どくだみ化粧水

　　　　どくだみの葉→ 　　　　←完成品
一階の女性が、完成品を持って来てくれた。「これね沢山有るからいつでも追加で上げるからって、顔に付けてみて?効くかしら?」なんて言いながら置いて行った。私は自分の肌に合うかどうか分からないので、先ず足の脛に塗る事にした。気のせいか、しっとりした様な気がする。

今年の初夏、一階の女性が「どくだみの葉が欲しいと言う人が近所にいるので抜かないで下さい」と言って来た。私はどくだみは匂いも強いし、茎が強くて際限なく出て来るので、好きな植物では無い。むしろ嫌い。芽が出て来たら直ぐにでも抜いてしまいたい。

が「花が咲くと使えないと言うので、それ迄に下さい」と言われていた。私が子供の時分、よくおできが出来て、どくだみの練った物や「タコの吸いだし」なんて薬品も有った。

いつの頃からか「おでき」と言う単語を聞かなくなった。今の子供達はおできなんて出来ないのかしら？
今時は、どくだみの葉を乾かして、どくだみ茶として飲用する人もいる。まあ薬用植物として利用されている事をよく聞く。

私は、あのきつい匂いが嫌いなので、出来ればさっさと抜いて処理したい考えだ。
どくだみの草を下さいと言われた時は「ハイハイどうぞどうぞ」と喜んだものだ。どくだみは住宅の周りには、いくらでもあって、抜いても抜いても生えて来る。勿論今でも生えている。

私が、今日写真を撮っていると、知らないご老人が声をかけて来た「あんた何やっているの？今頃抜いても何の役にも立たないよ。花の咲く前が良いんだから・・・」って驚くほど大きな声で言う。「いえ写真に撮っているだけですから」と言うと、「何だか屁の役にも立たない事してんだね」全く大きなお世話

これから益々乾燥シーズンになるので暫く有難くお世話になりましょうかね。