でした。

 

 

1995年の藤田論文では

塩分が高血圧の原因であるという「食品感受性による高血圧」は

全体の20%に過ぎないということが書かれているらしいのです・・・

 

他の80%は減塩しても効果がない??

 

 

私自身、血圧は低いです。

だいたい上が100~110  下は50~60

 

外食が続いたり塩分の濃い食事をしても変わりません。

実験的に塩分を多めに摂取することを1週間やってみましたが、変化はなし。

(真似しちゃダメですよ

 

かといって塩分の摂りすぎは良くないのです。

(その理由は次回)

 

血圧は読んで字のごとく血液の圧力。

血管にかかる圧力の事です。

血圧を左右する要因は主に5つ

 

①心拍出量

  心臓が拍動して出る、血液の量です。

  一度に多くの血液が出れば血管の圧力は増しますね。

     ※ストレスや急な運動などで影響をうける     


②末梢血管抵抗

  血管の出口が狭ければ、血液が流れにくくなります。

  血管壁への圧力は上がります。  

    ※運動不足やストレスによる緊張などが要因になります。

 

 ③血液循環量

  血液の量が増えると血管が膨れ圧力が上がります。

    ※塩分の摂りすぎなどで血液量が増えます


④血液粘度

  流れる血液がドロドロだと流れにくく圧力は上がります。

    ※血糖値の上昇や高コレステロールなど


⑤血管の弾力性

  血管自体の柔軟性が減り、血液が流れにくくなり血管にかかる圧力は上がります。

     ※加齢とともに血管は固くなります。

      動脈硬化なども大きく影響します。

 

 

この5つの中で主に塩分が影響するのは③

(他にも影響は出ますが・・・・)

 

他はストレスや運動不足、塩分以外の食生活で改善できます。

となると、塩分以外での努力ってとても重要になるのです。

そっちの方が重要かもしれません

 

 

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