思いもよらず仕事はEASYに終わり、2泊3日の行程で出張は終了。
無事に、BACK TO SHONAN。
1日目、いきなりホテル間違いでずっこけた。
その夜、会社の人たちと食事をしに霧島は国分に繰り出した。
ホテルから繁華街へ向かう途中の路地裏には、ロックなバーやジャメイカンなバーなど
ディープな店が立ち並ぶ一画があった。
行ってみてー!!と思いつつ、会社の連中と一緒なので普通の居酒屋へ。
鳥刺しやキビナゴ、地鶏を頂いた。
鹿児島で刺身というと魚ではなくて鳥が一般的らしい。へ~、と思う。
ビールを飲み、次は。。。当たり前だが皆焼酎を頼む。
皆に合わせる。
個人的にあまり好んでは飲まない。
鹿児島で、お酒ちょうだい!っていうと焼酎なのだ。日本酒ではない。
6:4でぐびぐび飲んだ。トゥルトゥルと胃に入っていく。
徐々に膀胱にビールと焼酎が溜まってきた。
その日のオイラの服装はというと、ヘインズのボクサーブリーフに、
リーバイス501タイプのクイックシルバーのジーンズ。
前開きがジッパーじゃなくボタン×5個のタイプ。
上はチェックのネルシャツ。
この3種類の衣類が悲劇を呼んだ。
普段オイラはピッチリしたボクサーブリーフで前開きのないやつを愛用。
ちゃんとジーンズのベルトを外し、前を開けて、で、パンツを適当な位置まで下してオシッコする。
オイラはトイレに入いった。少々酔っ払ってる。足元が覚束ない。
ベルトは外さず、ジーンズのボタンを外した。
ボタンは5個あるので上は外さず、下4個外せばよい。
しかし、ジーンズの構造上、一番下は外しづらい。
中3個だけ開けた。
中3個分だけだと完全開放ではないのでチンコを出すには意外とメンドくさい。
しかもブリーフの前開きに手を突っ込んでチンコを引っ張り出すので、
確実に段取り通り出してやらないと、変なところで尿道が圧迫されたり、編曲したりするのでよろしくない。
編曲とは曲のアレンジではなく、物がストレートに出ずちょこっと曲がるってことだ。
とにかく、オイラは違和感のある出し方をしたまま、ションベンを始めた。
勢いよい放尿感がある。
しかし、目の前の視界に放物線上に描かれたオイラのションベンはなかった。
『やべっ!!!!!!!』
ネルのシャツを腹までめくってないじゃないか!
シャツがそのままダランを垂れたままだ。
オイラのションベンはシャツにダイレクトにかかっていた。
ネルのシャツは吸水性がよく瞬く間にションベンを吸収した。
吸収されたションベンは、シャツの毛細管現象で上に上がってきた。
いちおトイレットペーパーに吸わせたが、グチョグチョである。
オイラはあきらめ、シャツをジーンズにインした。
シャツインはスゲーかっこ悪い。
席に戻った。 シャツインしてますよ、と若手がオイラに発言しやがった。
『いやー、腹冷えるんだよな』
でも濡れたシャツを入れるともっと冷える。
早くホテルに帰りシャツを脱ぎたかった。
しかし、2次会ですよ。女の子のいるスナックへ。
客があまりいなかったのでほとんどマンツーマン。
オイラについたのは30歳くらいのちょっと派手目な女だった。
どこから来たの? 神奈川県。
何歌う? いや、歌いたくない。
何飲む? 調子悪いからいらない。
元気ないですね。 もともとこういう性格なんで。
いやー、全然楽しくなかったぞ!!!
それなのに割り勘で5000円払ったし!
あ~無情。。