Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

mogules

2010-02-14 23:48:42 | インポート

DSC_0364

今日2月14日は女子モーグル。
彼女たちの滑るときの気持ちはとてもとても良くわかる。
1本、1本、ゴールするたびに笑顔の彼女たち。
それだけで胸が熱くなる想いだった。

オイラは思い出してしまったのだ。モーグルのすばらしさを。

オイラもいい滑りができると自然にガッツポーズが出たものだ。
自分のイメージ通りにトレースできると笑みがあふれる。
それがモーグルだ。

オイラ的にはサトヤタエが残念だったなあ。
彼女の滑りはパワーや勇気だけでなく別格のウマサがあったのにな。

モーグルが日本でメジャーになりつつあったのは20年くらい前。
ロシニョールがモーグルモデルをリリースしたのもそのくらいだ。
モーグルをいきなり始めることなどできず、
全日本の連中でも子供のころはレースをしてるとか、
あるいはしっかり基礎スキーができないとあの滑りはできなかった。
縦に降りるっていう滑りね。
当時は道具の重さや性能で、モーグルは難しいカテゴリーだったのだ。

オイラは大学のときにプロになって、大学卒業後もスキーを職業にしてて、
で、27か28でモーグルを始めた。
モーグル自体はあまり浸透してなかったので、コブのあるバーンでは上手いモーグラーは本当に目立った。

 

ニセコやテイネや八方や雫石などなど有名といわれるバーンにはローカリズムが根付いていて、
地元のローカルより上手く滑れると暗黙の了解でコースを空けてくれたりしたな。

キロロに行ったとき、中学生のサトヤタエがいて、やはり当時から目立っていた。
恵まれた体格だったし、いい滑りをしてた。
『もっと練習するといいよ。もっと上手くなるよ。』と話した記憶がある。
長野のゴールドメダリストになったのは、それから8年後くらいである。

さて、上村愛子は惜しくも4位になったが、彼女のスタート順が最後から5番目ではなく、
3番か4番目だとまた結果が違っていただろう。

なぜかというと、彼女の滑りのあとの4人の選手は、彼女の滑りに感化されたからである。
彼女の滑りが、他の4人に勇気とパワーを与えてしまったのである。
上村以上に滑らないとメダルはない!そのくらい上村の滑りの影響力は大きいのだ。

オイラは今でも滑れるかなあ。
ウインドサーフィンや波乗りしてるからいけるかなあ。
金かかるしなあ。

今滑ったら3年ぶりになるな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿