遅れてきた まんさく くん。
次回関連ということで、数年前の3月の末分の再掲載です。
ちなみに 今年は、3月上旬のいま 満開です。
↓
休み明けの朝。
「みてくれよ。探していたCLEVEのシャツ。やっと手に入れたよ」
そういって事務所に はいっきたのは、上司の 甘木さん。手にシャツを
抱えて満面の笑顔である。
おっ、やりましたね。甘木さん。なかなかのチェックじゃないですかぁ
と、いって、話しに花が咲く。そう、このところ上司は、米国製のシャツ
探し に ご執心だったのだ。
「このタイプは、チェックのパターンが不規則なとこが いいんだよ」
と、いって 上司は、手に入れたというシャツを広げて見せた。
なるほど~。 CAMCOのものとは、ちょっとちがう柄なんですね。
緑が利いてますね。
ま
ま
と相槌をうつ。
そんな会話のなか、仕事の電話がなった。そう、3月の後半、この時期は
早期水稲の田植のシーズン。春の農業スタートの大事な季節なのだ。
「おっと、さあ 仕事・仕事。よし、さっそく このシャツを 着ての
初仕事といこう。」
と、ひとりごとをいいながら、 真新しいシャツに着替えた 甘木さんは、
現場にいくべく、はや足で 事務所をでていった。
・・・・と、いうことだったはずだったのだが・・・
10分後の事務所の給湯室の窓の外、磨りガラスの窓のむこうに佇んで
いたのは、さきほどの チェックのシャツを着た
甘木さんの 姿だったのだ。
あれ、甘木さん、まだいたのか。
これじゃあ 〔現場から〕催促の電話がきちゃうかも だよ。
とおもいつつ、わたしは、甘木さんにひと声かけるべく 窓をあけた。
しかし、そこにいたのは・・・・上司の甘木さんでは なかったのだ。
そこに。 開け放した窓の外に突っ立っていたのは 。。。。
ま
ま
ま
ま
ま
ま
ま
ま
ま
ま
ま
ま
この春の寒さで開花が遅れた・・・いわば 遅刻したマンサクくんなので
あった。
ことしは おそすぎだよ、まんさくくん。
昨日来の雨もあがって、いっきに満開になっていたマンサクにむかって
わたしは 声をかけた。 きっと笑顔 で。。
◎ ひと雨ごとの暖かさかな・・・ということで、遅れていた春も
なんとか到来みたいですね。
「夢で終らせない農業起業」 「里地里山複合大汚染」
次回関連ということで、数年前の3月の末分の再掲載です。
ちなみに 今年は、3月上旬のいま 満開です。
↓
休み明けの朝。
「みてくれよ。探していたCLEVEのシャツ。やっと手に入れたよ」
そういって事務所に はいっきたのは、上司の 甘木さん。手にシャツを
抱えて満面の笑顔である。
おっ、やりましたね。甘木さん。なかなかのチェックじゃないですかぁ
と、いって、話しに花が咲く。そう、このところ上司は、米国製のシャツ
探し に ご執心だったのだ。
「このタイプは、チェックのパターンが不規則なとこが いいんだよ」
と、いって 上司は、手に入れたというシャツを広げて見せた。
なるほど~。 CAMCOのものとは、ちょっとちがう柄なんですね。
緑が利いてますね。
ま
ま
と相槌をうつ。
そんな会話のなか、仕事の電話がなった。そう、3月の後半、この時期は
早期水稲の田植のシーズン。春の農業スタートの大事な季節なのだ。
「おっと、さあ 仕事・仕事。よし、さっそく このシャツを 着ての
初仕事といこう。」
と、ひとりごとをいいながら、 真新しいシャツに着替えた 甘木さんは、
現場にいくべく、はや足で 事務所をでていった。
・・・・と、いうことだったはずだったのだが・・・
10分後の事務所の給湯室の窓の外、磨りガラスの窓のむこうに佇んで
いたのは、さきほどの チェックのシャツを着た
甘木さんの 姿だったのだ。
あれ、甘木さん、まだいたのか。
これじゃあ 〔現場から〕催促の電話がきちゃうかも だよ。
とおもいつつ、わたしは、甘木さんにひと声かけるべく 窓をあけた。
しかし、そこにいたのは・・・・上司の甘木さんでは なかったのだ。
そこに。 開け放した窓の外に突っ立っていたのは 。。。。
ま
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ま
ま
この春の寒さで開花が遅れた・・・いわば 遅刻したマンサクくんなので
あった。
ことしは おそすぎだよ、まんさくくん。
昨日来の雨もあがって、いっきに満開になっていたマンサクにむかって
わたしは 声をかけた。 きっと笑顔 で。。
◎ ひと雨ごとの暖かさかな・・・ということで、遅れていた春も
なんとか到来みたいですね。
「夢で終らせない農業起業」 「里地里山複合大汚染」