こんな昆虫に出会ったら(どんな容姿やねん)
2008年分ですが、次回分資料として よろしかったらご参考に。
↓
台風や集中豪雨などの気象の変化がおきると、農作物の産地では 虫や
病気の話でもちきりになります。農家やガーデナーにとっては、重大な
関心事・・・昆虫、とくに害虫とされる虫は、作物を食害したり・ウイ
ルス病を媒介しますし、悪天候で弱った作物は、ただでさえ体力が弱っ
て病気にもかかりやすくなっていますから。
そんな話のなかで、こんなよび方があるのかっておもってしまう昆虫の
名前がありました。今回のブログは、そんな昆虫の名前を いくつかご
紹介したいと思います。
ではさっそく・・・
たとえば形から名前がつけられているような昆虫。そう、鼻が長いよう
な形をした虫だと ○○ゾウムシ。象ににてるってことで。
動作から名前をつけられた虫もいます。あの薄い1枚の葉の中にもぐっ
てしまうハエの幼虫は、ハモグリバエ。葉にもぐるハエですね。ハエだ
けではくミカンハモグリガ もいるんですよ。
いっぽう どこで言葉をきってよいのか、とても長い名前の害虫もいま
す。たとえば、クロイモクロホシカイガラムシ や ハランナガカイカ
イガラムシ 。トビイロマルイカイガラムシ に ミカンナガカキカイ
ガラムシなど。まるで落語のジュゲムの世界。単語を話すだけで、目が
まわるようですし、話がちっともすすまなくなりそう!
でも、じつは、どれもカイガラムシの種類。
語尾のカイガラムシがわかると すこしわかってきますでしょう?
このように言葉の切りかたがわかると、すこしわかってきておもしろく
なってきます。
たとえば カキの害虫の カメノコロウムシ。これは カメのような形
をしたロウムシの仲間なんです。
クロフタモンマダラメイガは、黒い紋章をもったマダラ模様のメイガと
よばれる蛾の仲間です。
サクランボの害虫の ミダレカクモンハマキ は、不定形の角張った模
様をもつ葉を巻く蛾の仲間。
ウチイケオウトウハバチは、たぶん、内池さんが発見したオウトウ/サ
クランボにつく葉バチ(だろうと/笑)。
マンゴーハフクレタマバエは マンゴーに寄生し、マンゴーの葉がふく
れたような症状をひきおこす小型のハエの一種です。
もちろん、言葉を切っても・いろいろ考えても、それでもわけのわから
ない名前も、もちろんあります。
スモモの害虫でサンホーゼカイガラムシ。最初聞いた時は、仏教の「三
法世界」 かと、誤解しました。ははは。
ビワの害虫には モモチョッキリゾウムシ。
バラの害虫の クロホシツブチョッキリ・ルリチョウジ・ホソオビアシ
ブトクチバ。
いったいどんな姿形をしているのだろうと、想像力が働きますね。きっ
と『スター・ウォーズ』にでてくる砂の惑星/タトウィーンの都市、モ
ス・アイズリーの酒場にいるエイリアンも顔負けの姿かたちや色彩をし
ているんでしょうね、きっと。
ふふふ。
ということでいろいろな名前のむしたち。作物を育てたり、栽培してい
るから、これらの虫たちと敵対関係にあるわけですけれど、こんな虫た
ち、名前や格好がわかってくると、なんか見てみたい・意外と好きかも
なんて話になってくるのですから、ヒトって不思議なものですね。
もちろん虫たちだって、悪気はない。目の前にあるから食べる。おなか
がすいたから、生きるためにたべる・・・ほんとは、ただそれだけのこ
となんですよね、きっと[などといいながらマダニなんかにやられたら
たいへんなことになりますけれど]。
では 最後にわざと変なところで名前を区切った害虫の姿を連想して、
たのしまれてくださいね。。
カツラマ ルカイ ガラムシ ・ モンク ロシャチ ホコガ 。
◎ ご安心を。実際の現場では、正確な学名で話す人など皆無。あの
青いのとか、白いやつとか、葉をまくやつとかそんなかんじです。
代表的なのが ハモグリ系の昆虫類。葉にもぐって葉に食い跡を
のこすので、「絵をかいているようだ」との意味で「エカキ」な
んてよばれてしまいます[表現がうまいっ]。
ミカンの大害虫 カミキリムシなどは、こちらでは テンギュウ。
いろいろな朱がいますが、まだら模様のテンギュウ とか、茶色
くて小さいテンギュウ というようなラフな呼び方をされてます。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
2008年分ですが、次回分資料として よろしかったらご参考に。
↓
台風や集中豪雨などの気象の変化がおきると、農作物の産地では 虫や
病気の話でもちきりになります。農家やガーデナーにとっては、重大な
関心事・・・昆虫、とくに害虫とされる虫は、作物を食害したり・ウイ
ルス病を媒介しますし、悪天候で弱った作物は、ただでさえ体力が弱っ
て病気にもかかりやすくなっていますから。
そんな話のなかで、こんなよび方があるのかっておもってしまう昆虫の
名前がありました。今回のブログは、そんな昆虫の名前を いくつかご
紹介したいと思います。
ではさっそく・・・
たとえば形から名前がつけられているような昆虫。そう、鼻が長いよう
な形をした虫だと ○○ゾウムシ。象ににてるってことで。
動作から名前をつけられた虫もいます。あの薄い1枚の葉の中にもぐっ
てしまうハエの幼虫は、ハモグリバエ。葉にもぐるハエですね。ハエだ
けではくミカンハモグリガ もいるんですよ。
いっぽう どこで言葉をきってよいのか、とても長い名前の害虫もいま
す。たとえば、クロイモクロホシカイガラムシ や ハランナガカイカ
イガラムシ 。トビイロマルイカイガラムシ に ミカンナガカキカイ
ガラムシなど。まるで落語のジュゲムの世界。単語を話すだけで、目が
まわるようですし、話がちっともすすまなくなりそう!
でも、じつは、どれもカイガラムシの種類。
語尾のカイガラムシがわかると すこしわかってきますでしょう?
このように言葉の切りかたがわかると、すこしわかってきておもしろく
なってきます。
たとえば カキの害虫の カメノコロウムシ。これは カメのような形
をしたロウムシの仲間なんです。
クロフタモンマダラメイガは、黒い紋章をもったマダラ模様のメイガと
よばれる蛾の仲間です。
サクランボの害虫の ミダレカクモンハマキ は、不定形の角張った模
様をもつ葉を巻く蛾の仲間。
ウチイケオウトウハバチは、たぶん、内池さんが発見したオウトウ/サ
クランボにつく葉バチ(だろうと/笑)。
マンゴーハフクレタマバエは マンゴーに寄生し、マンゴーの葉がふく
れたような症状をひきおこす小型のハエの一種です。
もちろん、言葉を切っても・いろいろ考えても、それでもわけのわから
ない名前も、もちろんあります。
スモモの害虫でサンホーゼカイガラムシ。最初聞いた時は、仏教の「三
法世界」 かと、誤解しました。ははは。
ビワの害虫には モモチョッキリゾウムシ。
バラの害虫の クロホシツブチョッキリ・ルリチョウジ・ホソオビアシ
ブトクチバ。
いったいどんな姿形をしているのだろうと、想像力が働きますね。きっ
と『スター・ウォーズ』にでてくる砂の惑星/タトウィーンの都市、モ
ス・アイズリーの酒場にいるエイリアンも顔負けの姿かたちや色彩をし
ているんでしょうね、きっと。
ふふふ。
ということでいろいろな名前のむしたち。作物を育てたり、栽培してい
るから、これらの虫たちと敵対関係にあるわけですけれど、こんな虫た
ち、名前や格好がわかってくると、なんか見てみたい・意外と好きかも
なんて話になってくるのですから、ヒトって不思議なものですね。
もちろん虫たちだって、悪気はない。目の前にあるから食べる。おなか
がすいたから、生きるためにたべる・・・ほんとは、ただそれだけのこ
となんですよね、きっと[などといいながらマダニなんかにやられたら
たいへんなことになりますけれど]。
では 最後にわざと変なところで名前を区切った害虫の姿を連想して、
たのしまれてくださいね。。
カツラマ ルカイ ガラムシ ・ モンク ロシャチ ホコガ 。
◎ ご安心を。実際の現場では、正確な学名で話す人など皆無。あの
青いのとか、白いやつとか、葉をまくやつとかそんなかんじです。
代表的なのが ハモグリ系の昆虫類。葉にもぐって葉に食い跡を
のこすので、「絵をかいているようだ」との意味で「エカキ」な
んてよばれてしまいます[表現がうまいっ]。
ミカンの大害虫 カミキリムシなどは、こちらでは テンギュウ。
いろいろな朱がいますが、まだら模様のテンギュウ とか、茶色
くて小さいテンギュウ というようなラフな呼び方をされてます。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」