風邪やインフルエンザにかかると関節が痛いのはなぜ?
風邪やインフルエンザにかかると、呼吸器系の症状(咳、鼻水やくしゃみ)のほか、関節が痛くなる人も多くいます。
来院する方の中でも “これは風邪ひいてるな” と感じる場合も多々あります。
ではなぜ痛みが出るのでしょう?
まずは感染の順序ですが
炎症
ウイルスは喉や鼻の粘膜に感染して炎症を引き起こします。
発熱
炎症が起きると白血球がそれを治そうとします。
ウイルスを熱で退治するため、リンパ球が「発熱サイトカイン」なるものを出し、脳へ発熱の指示を出します。
発熱サイトカインはPGE2(プロスタグランジンE2)というホルモンを促し発熱する。
関節痛へ
①炎症を起こしたことで全身の血管が広がる
②熱によると血管の広がり
③PGE2の作用により炎症、発熱が起こる
この3つによって関節痛や筋肉痛、頭痛が出やすくなってしまうと考えられています。
発熱時は節々がギシギシと動きづらくなりますね。
急に強い痛みが出る方もいます
通常であれば熱が下がれば痛みが治まりますが、熱が下がっても痛い場合などは専門家に相談してください
勿論、高熱の場合もです
秩父でもインフルエンザが猛威を奮っています
気をつけないとですね
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