愛知ボラセンの活動予定⇩(更新日:2025.1.3)
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年1月25日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
NPO法人被災者応援愛知ボランティアセンターは、
観光庁からの「観観産第174号(平成29年7月28日)災害時のボランティアツアー実施に係る旅行業法上の取扱いについて(通知)」に基づき、被災地ボランティア活動を実施しております。
【次回のワンコイン・サポーターズ事務作業】
2025年1月25日(土)13時~ 東別院会館地下106教室
※予定分が終わり次第解散となります。
皆さんこんにちは。
久世です。
三重県紀宝町では、先週には咲いていなかった桜が今週は満開^^
副区長の木下さんが「愛知ボランティアセンターが瓦礫を撤去し、笑顔と春を連れてきてくれた」
とおっしゃった言葉が強く印象に残っています。
瓦礫撤去以上に愛知ボラセンが浅里地区の方々の支えになってると実感。
人の力はスゴイ!!
さて、本日(3日)はスゴイ、風ですが、
3月31日の第5回もスゴイ雨と風。
「晴れ男久世」がいつの間にか「雨男久世」へと変わりつつありますが、
作業はいつものなんら変わらず行いました。
この日は2か所での作業。
A班は土手の桜並木の流木撤去の作業。
何箇所かにまとめて燃やす予定でしたが、雨で火がつかず、
苦労しながらも、まとめるだけまとめました。
B班は林道の瓦礫撤去。
目に見える瓦礫と、目に見えない奥に入り込んだ瓦礫を撤去しました。
瓦礫の上に登り、木を出します。
その木を地元の方が運転するトラックに積み込みます。
アフターです^^
午前中はスゴイ雨で中止するタイミングをいつにしようか考えていました。
が、「中止」ではなく、「中断」して一時お昼休憩。
午後からも雨でしたが、作業をしているうちに晴れに。
午後からは思う通りに作業ができ、一日の作業を無事に終了。
桜の前で集合写真。
浅里地区の方々は「雨の中作業してくれてありがたい。ありがたい」と連発。
ボラセンの作業をしっかり見守ってくださっていました。
そして、ビショ濡れの服のまま名古屋に帰ったのが、午後9時30分。
そして2時間後…
第6回(3/31~4/1)の活動です。
第6回の活動には、急遽スタッフ武内も加わり、
午後11時30分に再び紀宝町に向けて出発しました。
+-+--+--+--+--+--+--+
みなさんこんにちは!
ここからは武内が書いていきます。
第6回の参加人数は13名。。。
少人数でも若さとパワーみなぎる13人+2名のスタッフでした。
去年の今頃、東別院前のバスが止まる場所に早咲きの桜の木が1本だけありました。
それは、僕等が出発するのを応援し、見守ってくれているようでした。
そして、今年もその桜の木はすでに花を咲かせていました。
紀宝町に到着すると、いまだ修復が進んでいない道。
バスの車幅ぎりぎりのところを通っていきます。
(写真は帰りのものです)
道中、がれきがまだ散乱している様子です。
そして浅里地区に到着
着替えをして
「ここから後ろは女性用の部屋よっ!」と後ろから怒られながら撮った室内の様子
すでに桜満開の浅里地区
静かなまちにウグイスの鳴き声が響いていました。
暖かな日差しと、まだ少し冷たい風…
道具を持っていざ活動へ。
今回は、熊野川堤防すぐ横で活動開始です。
どんどん、どんどん出てくる細かい流木
一カ所に集めて焼却します。
途中、「丸太切り大会」が始まり、テンションがあがるも、
チェンソーが登場し終了・・・・・・。
その後は、
黙々と木々を集め、運び、燃やし、
また集め、運び、燃やし
そして、運び、燃やし
午前中の作業だけでも、かなりの体力を消耗しました。
火の粉でジャージが溶け、虫食いのように穴があき、
なぜか武内だけ、もみあげが焦げ、
それでも、みんな全然平気と作業を続けていました。
休憩してくださいと声をかけても、
「分かりました」、「はーい」は口だけ。
見ると、何かしらの作業を手にしていました。
少しでもここの人たちのためになればという
直向きな想いが、みんなの体を自然と動かしました。
そして、現地の方も一緒になって活動したことで、とても充実した活動になりました。
浅里地区では、大雨のあと土地を離れる方もいて、
人口が少なくなってしまいました。
また、高齢者の割合も高いところです。
大雨で耕作機をやられてしまい、
すっかり土をかぶってしまった田んぼを
「もう耕す人はいない」とおっしゃっていました。
午前の活動
Before
After
Before
After
午後は、浅里地区の方々にご招待いただき、
お花見に参加させてもらいました。
後方には土砂崩れの跡と、がれきが見えます。
例年は、すぐ脇にある芝生の場所で行っていたようですが、
大雨により土をかぶってしまい、今年はこの場所を使うことが出来ませんでした。
防災の話の後、久世君の挨拶
その後、みんなで交流をしながら食事をしました。
「本当に怖かった。まさか自分達が。」
「自分達も大変な思いをして、東北の人たちはどれだけ大変な思いをしたんだろうか・・と思った。」
「半年前には、色々なところからボランティアに来てくれたけどね・・・。」
「町営バスの本数も減ってしまい、高齢者が多いこの地区ではとても交通が不便」
など、今の状況や想いなどをお話ししてくれました。
しかし、みなさんとても元気でした!
90歳代の方も何名か来ていて、
「今日は歩いてきたの。うちは近いからこれるのよ」
なんてお話ししていました。
なかには、車を運転する90代の方もいるようです。
桜を見ながらの三線の演奏。愛知ボラセンの蟹江さんと伊藤さん。
十八成の仮設住宅でも演奏されました。
みんな少し遠慮がちに歌を口ずさんでいましたが、
お花見が終わったあと、「桜に三線、最高だったね」と喜んでいらっしいました。
とても楽しい時間を過ごしました。
澄んだ空と美しい森、そして桜。とても素敵なところです。
すぐ近くにある「飛雪の滝」
この3人がたっている場所は、以前は滝壺になっていて
夏になると、プール代わりに泳いで遊ぶことができたそうですが、
大雨により砂で埋まってしまいました。
砂を撤去し修復するのに膨大な費用かかるそうですが、
復活に向けて計画をしていきたいと話してくださいました。
壊れたままの、水車。
午後の活動は、午前の続きです。
自然とバケツリレーが行われ、木々が運ばれていきました。
すっきりしました。
疲労困憊、しかし心地いい疲労感。
合間をぬって、次回の活動場所を見に行ってきました。
上流から流れてきた大きく太い木々
チェンソーがいくらあっても足りない量です。
この土地の持ち主の方は、
「ボランティアというものは・・あんまり。だから、頼むのは・・・。」
と遠慮されていましたが、
「素直にお願いしなさいよ」と地元の方々におされ
「うーんじゃあ、・・・お願いします。」
ということで、次回の活動が決定。
色々と相談をし、来週も地元の方達の協力を得ながら
出来る限りのことをやっていく予定です。
最後は夕日がまぶしい集合写真
あれ?武内はどこにいるでしょうか?