義捐金や東京電力からの賠償金が黙っていても振り込まれるのですが、これに「いいなあ」という至極素直な反応をする人と、「貰えるだけ良いじゃん」と半ば嫌みを言う人もいる。実際総額を調べると、家族単位で貰っているならまだいい、また就職し収入があるひとは以前の収入との差額が補てんされますが、それ以上だと上乗せはありません。まあ当然ですが・・・・。となると賠償金だけで生活しようとするとものすごく大変。住宅は仮設か借り上げなので家賃はかかりません。光熱費と通信費、食費など生活にかかわることをすべて賠償金で賄うのはとても大変。しかも自営業者で税務申告が赤字である場合は補てんはされない。利益損失の補てんですから赤字の場合は申請自体が通らない。多くの商店では上手に節税していたので、補てんがない人が多い。
知人は何とか弊社に事務員か手伝いでもいいから少しでも働けないかという。いや…こちらの仕事も先行き不透明なので無理です。と断るとこれまた逆切れする始末。
そろそろ総額が2000万を超えましたが、四人分なのでこれも充分だとは言えない・・・。何しろ生活用品を0の状態から揃えるというのはかなり大変。箸も皿もこだわって長い年月をかけて揃えてきたものにはもう二度と出会えない。食べられるだけで充分なんですが、生活を充実させようとするならば、100均の商品だけではさみしくなるんです。少しずつ揃え始める。
進学にかかる費用もばかにならない。勿論預貯金はしていたし、学資保険も満期になりその点では賄えるのですが、やはりどこかで躊躇する自分もいる。
家を新築し私は早めに自立したつもりでした。ところが今になって家の不具合が見つかる。直して行きたいと思う。まだ本体のローンは終わらない。これはちまちま払っていても最終的に死んだら保険で賄えるので、毎月の出資額が決まっていれば何とか回っているのでこれは大丈夫だと判断。
よって、少し手を加えて快適にしようと相談しています。
隣の区画も売れて、この地区は全部家が建った事になります。ところが隣があまりにも近すぎ、しかもリビング同士が向かい合うレイアウト・・・。これではこちらがくつろげない。何のために庭を作ったのか、ガーデンルームも作った意味がない。よってまずはフェンスを交換し目隠しタイプに変更する予定。裏の公園も除染され、近所の子供たちが遊び始めたのでこちら側もフェンスが必要になりました。
他に欲しいのは防音室。やはりピアニストなのでアコースティックが弾きたいと思うようになり、出来れば自宅においてきたGPを入れたい。幸い玄関わきの庭にスペースがあるのでここに置きたいと思います。
二階ベランダも活用していないので、ベランダにはエアコンの室外機だけを置けるスペースを残してあとは部屋として使用できるように変更したい。
納戸をかたずけ、私の和服を綺麗に収納し、毎日そこで着替えられるようにしたい・・・・。
何しろ自宅は7LDKと音楽室付きの3LDKの家がある。今の4LSDKは決して狭いわけではないのですが、私には窮屈。出来るだけ快適に過ごしたい。
仮設住宅も借り上げ住宅も三年から四年で終わりになるとか。しかし警戒区域はまだまだ帰れそうもないのでここで諦めて生活基盤を変える必要が出てきた。
いわきの社宅もリフォームして暮らしやすくする契約を結びました。
さて、隣の家との攻防はどのようになるのか・・・・。明日不動産屋と建築会社が来てくれるので、相談してみたいと思います。
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