セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

高知の春・文旦

2012-03-11 | セカンドライフ
        【高知県から春の象徴、文旦届く】左は普段食べている温習みかん(比較用) 850g/個と重い
 

文担は、高知の春を知らせて来る。
職場の、同僚として席を並べて楽しかった日々は、既に20年前の事だ。

今はもう男の子三人の母となり「元気で頑張って居る」と言う合図と共に送られてくる。
既に子供さんはお母さんの背を越えたそうだ。あっと言う間に抜き去ったと。

私がお礼の電話をした時に電話口に出た、坊やは、既に可愛い声なんかじゃなく
「もしもーし」おやじ声だった。声変りも無事通過したようだ。

死にたい程の苦悩を味わった同僚も、漸く落着いたようだ。本当によく生きて呉れました。
ご両親の元に戻られてホッとしたのだろう。

年月の流れは早く、子供さん達もどんどん駆け抜けるかの様に大きくなってしまう、と。
そうだよね、子育ては必死で頑張って守る作業だけど、いつの頃から巣だって行く
めでたい日が来るのよ。頑張るしかない。

子育ては時として、苦痛を伴う事もあるけれど、心を込めて大切に育てれば
いつかスーッと楽な日がやって来る。
子育てに終わりなんて無いけれど、産んだからには責任持って育てないとね。

未だ坂道の途中だけれど「元気ですよ―」と文旦が届くとホッとする。応援したくなる。
仕事は、超一級品の同僚だったけれど、働きながらも一級品の母親になって下さい。

「是非、是非久し振りに高知へ」と誘ってくれた。きっと行けると思う。
う~ん仕事で苦労している札幌の友も元はと言えば仲間だ。現役は大変だよね。

私だけ「お先に~」と抜けだしてしまった。みんな、もう一息、頑張ろうね。
ブログの存在を知らない友達は皆、逆に私の事を心配しているかもしれない。


                      

今朝は、長ーい夢を見て涙で目覚めた。夕べもなかなか寝付けず、寝付いても直ぐに
目が覚めて・・・・・
宮城県亘理(ワタリ)町出身の友達と、被災地を訪ね現地の酷さを目の当たりにし
ショックを受けている・・・・歩いても歩いても。

ここのところ、テレビでも新聞からでも2011.3.11から一年と大きな文字で目に入って来る。
未だ未だ戦っておられる方も数十万人もいらっしゃる。私は夢の中で戦っていた。

被災応援募金も出かけると、幾ばくかさせて頂いているがそれ位しか出来ない。
今日は14:46手を合わせ東北を向き黙祷しよう。