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再就職支援会社のアンケート

2013-01-09 22:08:31 | ThinkAbout..
去年のリストラに際し、世話になった再就職支援会社からアンケート依頼が送られてきた。
就職活動している人たちへの会報誌があるらしいのだが、それに掲載するようだ。

その手の会報誌があるとは聞いたことがない。
つまり、それだけ失業者が増えているので会報誌を通して励みになれば、という狙いなのかな。

今、オイラがいる会社には毎月どんどん中途入社が入ってきている。
昨年、史上最大のリストラを行った半導体のL社をはじめ、
各業界から新風を吹き込むべく人たちが入社している。
その彼らから話を聞くと、昨年10月より11月、11月より12月、ハローワークはますます人でごった返しているそうだ。
2013年以降更に失業者が増えると思うと末恐ろしい、と語っていた。

アンケート記入に協力したので、その中の一部を抜粋してここに載せてみます。

Q 今回の再就職企業を決めたポイントは何でしょうか?
A 経験が活かせること 
  支援会社担当者からの推奨
  東証一部上場企業であったこと
  とっとと落ち着きたかった
 
Q ご自身の経験を振り返って、再就職に成功したポイントを教えて下さい。
(例:応募書類の工夫、面接練習の成果など)
A  ・面接での受け答えでレスポンスが良く、会話にリズムが持てたこと
   ・面接を、面接と思わず、自分のセールスの場としたこと
   (後日、面接官から上記合格の理由を直接聞きました) 
   ・支援会社担当者と、応募書類を何回も見直しを行ったこと

Q 今だから言える失敗談、失敗から学んだこと等、教えてください。
A 応募書類に書いた内容に固執し過ぎて、相手企業が要求する人物像に合致しない時がありました。 
面接を受けながら、面接官が要求する人物像を速やかに察知し、
 自己の許容値を広く持って臨むことが必要と学びました。
許容値とは自分のスキルや人格に嘘をつくことではなく、そうありたいと願い自分の裁量を信じることです。
前向きに明るく臨むということですが、ただの陽気ではなく、そういうことに裏付けされた明るさということです。

Q 当社プラザの使用方法やコンサルタントとのコミュニケーションの方法は?
A  コンサルタントとの面談に終始しました。2週間に1回、ほぼ強制的(?)にアポを入れられました。
このおかげでモチベーションを下げることなく、就職活動をキープできました。
  これがなければ間違いなくモチベーションに波があったのだろうと思います。                                         
企業情報だけを伝える支援会社とは大きく異なり、その気にさせる、自信を持たせる、背中を押してくれる、
などなど失業期にマイナスになりがちな部分を払拭してくれました。
  非常に良いコミュニケーション方法だったと思います。 

Q 再就職を実現した先輩として、現在活動中の方へのメッセージをお願いします。
A 就職活動というものは、自分を売り込むという個人事業みたいなものだと思います。
 自分とはどういう製品なのか、仕様書やカタログに明記しましょう。
カタログはデザインがよく見やすく、お客様が買いたいという気持ちにさせなくてはいけません。
カタログだけでは売れないので、本人が売り込みに行きます。それが面接です。
製品は高級品だけではなく、とてもオーソドックスな一般的なものもあります。
 しかし、その製品は鍛えると輝きを増すという特徴があります。
あるいは修正したり加工することでもっと良くなります。
どの製品も持ち得る特徴です。その特徴を把握して売れるかどうか、ってことです。
決してプロのセールスマンである必要はありません。あまり口がうまいとかえって胡散臭さを与えてしまします。 
要は誠実であること。これは友達と飲んだり、家族と話したり、旅先で知らない人と話す、
などなど多く会話を持つことで短い期間に必ず養えます。
話すだけではなく聞くだけでも糧になります。  

Q その他 
就職活動を通して感じた事や、気分転換の方法など何でもご記入いただければ幸いです。
A ・まさか自分が、、というのがリストラです。
再就職してもまたこの危機が来るのがこれからの日本です。
今までは会社のために何ができるかという考えでしたが、
自分はこの先何をしたいのかと常に考えた続けた方がいいかもしれません。
ひょっとしたら人生はずっと就職活動なのかもしれません。
  現状に甘んじているとリストラのショックが大きすぎますからね。
  今回の経験で、私はそういう考えになりました。

・気分転換:湘南に住んでいます。就職活動の合間をぬって徹底的にサーフィンしました。
沖縄に、マウイにも出かけ、一生分のサーフィンをしようと時間の許す限り、お金の許す限り挑戦しました。
徹底的に遊ぶことで就職への焦りがいい意味で生まれました。オンとオフにメリハリが出たわけです。
(オフが多かったようですが)
一生分したはずですが、まだまだ足りないと思っています。
もっとサーフィンするためにちゃんと就職しなければ、と思いました。
そういうアプローチもありです。なので悲観的に就職活動はしなかったという記憶があります。