花が咲いて。あのカマキリのセンスを想う。
朝に肌寒さを感じるようになった昨年のとある秋の日。
伸びたマンサクの剪定をしようと、用意した梯子をのぼって枝にハサミ
をあてたとき、その枝になにかがいるのに気づいた。
それは 茶色くて、とても おおきな カマキリ。
このカマキリ。 マンサクの数ある枝のなかの、その留っている枝に
ご執心で・・・どかせようとしても、どいてくれない。
思えばカマキリというのは不思議な性質[たち]で、これまでの経験で
も、こういったことは何度もあった。たとえばセージやラベンダーの幹
などはふつうのことであり、変わった個体の場合では たとえば車のバ
ンパーやアルミ製の窓のサッシ。そしてあるときは物干し竿ということ
さえもあった。そのときに移動させたとしても、しばらくするとやって
くる。
そういった経験から今回は、そのカマキリの留まっている、そのご執心
の枝の周辺の剪定は 見合わせることとして、つぎの作業にかかった。
年が明けて本日。3月3日のひな祭りの日。
満開となったマンサクをみあげながら、ふと くだんのカマキリを思い
出し、ハシゴをかけて上にのぼってみたところ
そこには
卵塊があった。
マンサクのお花のなかに、隠された宝物のように産みつけられた卵。
あかいマンサクのお花と、よくマッチした茶色い卵塊。
お花ズのなかに、あたかもデザインされたようなみごとな配置ぶり。
そんな卵の様子にきづいた瞬間[とき]、なぜか得意顔をしたあのカマ
キリの顔の映像が クローズアップされて脳裏に浮かんだ。
◎ この卵が孵化したら。子カマキリに、おかあさんの この
しごとぶりを、つたえてあげたいなと思いましたね。ええ、やっぱり。
「夢で終らせない農業起業」 「里地里山複合大汚染」
朝に肌寒さを感じるようになった昨年のとある秋の日。
伸びたマンサクの剪定をしようと、用意した梯子をのぼって枝にハサミ
をあてたとき、その枝になにかがいるのに気づいた。
それは 茶色くて、とても おおきな カマキリ。
このカマキリ。 マンサクの数ある枝のなかの、その留っている枝に
ご執心で・・・どかせようとしても、どいてくれない。
思えばカマキリというのは不思議な性質[たち]で、これまでの経験で
も、こういったことは何度もあった。たとえばセージやラベンダーの幹
などはふつうのことであり、変わった個体の場合では たとえば車のバ
ンパーやアルミ製の窓のサッシ。そしてあるときは物干し竿ということ
さえもあった。そのときに移動させたとしても、しばらくするとやって
くる。
そういった経験から今回は、そのカマキリの留まっている、そのご執心
の枝の周辺の剪定は 見合わせることとして、つぎの作業にかかった。
年が明けて本日。3月3日のひな祭りの日。
満開となったマンサクをみあげながら、ふと くだんのカマキリを思い
出し、ハシゴをかけて上にのぼってみたところ
そこには
卵塊があった。
マンサクのお花のなかに、隠された宝物のように産みつけられた卵。
あかいマンサクのお花と、よくマッチした茶色い卵塊。
お花ズのなかに、あたかもデザインされたようなみごとな配置ぶり。
そんな卵の様子にきづいた瞬間[とき]、なぜか得意顔をしたあのカマ
キリの顔の映像が クローズアップされて脳裏に浮かんだ。
◎ この卵が孵化したら。子カマキリに、おかあさんの この
しごとぶりを、つたえてあげたいなと思いましたね。ええ、やっぱり。
「夢で終らせない農業起業」 「里地里山複合大汚染」