グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

早朝に限りますよね、酷暑時の農作業は。

2020-07-24 14:26:08 | Weblog
早朝に限りますよね、酷暑時の農作業は。

サク、サク、サク、サクっ。これが早起きして、朝露のある時分に、切る
アゼ草の音です。

じつに 爽快 。

刈払い機を使うときも、もちろん そう〔草/笑〕。朝露のなか、しゃきっ
とした草は、気持ちがよいほどよく切れます〔日が登って、萎れ気味に
なったときの草の切れとは、雲泥のちがいです
〕。

収穫だって、そう。

陽がのぼる前の果実をもぐときの、ぱきぱき感はじつに気持ちの良い
ものです。これだと収穫作業の効率もいい。
 
ことほどさように、酷暑時の夏場の農作業は早朝がいい。

・・・お日さまがすっかり登ったあと、ひとシャワーを浴びて、きれ
いになった草刈のあとや、箱詰めされて出荷を待つ収穫物や植え替え
られてのびのび感いっぱいのお花を眺める。 

これがまた いい。

作った農産物の価格が採算にあいさえすれば、そんな農家の生活も
じつに魅力的です。

法人経営だってそうですよね。

 早起きして作業し暑い昼間は風通しのよい屋内で過し、
 日が傾く時分に、 あすの作業の段取りをつけて1日の仕事を終える

・・・そんなフレックスタイム制を導入できる法人であれば、成功す
る確率は高くなると思います[ただし住宅地が近くにあり農作業の騒
音の問題がない場合に限りますけれど]。

 
晴れ ガーデニング作業だってそうですよね。
 たとえば鉢を一回り大きくする植え替え作業であれば、前日の
 夕方に新しい土や鉢を用意しておき、翌朝早朝にいっきに作業
 にかかり、作業をおえた鉢は順に涼しい場所に移動させる。こ
 れだと植え替えられた植物にも萎れが少ない。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染