染めの名古屋帯を数点入手しました。どうしても染帯はメンテナンスが難しいのでアンティークはあまり出回りません。新品は高いので躊躇します。その中でも数点何とか気に入った物を手に入れて、お太鼓柄を綺麗に出すために作り帯にすることにしました。旅行にも便利ですからね。名古屋帯くらいは簡単に締める事も出来ますが、柄だしがどうしても旨く行かない時もある。着物ばかりの生活なので簡単に済ませたい時も多いので、作り帯は便利です。今は各社で様々な方式が有りますが、着物からのリメイク帯も作り帯だと簡単に作れて良いですよ。オリジナルの逸品が出来ます。
私の作り帯は切らずに作る方式でいつでも元に戻せます。市販品や業者に頼むとマジックテープが多いのですが素人は紐で結ぶ方法にしておいた方が無難です。お太鼓の大きさを変えたい場合もあるでしょうが、そういう場合は袋帯の方がいいですね。
手持ちの帯は織りの物が多いので今は染帯に凝ってます。加工をしてもらい雨にも対応できるようにして貰います。これで安心。
肩を故障したときや、今年の夏のように骨折した時も作り帯なら便利。そう気付いたのは治った後ですけど。(骨折したのが右手中指なので針が持てなかったのです)
今度は襦袢作りに精を込めようと思っています。というのもやはり二部式よりも長襦袢の方が着やすいからです。反物も安いものもあるので色々揃えたいなと思っています。
気持ちはもはや秋冬。