触っている感のないお花って、いったい。
前回[こちら]・前々回[こちら]からひきつづいて、
本日は幽体離脱したばあいの感覚を連想させるお花のご紹介です。
↓
恋人の目の前で暴漢に射殺されたサム。気づけば恋人のモリーが血
だらけの自分を抱いている[幽体離脱の状態ですね]。 亡くなった
サムはゴーストになってしまったのだ。・・・そんなサムは、ゴー
ストになってもモリーのアパートで彼女と共にいた。しかしサムの
姿は、モリーからは見えないし、話しかけているサムの声を聞くこ
ともできない。さらには肉体のないサムにはペンやコップ、ドアノ
ブなどの物体はもちろん、たとえば道にころがっている空き缶を蹴
ることもかなわないし、モリーの身体に触れることさえできないの
だ・・・といった筋立ての映画、それがパトリック・スウェイジと
デミ・ムーアが恋人役を演じた1990年の「ゴースト/ニューヨー
クの幻」です。
大ヒットしましたし地上波のテレビで何度も放送されたので、ご存
知の方も大勢いらっしゃると思いますが・・そこにいるのにモリー
に気付いてもらえないサムことパトリック・スウェイジの演技には、
十二分なもどかしさをかんじさせてもらいましたし、ぁあ霊になっ
ちゃったら、ものにさわることもできなくなっちゃうっていう現実
を教えてくれる映画でもありました。
ということで そんな霊となったヒトの、物に触ったときの触感に
ついてのはなしが、本日のテーマになります。
いま現在生きている自分が、映画のサムのように見えている物体に
触っても、すり抜けたようになって触れない状態になるという、あ
の感覚が、今回のテーマです。
じつはですね、
そんな感覚におちいってしまう体験ができるお花 が あるのです。
そう触っているのに、触っているという実感がもてないというお花。
それが こちら。
ネムノキです。
道路わきや雑木林に生える落葉広葉樹のマメ科の植物で、大きいもの
では10メートルを超すような、大きな個体にも育ちます。宮崎県で
は6月下旬から咲き始め、7月中旬となったいまは 今年の開花もそ
ろそろ終わりというかんじ。
そんなネムノキが、触ったとしても触った実感を持たせないお花なの
です。花の外にほわーっとでている淡紅色で長いのが、雄しべの花糸
なのだそうですが、この部分がとくに 触っているのに触れたという
感覚を覚えさせない部分となります。
ということで、前回[こちら]・前々回[こちら]からひきつづいて、
本日は 幽体離脱したばあいの感覚を連想させるお花のご紹介で
した。ちかくにネムノキがある、お花も咲いてる・・というかた、
ちょっとだけ サムの気持ちを体感してみるのも一興 かと。
とはいったものの、ひとの五感はひとそれぞれ。そんな感覚はち
っとも味わえなかったという方も、おられることと思います。そ
んなときは “お花のあま~い香り”は楽しめます ということで、
どうかご勘弁を。
「ゴースト/ニューヨークの幻」ですが、原題は まんま
「ゴースト」なんですね。そしてあのコメデイの『フライン
グハイ』や『裸の銃を持つ男』のジェリー・ザッカーが監督
というのも おもしろいですね。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」
のの
前回[こちら]・前々回[こちら]からひきつづいて、
本日は幽体離脱したばあいの感覚を連想させるお花のご紹介です。
↓
恋人の目の前で暴漢に射殺されたサム。気づけば恋人のモリーが血
だらけの自分を抱いている[幽体離脱の状態ですね]。 亡くなった
サムはゴーストになってしまったのだ。・・・そんなサムは、ゴー
ストになってもモリーのアパートで彼女と共にいた。しかしサムの
姿は、モリーからは見えないし、話しかけているサムの声を聞くこ
ともできない。さらには肉体のないサムにはペンやコップ、ドアノ
ブなどの物体はもちろん、たとえば道にころがっている空き缶を蹴
ることもかなわないし、モリーの身体に触れることさえできないの
だ・・・といった筋立ての映画、それがパトリック・スウェイジと
デミ・ムーアが恋人役を演じた1990年の「ゴースト/ニューヨー
クの幻」です。
大ヒットしましたし地上波のテレビで何度も放送されたので、ご存
知の方も大勢いらっしゃると思いますが・・そこにいるのにモリー
に気付いてもらえないサムことパトリック・スウェイジの演技には、
十二分なもどかしさをかんじさせてもらいましたし、ぁあ霊になっ
ちゃったら、ものにさわることもできなくなっちゃうっていう現実
を教えてくれる映画でもありました。
ということで そんな霊となったヒトの、物に触ったときの触感に
ついてのはなしが、本日のテーマになります。
いま現在生きている自分が、映画のサムのように見えている物体に
触っても、すり抜けたようになって触れない状態になるという、あ
の感覚が、今回のテーマです。
じつはですね、
そんな感覚におちいってしまう体験ができるお花 が あるのです。
そう触っているのに、触っているという実感がもてないというお花。
それが こちら。
ネムノキです。
道路わきや雑木林に生える落葉広葉樹のマメ科の植物で、大きいもの
では10メートルを超すような、大きな個体にも育ちます。宮崎県で
は6月下旬から咲き始め、7月中旬となったいまは 今年の開花もそ
ろそろ終わりというかんじ。
そんなネムノキが、触ったとしても触った実感を持たせないお花なの
です。花の外にほわーっとでている淡紅色で長いのが、雄しべの花糸
なのだそうですが、この部分がとくに 触っているのに触れたという
感覚を覚えさせない部分となります。
ということで、前回[こちら]・前々回[こちら]からひきつづいて、
本日は 幽体離脱したばあいの感覚を連想させるお花のご紹介で
した。ちかくにネムノキがある、お花も咲いてる・・というかた、
ちょっとだけ サムの気持ちを体感してみるのも一興 かと。
とはいったものの、ひとの五感はひとそれぞれ。そんな感覚はち
っとも味わえなかったという方も、おられることと思います。そ
んなときは “お花のあま~い香り”は楽しめます ということで、
どうかご勘弁を。
「ゴースト/ニューヨークの幻」ですが、原題は まんま
「ゴースト」なんですね。そしてあのコメデイの『フライン
グハイ』や『裸の銃を持つ男』のジェリー・ザッカーが監督
というのも おもしろいですね。
「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜」
のの