気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

アンティーク羽織から帯を作る

2010-09-11 20:39:42 | アート・文化
 台風が去って残暑も一休み。秋が近付いた今日この頃。単衣の着物に袖を通しながらも袷の着物に心は躍ります。
 先日から染めの帯を集めていますが、今回アンティークの羽裏を手に入れたら柄が本当に素敵なので帯にリメイクすることに決定。それがこちら。
20100911_002二羽のヤマバトが寄り添うがらと、もう一羽瑠璃色の羽が綺麗な鳥が飛んでいる図柄。地色も落ち着いている色なので合わせる着物が楽しみです。長さが足りないので、作り帯にしてお太鼓柄をこの二羽の鳥の部分にしてみました。今は締めない踊り用の帯をほどいて帯裏を再利用。生地が薄いので芯を張って帯芯も厚めの物を使用してしっかりした感じに仕上げました。帯枕も付けておきすぐに柄が出るように工夫しました。姫は「池田重子コレクションみたいだねえ」とほめてくれました。さりげなく翡翠の帯留など合わせたら綺麗かな。もってないから九谷焼でいいかな・・・・とか。
 いろいろ考えている間が楽しい。ゆっくり針を進めて慎重に仕立てました。
私は良く着物から帯を作ります。アンティーク着物は着て歩くには難しいものも多いので、せっかくなので色々工夫しては楽しんでいます。