二〇二五年二月九日(日)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
二月頃に一度寒さが戻るのは昔かららしいけど、それにしてもここ数年は異常気象というほかないって飼い主言ってるのは本当なんだね。
ん~、でも人間が地球をあなどりがちになってきたのは産業革命以後だな。すっかり傲慢になっちまった。だからといって飼い主にできることなんてたかが知れてる。というよりこっちのほうこそ世界に向けて何とかしてほしいというのが筋。まあその話はせいぜい専門家に頑張ってもらうしかないね。政治の世界は詭弁ばかりだし。
タマどうしたらいいのかな。
どうもこうも。試しに気分だけでもちょっとくらい変えてみるかい?この三日ほどで異様な豪雪があっただろう。あの機材がいるこの機材もいるその機材もいるどこぞの機材はまだ実験中って大金のかかる話ばかりで気が滅入るだけ。いっぽう現代社会の異常気象が出現するはるか昔にはこんな歌があった。
「はなはだも夜(よ)ふけてな行き道の辺(へ)のゆ笹(ざさ)の上(うへ)に霜(しも)の降る夜(よ)を」(「万葉集3・巻第十・2336」『日本古典文学全集 万葉集3・P.163』小学館 一九七三年)
どんな意味なの?
ずいぶん夜も更けてきたんだから今から帰ろうだなんてちょっと止めてほしいなあ。ほら道端の笹の葉を見てよ。霜が降りて凍ついちゃうかもっていうのに。
は?、そういうこと?
夜更けまで女の家で寄り道してた男が都合よく自宅へ帰ろうとするのにピンときてね、凍えそうな道っていうか、今でいう路面凍結してそうな道路を無理に帰って事故るよりあたしの家でゆっくりしてって、という感じかな。
大胆なんだね。タマとしては身も蓋もないところがかえってすっきりしてるって思う。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。FKAツイッグス。アルバム「LP1」の頃はとてもユーモラスな演出で好感を持って聴いたわけだがそんな中にもどこか痛々しさの欠片のようなものを漂わせてはいた。わざわざ大げさなまでに自分の顔面にべたべたペイントするだけでなくぐにゃぐにゃ変形させて見せるMVなど。けれども黒人アーティストの作品はジャズにせよブルースにせよヒップホップにせよまるでどこにも痛みのないようなものはない。かといって自虐性ばかりを売りにしてきたわけでは全然ない。それにしても今作はアルバムのアートワークからしておぞましいホラーさながら。ところが歌声は相変わらずFKAツイッグス。
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