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姫の着物も増え、自分への郷褒美だと奮発した付け下げも仕上がり、新たに仕上げた黄八丈や藍染めの紬も満足している今現在。自分の中で何かが変わってきたことに気が付きました。
母親の残した着物をメンテナンスし、小物をそろえ、ある程度手持ちが把握出来たのでもう何も買う必要はないなと思うのうです。買うのは消耗品だけになるでしょう。足袋や半襟などですね。補正もいつの日かは作り替えるでしょう。着物も着ていれば痛みますからメンテナンスは必要ですが、今までのように安いからと飛びつくような買い物はしないように思います。
少し前ならバーゲンの文字に心踊る日もありましたが、ある程度揃って来たのでもう見る気もない。見ても欲しいと思える物がない。今後の買い物はレア物か一品モノ、もしくはオリジナルのお誂えしかないなと思います。
良く雑誌などにも紹介されている「あこがれの大島紬」も持っているし、「結城紬」もかなりある。新たに黄八丈の中でも「鳶八丈」と呼ばれるポスター柄の反物を仕立ててもう満足。探し続けていれば出会えると本気で思います。探していた「白鷹お召」「塩沢紬」にも出会えた。
自分の着物に対する気持ちも普段着のようになじんできたのも原因でしょう。普段着はそんなに買い足す事はないですよね。ある程度決まってきたら季節の入れ替えだけで済む。まさに今がそういう感じになってきています。
姫の着物ももう身丈が大人用で済むので買わずにすむでしょう。私の若い時の着物を着せてあげるだけです。
手持ちの着物で着まわす事を前提に考える事を決意しました。
不足しているのが草履ですね。これも消耗品なので直しながら使います。
着物好きとしてはまだまだ初心者ですから、手持ちの少ない羽織紐や帯留などに凝るかもしれません。かんざしや髪飾りもまだ足りないのかもという気持ちはあります。でもこれらはそんなに金額が高いものではないので焦ることもないなと思うのでゆっくり探すつもりです。
新たに買い足した化繊の着物はだいぶ整理して少なくなりました。好きな柄だけ残して、雨の日に着る為に残した数枚のみです。夏は化繊が多いです。洗えるというのが魅力だからです。新品は姫が着るかもしれないので残してあります。若い柄なので似合うでしょうね。
足袋も半襟もまだまだ使い切れていないのであと二年は我慢しようと思います。
今年は何も買わないと言ったのにずいぶん買ってしまいました。反省。
来年こそ何も買いません・・・・!
着まわし宣言します。今後は手持ちの着物で如何にバラエティーに富んだコーデが出来るか腕の見せ所だと思っています。
また楽しみが増えました。
着物道は深い。