気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

私のパーフェクト物語

2009-02-07 20:09:39 | ボウリング

「さわやか律子さん」と呼ばれて―ボウリングに生きる私 (実学創書)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:1997-09
 実はボウリングを初めてすぐにパーフェクトを出したことはあるんです。突然ですけどね。今夜テレビ番組で中山律子さんのTV初パーフェクト全12投球がよみがえる!とか見てまして、思いだしたんです。自分の初パーフェクトっていつだったっけなぁって。

 公式試合ではなかったのですが、センターリーグでの週例会だったと思います。5フレまでは普通に投げていて「今日はいいねえ」って感じでした。でも7フレを過ぎたあたりからおかしくなって、緊張したんでしょうね。8フレはブルックリンからのストライクで何とかラッキー。9フレは7-10が残りかけていてもう駄目!と思って振り返り、ベンチに帰ろうとしたら皆が「わ~!」っていうのでもう一度振り返ってピンデッキを見ると倒れていて、ストライクになっていたのです。当時はPCなどなく手書きですから、会場は暗く、観客も多かった様ですが見えなくてこれが幸いでした。ボウラーズベンチでは仲間が冷やかしたり励ましたりいろいろ言っているのが分かるのですが、心臓がバクバクして手が震えていて、ボールが上手に拭けずに、ラックに置いたままごしごししていたのを覚えています。いつもは左手で取って左手に乗せて拭くのですが・・・。

 さて10フレ目の第一投でストライクが来た。この時点で場内放送がありました。場内がシーンとなるのがかえってプレッシャーになるんですよね。全員が自分に注目している!と思うといや~な気分になるものです。二投目をなんとか投げてストライク。「もうだめ」「でもパーフェクトをだしたい」「逃げたい」「でもあと一球」いろいろなことが頭をよぎりますが、投げなくてはゲームも終わらないし、他のみんなにも迷惑がかかりますよね。

 投げましたよ・・・・・・・。ストライク。

 泣きました。マジで。その時のボールはハンマー社のダイナマイト。確か13Pくらいだったと思います。その時からハンマー社のボールは好きです。その後のボールで当たったのは今使っているブラックウイドーだけですけど^^;

 公式の大会では278点しか出せていません。宮様チャリティーで、出したものです。宮様がほめて下さり、ハイゲーム賞を手渡していただき、握手をしていただいた時には本当に嬉しかったです。決勝に残れただけでもうれしかったのですが、テレビ決勝には出られなかったので残念です。

 その後練習で299とかヨーロピアンで300は何回かありますが、10数年経って再開した今は出せる気がしませんね。曲がりすぎてコントロールが出来ないです。まっすぐ投げられる時代だからこそできたんじゃないかなと思います。

 ああ・・・・。出したいなあパーフェクト!